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芝居空間侍エレクトリカルパレードぶろぐ部

東広島で活動中のエンターテイメント時代劇集団「芝居空間侍エレクトリカルパレード」のブログです。

 
本作がより楽しめるよう、登場人物達が「皇帝陛下の料理人」の世界をレクチャーするブログ限定企画。
2回目は王様・黄英瞬が治める蒼竜の街について、顔役のこの人がご案内!
 
第2弾◆親分こと虎 聯(フー リアン)の蒼竜まるっとガイド~蒼竜の街について~
 
 
おいおい、泣くんじゃないよ。蒼竜国の大臣様がみっともない。
……聞いてないな。
仕方ない、ここからは私が案内してやろう。
 
私達が暮らす蒼竜は、城を取り囲むようにできた町に約20万人の国民が暮らす国だ。
 
洗練された城下町として栄える正門側に比べると、裏町はちょっとばかし汚くてうるさい所さ。
だが様々な人と店が集まるそこは、夜が更けるほど活気づく。
特に飲食店の多様性は驚くばかりで、蒼竜の伝統料理を出す上流レストランから、聞いたことも無い国の見たことも無い料理を出す屋台まで、所狭しと立ち並ぶ様は圧巻だ。
競争率も高く、料理人達の熾烈な戦いが日夜繰り広げられている。
 
!ポイント!
私のオススメは「朱虎飯店」だな。
 
手頃な値段で美味い食事、可愛い店員と美人のオーナーが待ってるよ。
……って、なんだい。宣伝はダメ?野暮言うない。
 
さて、裏も表も賑やかな中心街から離れたところに廃墟があるのは知ってるか?
この区域には、20年前ほど前、暴君・遼王が宮殿を構えていたのさ。
黄皇帝に滅ぼされた後に廃墟となった宮殿と当時の城下町跡をあわせて旧市街地と呼ばれてるが、現在は脛に傷ある輩が徘徊するちょっとばかり不穏な場所だ。
危ないから一般人は近寄っちゃあいけないよ。
なんでも、自分たちを滅ぼした黄皇帝を恨む、遼王とその一族の亡霊がいるとか、いないとか……なんてね。(呟いて、裏町の人混みの中へ消えて行く。)
 
 
ということで、第2弾はこれにて終了!
次回は王様・黄英瞬が住む蒼竜の城について、王様を愛してやまない彼女がレクチャーします。
お楽しみに!
 
 

「皇帝陛下の料理人」2度目の本番が迫って参りました。

 

ということで、改めてキャストからのメッセージを公開します!

テーマは、

「私のここを見てください!」

 

今回は侍メンバー編その1

早速行ってまいりましょ~╰(`*)╯♡

 

侍では久々に若者を演じます!

◆代表・森新太郎

 

 
 
「今回殺陣協力してくださった田中さんの劇団「劇団小豆組」に僕が昨年『ひなぎく見参!』という作品で客演しまして、その作品が恋愛要素バリバリの作品で、壁ドンやらハグやらなんやらかんやらさせられまして鍛えられまして今回のこの作品も恋愛要素がありましてそのへんをがんばりましてきゅんとしてもらえたら幸いです。」
 
 
演じるは王様・黄 英瞬(こう えいしゅん)
はたしてお客様をきゅんとさせられるのか!?
 

 
 

 

 

 

 

 

 

侍のニューフェイス!

◆吉原愛莉

 

 

 

 

「正団員になって初めての公演です。私を学生の頃から観てくださっている方々にも、初めて観てくださる人にも、吉原ってすごいやつだと思ってもらうのが、今回の密かな目標です。

 

今回の役は、きちんとできればその目標を達成させるのにはピッタリなのです。いままでやってこなかった主人公と対立する立場の役で、とても強い人です。

役をもらってすぐの頃は、私本人とは全く別のキャラクターだと思っていましたが、やり込んでいくうちに似ている部分も見つかりました。というよりも、私に近いキャラクターになっていきました。同じ役をやっていらっしゃる宝子丸さんとは、全然違う方向に自然になっていったのはとても不思議で面白いことですね。

 

私は人に甘えるのが苦手だなとつくづく思います。それは、私のワガママを伝えてそれを通すことによって周りの人との繋がりが薄くなることを恐れるからです。でも実はそれは逆で、自分の思いを上手く伝えないと関係は深まっていかないのです。

私はお芝居がしたかった。この劇団の皆ともっと仲良くなりたかった。だから、色んな不安はあれど、仕事も変えて、生活を変えて、正団員になりました。結果として、なってよかったなと思います!憧れて手の届かない人だと思っていた方々の仲間になれて、毎日がとても楽しいです!

 

好きなことに、自分らしく生きることに一歩を踏み出す。その勇気を伝えられるお芝居だと思います。私のキャラクターは最後の最後でようやくその一歩を踏み出します。その表情や思いに是非注目してみてください!!」

 

 

 

演じるは皇帝陛下の料理人・黄 太海(こう たいかい)

第一歩を踏み出した彼女の勇姿をご覧あれ!

 

 

 

その2に続く!

「皇帝陛下の料理人」は広い中国が舞台!
主人公・王様の家族や国同士の関係など、少し複雑な部分も……
 
というわけで、ブログ限定企画!
本作がより楽しめるよう、登場人物達が「皇帝陛下の料理人」の世界をレクチャーしちゃいます!
 
 
 
第1弾◆大臣こと呈牧(ていぼく)の王様養成講座~蒼竜の歴史~
 
 

 
こんにちは、大臣です。
今日は王様……黄 英瞬(こう えいしゅん)様が治めるこの国・蒼竜(そうりゅう)の歴史について学んでいただきます。
 
立派な為政者になるためには、国のことを深く知ることが必要不可欠ですからね。
ね、王様!起きなさい!!
 
 
……さて、群雄割拠の中国大陸西方にある小国・蒼竜が現在のように栄え始めたのは、つい最近のことです。
約20年前までこの土地は暴君・遼王(りょうおう)の圧政下にありました。
しかし、東方の大国・黄竜(こうりゅう)がそれを制圧。遼王とその一族は滅ぼされ、この国も黄竜の属国……家来のような立場となったのです。
 
ちなみに、この時の黄竜の皇帝は、私達の王様――黄 英瞬様のお父様にあたります。
王様の「黄(こう)」という名字は皇帝の一族のもの。王様はあんな感じですがとても高い身分の方なのですよ。あんな感じですが。
 
!ポイント!
権力は黄皇帝(皇帝陛下)>>>>>蒼竜王(王様)
 
黄皇帝の権力はそれはもう凄まじいものです。
代々、黄家の長子が黄皇帝となり、弟や血筋の者が黄皇帝に従う国々の王となるのが通例なのですが、前皇帝の長子である英瞬様はその地位を弟・英文(えいぶん)殿下に譲り、蒼竜王となりました。
前皇帝は料理に情熱を注ぐことを快く思っていませんでしたから、遠く離れた蒼竜にいる方が気ままに料理に打ち込む生活ができたのです。
でも、だからって!ああ信じられない!なんて嘆かわしい……(おいおい泣きながら去って行く)
 
 
ということで、第1弾はこれにて終了!
次回は王様・黄英瞬が治める蒼竜の街について、顔役のあの人がレクチャーします。
お楽しみに!