相変わらず更新が久々になります。

でも、結構真面目に書いてみました。

 

これまで色々と購入したものはありますが、レビューとなると準備が必要になるので、

今回は、いよいよ明日27日に発表が公然の噂となっている、MacBookについてです。

 

噂は出回っていますが、私なりに次のモデルの予想をしてみたいと思います。

 

まず、現状の噂をまとめると、

1    発表されるのはMacBook Pro 13/15とMacBook 13(Airという名ではない)

2    MagSafe2、USBポート、Thunderbolt2 、SDカードの端子廃止

3    USB3.1、Thunderbolt3の追加

4    第7世代ではなく、第6世代のIntel CPU搭載

5   AMDのGPU搭載(一部のモデル)

6    Magic Toolbarと噂されるOLEDキー?がキーボード上部に設置される

7    TouchIDが搭載される

8    従来より薄型になる

あたりが噂されています。

 

 

 

 

ですが、これでは単なる噂集めであり、ここからが私なりの予想になります。

この先、ツラツラ長くなるので、要点だけ先に言います。

MacBook Proは、Thunderbolt3によって、

外部GPUと接続するモデル

になるということです。

全然根拠もないですけど、予想 ですからね。

 

まずは、上記18の噂に関して、妥当性があるかどうか、

私なりの見解をツラツラと書いていきます。

 

1    については、Macbook 13の存在が気になりますが、ほぼ確定でしょう。

 

23  について。噂で気になったのは、MagSafe2がなくなるということでした。USB3.1に置き換わるとしてそれで電力が賄えるんだっけ?ということです。

これまでのMBP15は85WのAC電源を使用していました。

これは、CPU、GPU(GeForce)など、最大負荷時の全体の消費電力が85w程度まで上昇する可能があることを意味しています。

それでは、次のMBP15はどうなるかと予想すると、劇的な電力改善技術が出てきたわけでもなく、CPUは誤差程度に下がる見込みですが、トータルとしてはそこまで電力は下がらないと予想されます。

すなわち、最大で85w級の電力を補う可能性があるということ。

それでは、USB3.1ではどれ位電力が供給できるかというと、

なんと最大100wもの電力供給が可能です。

これまで、iPhoneなどでは5w〜多いもので10w程度だったのを考えると、USBでそこまでの電力供給出来るとは驚きです。

ということで、MagsSafe2が廃止され、USB3.1に置き換わることは、技術的には可能になります。

参考までに、現在Macbookで使用しているUSB-Cは29Wでしかないので、全然たりませんアセアセ

 

4    Intelの第6世代のCPUということですが、これも確定でしょう。

MBPに使うCPUは、モバイルでも上位のCPUであり、

今発表されているのはより低電力のものだけだからです。

もちろん、サプライズでIntelがApple専用に先行して開発している可能性も0ではないですが、ここ最近Intelは特定の顧客に対して

カスタマイズされたCPUをリリースしていないため、可能性は薄いでしょう。

 

5    AMDという噂ですが、まぁそうなのかな、と。

実は私はAMDのGPUを使ったことがないので、

何となくNVIDIAがいいな、と思ってしまいますが。

 

67   これは、おそらく今回の発表のメインの一つ。

先ほどリーク画像も来ましたね。

TouchIDは右上に搭載されるようです。

 

8    ここが私の予想のポイントです。(ようやく)

USB3.1の規格をほぼ一杯に使って、85wクラスのPCになったとして、

今度は放熱が課題となってきます。

熱いものが収まる空間が狭くなれば、その分温度は高くなります。

小さな部屋で暖房を効かせれば、すぐに暖かくなりますが、

例えば体育館のような広いところで同じ暖房を使っても、

全然暖かくなりません、というように。

ファンや、冷却機構、Chipの低電力の技術改良などによって、もちろんある程度は改善することが可能ですが、劇的に変える技術は今はなく限界があります。

何が言いたいかというと、単純に薄型にするには、放熱が厳しくなり、

大幅に薄くすることは厳しいのではないかということ。

MBPで電力を占めるのは、CPU,GPU,Displayあたりが支配的だと思われます。

この中で、唯一無くなっても成り立つものがあります。

それが、GPUです。

しかしながら、MBP15は、クリエーターモデルである必要があり、

Intel内蔵GPUだけでは成り立ちません。

では、どうしたらいいのか?

