チベタヌス交配に挑戦 | 季節の覚書

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クリスマスローズと日々の些細な出来事

先日のズーニィさん講習会の後、チベタヌスと交配して頂いた子たちです。

 

 

私がお迎えのddイエロー(ダブルハピネス系)

    

白っぽく写っていますが、カナリアイエローと言った感じです。

ズーニィガーデンさまオリジナルの「ダブルハピネス」は福寿草をイメージして作られたそうです。

この子は認定漏れですが、黄色い花が揃って上向きに咲く姿はまさに福寿草!

特にこの子の様に二段咲きっぽい子が好みです♡

 

 

Nさんお迎えの「日本の色シリーズ」のsd茜

    

この子はゴールド系の茜ですが、写真より綺麗で、まさに夕焼け空の色。

ここで見て頂きたいのが雌蕊の柱頭。

非常に受粉しにくいチベタヌス交配ですが、受粉させる雌花の雄蕊が開く前~外側の雄蕊一列位が開き始めた頃がベストだそうです。

時間帯は雄花の花粉が一番出やすい10~14時頃(・・・だったかな?)

ルーペを使い、雌蕊柱頭の先を確認しながら受粉させるそうです。

この茜は柱頭の先が大きく(大きい方が受粉しやすい)、受粉させた当時は先がベタベタして受粉には適期でした。

ズーニィお父さんご愛用のルーペで「見て」と言われましたが、超接近して見なければならず、老眼の私には「黄色い何か」が見えただけでした(苦笑)

 

本来でしたら受粉しにくいチベタヌスやヴェシカリウスを使った交配は特に、雌花の自家受粉を防ぐ為に雄蕊を除去するべきですが、綺麗な花なんでチベ交配が失敗しても自家受粉でもいいかな?とそのままにしています。

去年もズーニィ次男さんにチベタヌスの花粉をつけてもらいましたが、微妙にサヤが膨らんだものの空っぽの「想像妊娠」で終わっています。

 

次はどんな可愛い子に出会えるのか?来月末の三日間の展示即売会が今から楽しみです。