みなさま、ごきげんよう
マナーは人生を彩るエッセンス
マナースタイリスト、伊藤朋江です
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みなさまは、「愛想」と「愛嬌」について
考えたことはおありでしょうか
最近、マナーの世界でも
カタチに捉われているものが多くなっているように感じています
立ち姿、座り方、手の組み方、お辞儀の仕方などは
まさに「形式化された立ち居振舞い」であるかのように、
皆同じような動きをしていて
そこに本当に心が込められているのかどうかわからないような感じがすることがあります
単なる表面だけの演技のように見えてしまうと
誠意が感じられなくなってしまいますよね
たとえ少々不格好でも
そこに愛想と愛嬌が加われば
かえって好感を持たれるケースも多々あるのです
ところで
「愛想」と「愛嬌」の違いは何でしょう
「愛想」とは
相手に良い感じを与えるための行為や行動で
「愛嬌」は
もともと備わっている可愛らしさや憎めない雰囲気
のことを言いますよ
言い換えると
愛想は外面的要素で
愛嬌は内面的要素です
マナーはカタチよりも心であることを
いつもお伝えしておりますが
結局は、「心」が成熟してくると自ずと人間性が養われ
愛嬌がでてくるのだと思います
心が成熟するためには
教養を身につけるだけでなく
感謝の気持ちを忘れないことが大切です
良好な人間関係などにおいて
改めて「愛嬌」の大切さを考えてみたいものですね
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