 

ヒントは、少し前に出た噂にあると思っています。

それが、こちらの記事。

http://japanese.engadget.com/2016/06/02/5k-gpu-5k-macbook/

こちらの記事のポイントは、Display側にGPUを搭載することで、

非力なPCのグラフィックを助けるということ。

では、MBP15と、5Kモニターを一緒に購入してください、となるかというと、それはさすがにユーザーをナメテいます。

そうではなく、GPUだけ、オプションとして外に出してしまうわけです。

その接続として、Thunderbolt3を使うわけです。

ちなみに、Thunderbolt3は、40Gbpsx2(双方向)の帯域を持っており、

現在デスクトップのグラフィックボードのIFとして用いられる
PCI Express 3.0 x16 の32Gbps(双方向)以上の性能を持っています。

 

GPUを外に出すことで、これまでPCの半分程度の熱源となっていたGPUの熱を放熱する必要がなくなるため、より薄型、低電力なPCにすることが可能となります。

実は、ご存知の人もいるかと思いますが、既にこのコンセプトを商品化しているものがあります。

 

RAZER社の、BLADE STEALTHというモデルです。

Note PCには、CPU内蔵GPUを用い、外部GPUを使う際には、Thunderbolt3を用いる事で、NVIDIAやAMDなどのデスクトップ用のGPUを用いることが出来ます。

ということで、私の予想としては、この右上の写真のようなDesktop用のGPUを接続することができる、Graphic BOXを別売りにするのではないかと思っています。

そうすることで、モバイル用途は軽量に、自宅ではパフォーマンスに切り替えが可能になります。 

 

では、そのGraphic Boxの値段はどの程度を予想しているのか?という点ですが、

おそらく9万程度になるのではないかと予想します。

 

 

 

この勢いで、Specや値段まで予想してみました。

根拠のない予想ですので、外れても文句を言わないでくださいませグラサン

 

Macbook Pro 15新旧比較(予想)

 

現状

New

CPU

Core i7-4770HQ(2.2/3.4GHz)

Core i7-4870HQ(2.5/3.7GHz)

Core i7-6700HQ(2.6/3.5GHz)

Core i7 6870HQ(2.7/3.6GHz)

Memory

16GB 1600MHz DDR3L

16GB 1600MHz DDR3L

16GB 2133MHz DDR4L

SSD

256GB

512GB

256GB

512GB

GPU

Intel Iris Pro Graphics 5200(CPU内蔵)

Intel Iris Pro Graphics 5200(CPU内蔵)、AMD Radeon R9 M370X(2GB GDDR5)

Intel  Iris  Pro Graphics 580(CPU内蔵)

Display

2880x1800

2880x1800?

端子

TB2x2,USB3.0x2,HDMI

USB3.1 x 4(2つTB3)?

カメラ

720p

720p

サイズ

幅358.9×奥行き247.1×高さ18mm

約幅358.9×奥行き247.1×高さ0.7~1.5mm?

重量

2.04kg

1.5kg?

値段

224,800円

282,800円

192,800円

222,800円

 

 

 

外部GPU

RADEON RX 480

IF

 

TB3x2, USB3.0x4

値段

89,800円

 

 

 

合計

224,800円

282,800円

282,600円

312,600円

値段としては前モデルよりは多少円高の影響を受け、ベースの値段は下がるのではないかと予想しています。

ただし、外部GPUを用いる場合は、外箱のコストが増えることから、上位モデルは値上がりするのではないか、と予想します。

ただし、Appleとしては、出来る限り高く買って欲しいわけで、外部GPUも出来れば買って欲しいわけです。

ということで、セット販売的にして、Graphic Boxの初期購入を促し、MBPとセットでGraphic Boxを購入した場合、1.2万円引き、あたりをやるかもしれません。

RAZERのCOREと呼ばれるBOXは、GPU無しで、各自購入してセットしてください、という商品なのですが、おそらくAppleはそこまで人任せなことはしないと想定され、GPUは内蔵された形で販売すると思います。

GPUを分解して交換できるようにするかどうか、という点ですが、

可能かと思われますが、オフィシャルにはサポートはしないのではないかと想定されます。

 

ということで、久々の大型UpdateになりそうなMacbook Pro。

発表まであと1日 ちょっと。

 

この予想がどこまで当たるか。

超えてくれることを楽しみに待ちたいと思います。