「お気遣い」と「お心遣い」と | ~マナースタイリスト 伊藤 朋江~プロトコールマナーでエレガントに

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マナースタイリスト、伊藤朋江です



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昨日は、マナーコーチングでした




 いつもお美しい笑顔でいらっしゃる、


まみさん




昨日は、「心を健康に保つためのコツ」や


「自分の日常を底上げするためのコツ」などについて


お話しいたしました




じっくりとお話をお聴きしながら


わたくし自身の在り方も省みる機会をいただいております


いつもありがとうございます



***



さて

 

「お気遣い」と「お心遣い」

 

こちらの言葉

 

似ているようで、実は使う場面が違います

 

 

 

「お気遣い」というのは、辞書を引くと

 

あれこれと気を使うこと」

 

よくないことが起こる恐れ」

 

という、二つの意味があります

 

 

 

つまり、「お気遣い」とは

 

相手が自分に対して

 

気を使ってくださること、配慮してくださること

 

という意味です

 

 

 

一方、「お心遣い」というのは

 

「あれこれと気を配ること」「心配り」

 

「祝儀」「心付け」

 

とあります

 

 

 

つまり、「お心遣い」とは

 

相手が自分に対して

 

気を配ってくださること

 

という意味です

 

 

 

・・・ここまで来て

 

「お気遣い」と「お心遣い」

 

同じじゃないの?と思われたのではないかしら

 

 

 

辞書を引くと、確かにとても似ているのですけれど

 

決定的に違うところがあります

 

 

 

「お気遣い」というのは

 

「気を使う」わけですから

 

「神経を使って、お相手のために何かをしたり言葉をかける」

 

という意味があります

 

 

 

例えば、お相手が

 

「暑いでしょう」と、冷たい飲み物を出してくださった時に

 

「どうぞ、お気遣いなく」というように使います

 

 

 

「どうぞ、お心遣いなく」

 

とは言いませんよね

 

 

 

体調などを心配して、声をかけてくれた時などにも

 

「お気遣い、ありがとうございます」

 

ということができるのです

 

 

 

一方、「お心遣い」は

 

「心を使う」のですから

 

「真心や思いやりを示してくれること」という意味合いが強いのです

 

 

 

相手が思いやりを示してくれた時に

 

「あたたかいお心遣いありがとうございます」と言いますよね

 

「あたたかいお気遣い」とは言わないのです

 

 

 

お祝いやお見舞いなどのお品物を贈られた時にも

 

「お心遣いありがとうございます」となります

 

 

 

「お気遣い」と「お心遣い」

 

日本語ならではのニュアンスを味わいながら

 

あたたかい気持ちを意識して使ってみませんか?

 

 





 

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