相変わらず更新が久々になります。
でも、結構真面目に書いてみました。
これまで色々と購入したものはありますが、レビューとなると準備が必要になるので、
今回は、いよいよ明日27日に発表が公然の噂となっている、MacBookについてです。
噂は出回っていますが、私なりに次のモデルの予想をしてみたいと思います。
まず、現状の噂をまとめると、
発表されるのはMacBook Pro 13/15とMacBook 13(Airという名ではない)
MagSafe2、USBポート、Thunderbolt2 、SDカードの端子廃止
USB3.1、Thunderbolt3の追加
第7世代ではなく、第6世代のIntel CPU搭載
AMDのGPU搭載(一部のモデル)
Magic Toolbarと噂されるOLEDキー?がキーボード上部に設置される
TouchIDが搭載される
従来より薄型になる
あたりが噂されています。
ですが、これでは単なる噂集めであり、ここからが私なりの予想になります。
この先、ツラツラ長くなるので、要点だけ先に言います。
MacBook Proは、Thunderbolt3によって、
外部GPUと接続するモデル
になるということです。
全然根拠もないですけど、予想 ですからね。
まずは、上記~の噂に関して、妥当性があるかどうか、
私なりの見解をツラツラと書いていきます。
については、Macbook 13の存在が気になりますが、ほぼ確定でしょう。
について。噂で気になったのは、MagSafe2がなくなるということでした。USB3.1に置き換わるとしてそれで電力が賄えるんだっけ?ということです。
これまでのMBP15は85WのAC電源を使用していました。
これは、CPU、GPU(GeForce)など、最大負荷時の全体の消費電力が85w程度まで上昇する可能があることを意味しています。
それでは、次のMBP15はどうなるかと予想すると、劇的な電力改善技術が出てきたわけでもなく、CPUは誤差程度に下がる見込みですが、トータルとしてはそこまで電力は下がらないと予想されます。
すなわち、最大で85w級の電力を補う可能性があるということ。
それでは、USB3.1ではどれ位電力が供給できるかというと、
なんと最大100wもの電力供給が可能です。
これまで、iPhoneなどでは5w〜多いもので10w程度だったのを考えると、USBでそこまでの電力供給出来るとは驚きです。
ということで、MagsSafe2が廃止され、USB3.1に置き換わることは、技術的には可能になります。
参考までに、現在Macbookで使用しているUSB-Cは29Wでしかないので、全然たりません
Intelの第6世代のCPUということですが、これも確定でしょう。
MBPに使うCPUは、モバイルでも上位のCPUであり、
今発表されているのはより低電力のものだけだからです。
もちろん、サプライズでIntelがApple専用に先行して開発している可能性も0ではないですが、ここ最近Intelは特定の顧客に対して
カスタマイズされたCPUをリリースしていないため、可能性は薄いでしょう。
AMDという噂ですが、まぁそうなのかな、と。
実は私はAMDのGPUを使ったことがないので、
何となくNVIDIAがいいな、と思ってしまいますが。
これは、おそらく今回の発表のメインの一つ。
先ほどリーク画像も来ましたね。
TouchIDは右上に搭載されるようです。
ここが私の予想のポイントです。(ようやく)
USB3.1の規格をほぼ一杯に使って、85wクラスのPCになったとして、
今度は放熱が課題となってきます。
熱いものが収まる空間が狭くなれば、その分温度は高くなります。
小さな部屋で暖房を効かせれば、すぐに暖かくなりますが、
例えば体育館のような広いところで同じ暖房を使っても、
全然暖かくなりません、というように。
ファンや、冷却機構、Chipの低電力の技術改良などによって、もちろんある程度は改善することが可能ですが、劇的に変える技術は今はなく限界があります。
何が言いたいかというと、単純に薄型にするには、放熱が厳しくなり、
大幅に薄くすることは厳しいのではないかということ。
MBPで電力を占めるのは、CPU,GPU,Displayあたりが支配的だと思われます。
この中で、唯一無くなっても成り立つものがあります。
それが、GPUです。
しかしながら、MBP15は、クリエーターモデルである必要があり、
Intel内蔵GPUだけでは成り立ちません。
では、どうしたらいいのか?
