贈答文化の起源とは | ~マナースタイリスト 伊藤 朋江~プロトコールマナーでエレガントに

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マナースタイリスト、伊藤朋江です

 


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昨日の記事で、日本の複雑な贈答文化について触れました

 

本日は、その起源についてのお話です

 

 

 

日本では縄文時代の頃から贈答の習慣があったようです

 

この頃は稲作も未発達で

 

狩りで射止めた小動物や木の実などが主な食べ物でした

 

 

 

けれど子供や高齢者は

 

狩りも出来なければ木の実を取ることもできません

 

そこで元気な若者が代表して狩りをしたり木の実をとって

 

子供や高齢者に分配したのです

 

 

 

これが、日本のテーブルマナーの起源であり

 

贈答文化の起源でもあるのです

 

遥か昔から互いに助け合い、支え合って生活してきたのですね

 

 

 

やがて稲作が栄えると、共同体が生まれます

 

皆で神社に参拝したり神事が執り行われるようになります

 

 

 

豊作を願い、無病息災を願い、子孫繁栄を願い

 

神様へ酒や魚や野菜をお供えします

 

 

 

神事が済むと、参加した人たちで

 

お供物を分け合います

 

 

 

これが、贈答のもうひとつの起源であると言う説もあります

 

 

 

神事に参加した人たちと神との「共食」であったものが

 

やがて人々同士の間でやりとりされ

 

贈答の風習へと変わっていったのですね

 

 

 

中世以降の武家社会では

 

贈答は物と物との交換が主流でした

 

 

 

赤飯やお餅が重宝されていたようで

 

現在でも、お中元やお歳暮に食べ物が多いのは

 

この名残とされています

 

 

 

人と人とのお付き合いの証として品物を贈り合う習慣が

 

時代の流れと共に、更にさまざまな要素が加わり

 

複雑さを増してきたのです

 

 

 

お中元やお歳暮だけでなく

 

子供の成長に関する贈り物

 

結婚や葬儀、お見舞い

 

新築祝いまで広がり

 

 

 

包装紙や水引き、熨斗の文化も

 

完成されていったのです

 

 

 

贈答の心遣いは

 

日本人の心遣いそのもの

 

 

 

ユニークな文化を、しっかり継承していきたいものですね





 

 





 

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