敬語を美しく使うこと | ~マナースタイリスト 伊藤 朋江~プロトコールマナーでエレガントに

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みなさま、ごきげんよう

 

マナーは人生を彩るエッセンス

 

マナースタイリスト、伊藤朋江です

 

 

四季のある日本では

 

美しい言葉がたくさんあります

 

 

 

天気に関するものや、吹く風に関する言葉も

 

大変豊富にありますね

 

 

 

例えば

 

4月に吹く風は「風光る」と表現しますが

 

5月に吹く風のことは「風薫る」と表現します

 

 

 

気温も高くなり

 

緑も一層濃くなった5月に吹く風からは

 

香りまで感じられるようになる、という意味ですね

 

 

 

風は目に見えないけれど

 

香りや、肌で感じることはできるものです

 

 

 

それを言葉に表すことのできるのは

 

日本人の豊かな感性によるものですね

 

 

 

さて

 

日本語は、美しさと難しさが

 

まさに表裏一体の言語です

 

 

 

それは「敬語」の存在があるからです

 

 

 

ちなみに「敬語」には

 

「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」「美化語」

 

などがありますが

 

 

 

使用する際には、それぞれの立場や

 

TPOに応じた使い分けが必要です

 

 

 

さらに厄介なことに

 

間違った敬語は

 

かえって相手を不快な思いにさせてしまうこともあります

 

 

 

「お名前を頂戴できますか?」なども

 

最近、よく聞くのですけれど

 

 

 

名前は差し上げることができませんので

 

「お名前を教えていただけますでしょうか?」

 

で良いのです

 

 

 

また、病院では

 

「患者様」という言葉が使われているようですけれど

 

なんとなく違和感を覚えます

 

 

 

近年は、どこの職場でも

 

基本的な挨拶や敬語などは指導しているようですが

 

 

 

敬語というものは

 

相手との関係を正しく理解した上で

 

個々に使用するものです

 

 

 

つまり、相手との関係や心理的な距離を

 

言葉にして表現することにもなるのです

 

 

 

敬語は、その使い方の程度によって

 

「よそよそしい感じ」にも

 

「馴れ馴れしい感じ」にもなります

 

 

 

問題は、相手がどのように受け止めるのか、ということですね

 

 

 

慣れない敬語を使うよりも

 

真心と思いやりの気持ちを込めて発した言葉の方が

 

言葉の美しさだけでなく

 

心の美しさも伝わることもあるのです

 

 

 

敬語は、基本をしっかりと身につけた上で

 

自分の言葉で伝えることが大切ですね

 

 

 





 

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