ヒントは、少し前に出た噂にあると思っています。
それが、こちらの記事。
http://japanese.engadget.com/2016/06/02/5k-gpu-5k-macbook/
こちらの記事のポイントは、Display側にGPUを搭載することで、
非力なPCのグラフィックを助けるということ。
では、MBP15と、5Kモニターを一緒に購入してください、となるかというと、それはさすがにユーザーをナメテいます。
そうではなく、GPUだけ、オプションとして外に出してしまうわけです。
その接続として、Thunderbolt3を使うわけです。
ちなみに、Thunderbolt3は、40Gbpsx2(双方向)の帯域を持っており、
現在デスクトップのグラフィックボードのIFとして用いられる
PCI Express 3.0 x16 の32Gbps(双方向)以上の性能を持っています。
GPUを外に出すことで、これまでPCの半分程度の熱源となっていたGPUの熱を放熱する必要がなくなるため、より薄型、低電力なPCにすることが可能となります。
実は、ご存知の人もいるかと思いますが、既にこのコンセプトを商品化しているものがあります。
RAZER社の、BLADE STEALTHというモデルです。
Note PCには、CPU内蔵GPUを用い、外部GPUを使う際には、Thunderbolt3を用いる事で、NVIDIAやAMDなどのデスクトップ用のGPUを用いることが出来ます。
ということで、私の予想としては、この右上の写真のようなDesktop用のGPUを接続することができる、Graphic BOXを別売りにするのではないかと思っています。
そうすることで、モバイル用途は軽量に、自宅ではパフォーマンスに切り替えが可能になります。
では、そのGraphic Boxの値段はどの程度を予想しているのか?という点ですが、
おそらく9万程度になるのではないかと予想します。
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この勢いで、Specや値段まで予想してみました。
根拠のない予想ですので、外れても文句を言わないでくださいませ
Macbook Pro 15新旧比較(予想)
| 現状 | New | ||
CPU | Core i7-4770HQ(2.2/3.4GHz) | Core i7-4870HQ(2.5/3.7GHz) | Core i7-6700HQ(2.6/3.5GHz) | Core i7 6870HQ(2.7/3.6GHz) |
Memory | 16GB 1600MHz DDR3L | 16GB 1600MHz DDR3L | 16GB 2133MHz DDR4L | |
SSD | 256GB | 512GB | 256GB | 512GB |
GPU | Intel Iris Pro Graphics 5200(CPU内蔵) | Intel Iris Pro Graphics 5200(CPU内蔵)、AMD Radeon R9 M370X(2GB GDDR5) | Intel Iris Pro Graphics 580(CPU内蔵) | |
Display | 2880x1800 | 2880x1800? | ||
端子 | TB2x2,USB3.0x2,HDMI | USB3.1 x 4(2つTB3)? | ||
カメラ | 720p | 720p | ||
サイズ | 幅358.9×奥行き247.1×高さ18mm | 約幅358.9×奥行き247.1×高さ0.7~1.5mm? | ||
重量 | 2.04kg | 1.5kg? | ||
値段 | 224,800円 | 282,800円 | 192,800円 | 222,800円 |
|
|
| ||
外部GPU | ― | RADEON RX 480 | ||
IF |
| TB3x2, USB3.0x4 | ||
値段 | ― | 89,800円 | ||
|
|
| ||
合計 | 224,800円 | 282,800円 | 282,600円 | 312,600円 |
値段としては前モデルよりは多少円高の影響を受け、ベースの値段は下がるのではないかと予想しています。
ただし、外部GPUを用いる場合は、外箱のコストが増えることから、上位モデルは値上がりするのではないか、と予想します。
ただし、Appleとしては、出来る限り高く買って欲しいわけで、外部GPUも出来れば買って欲しいわけです。
ということで、セット販売的にして、Graphic Boxの初期購入を促し、MBPとセットでGraphic Boxを購入した場合、1.2万円引き、あたりをやるかもしれません。
RAZERのCOREと呼ばれるBOXは、GPU無しで、各自購入してセットしてください、という商品なのですが、おそらくAppleはそこまで人任せなことはしないと想定され、GPUは内蔵された形で販売すると思います。
GPUを分解して交換できるようにするかどうか、という点ですが、
可能かと思われますが、オフィシャルにはサポートはしないのではないかと想定されます。
ということで、久々の大型UpdateになりそうなMacbook Pro。
発表まであと1日 ちょっと。
この予想がどこまで当たるか。
超えてくれることを楽しみに待ちたいと思います。