人生がときめく工作の魔法 | 隙間風のブログ

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  ~日々是好日~

自粛続きで外出も憚られますね。

普段なら土日はブラブラあちこち出歩くのが楽しみなのですが、今は近所のスーパーやホームセンターで食品や日用品を買うぐらい。

 

さて、半年ぐらい前から「理想のハムスターケージ」の制作構想プランを練っておりまして、それがようやく完成したのですよ。

以前、末っ子に「お母さんが使うのって業務用やん」と言われまして、静かに傷ついていたのです。

お母さんの本気を見せてやるメラメラ、と自分の思い描く理想のハムスターケージを制作しました。

休日は自宅に引きこもり、ネットで材料の調達と工作に励むこと数ヶ月、トリコモナスのせいで何度か中断しましたが、ようやく完成に辿り着きました。

 

・ケース本体 …木工職人さんに制作依頼

・ハウスの土台用ツリー …流木専門雑貨屋さんに制作依頼

・ハウス …ダイソーで購入したものを改造&塗装

・砂浴び場 …上に同じくダイソーで購入したものを改造&塗装

・回し車 …サカイペットさんで購入したものを塗装

・給水器 …サカイペットさんで購入したものを塗装&飾り付け

・餌入れ …セリアで購入した容器をアレンジ

・給水器と餌入れ置き場 …ダイソーの木の台を塗装&アレンジ

・餌場への階段 …メルカリで購入した切り株コースターで制作

・植木 …園芸通販ショップで購入したギンバイカ(マートル)の苗

 

全体像はこんな感じ、サイズは横60センチ×奥行き45センチで制作しましたが、自分のイメージをすべて詰め込むには小さ過ぎました。最低でも横90センチが必要だと痛感叫び

 

ケースを斜めから見た感じ音譜

木工職人さんは私のイメージ通りに制作してくれましたよドキドキ

 

上から見たところ、アクリルに空気穴を開けています。

 

前面扉を開けるとハムちゃんとのコミュニケーションもドキドキ

 

ケージの中央はツリーハウス、右側は給水器と餌場、トイレのエリアです。

ハウスはダイソーのハムスター用ハウスですが1台だけでは小さいので2台をくっつけて奥行きを伸ばし、後方の屋根を取って湿気がこもらないようにしています。

右のサカイペットさんで購入した屋根付き給水器は、私の下手くそな塗装のせいで台無しに( ´;∀;`)

なんとか誤魔化せないかと試行錯誤してジオラマ用の蔦を絡ませてみましたが、やっぱり失敗。

蔦の絡まるアンティークなチャペルにしたかったのになぁ…

手前の餌入れはセリアのイースターエッグの容器(だと思う)、グリーンは野菜果物用、ピンクはペレットなどのドライフード用にしています。

この餌場の下にトイレを設置しています。

 

餌場への階段は切り株で自作しました。

 

左側手前はサカイペットさんの木製回し車。

日本で販売している回し車のなかで最高峰だと思いますよ、本当に素晴らしいクオリティ。

左奥はギンバイカの苗を置いてみました。

ギンバイカは古代オリエントの時代から利用されているハーブの樹。

ハムちゃんの故郷、シリアに縁のあるものを置いてみたかったのです。

 

ツリーハウスの前に設置した砂場はダイソーの木製トレイを塗装し、その上に木の枝を接着剤で固定、更にその上にダイソーのミニチュアガーデンのフェンスを設置しました。

 

ご覧のように、シリアンには窮屈なのですよ(;´д`)トホホ…

接着剤を使っている箇所や切り株階段など、余裕で破壊されることが予想されるんですよね。

ジャンガリアン(飼う予定はないけど)にはちょうど良いかもしれません。

 

ちなみに接着剤はハムちゃんに害の無いものをとネットであれこれ調べまして、「にかわ職人」なる商品を購入したのですが、匂いが完璧なニカワで家族に不評でした…

時間が経つと匂いは消えるのですけどね。

 

工作している間はあれこれイメージを膨らませて、嫌なことを考えずにすみました。

塗料の知識なんてまったく無かったんですが、イメージにピッタリの木材用塗料と出会えたときは胸がトキメキましたよ。

ブログタイトルを「人生がときめく工作の魔法」に変更しようかと思うほど。

 

今回、理想のハムスターケージを制作して、コスト面では高くつきましたがそれ以上に得るものがありました。

自粛すべきこの時期に、自宅に引きこもることが苦痛ではなかったからです。

 

とはいえ、コロナの感染者は増える一方でテレワークもまだまだ続きます。

今度はケージ本体やツリーハウスを自作するところからチャレンジできるぐらい、腕を磨きたいですよ(*´ω`*)