電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Ginto


「EYE‐Reader THIN完売ありがとうございます!!」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Tenchiyou


「前作のEYE‐Readerより多く用意したのですが・・・。


完売いたしました、ありがとうございます」

電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「次回発売は、9月27日です」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「27日の発売数は前回の半分ほどですが・・・


今回買えなかったお客様!!


どうかよろしくお願いします」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Tenchiyou

「でも、どうして工場はまとめて送ってきてくれないんですか?」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Ginto

「いゃー、


あの国は、この季節には中秋節とか国慶節で、工場が止まったり、


物流がズタズタになったりするんですよ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「だから今回のように、ゴロゴロと塊で送ってきたりしたんですね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Ginto

「Mr.スミスには、工場である程度溜まったら、物流が止まる前に送って来い!!


と命令してしまったんだよ・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「でも、今回は前回のように瞬殺完売にはなりませんでしたね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Tenchiyou

「結構な数量を用意しましたからね」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「前作のEYE‐Readerから三ヶ月しかたっていませんでしたけれどね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Tenchiyou

「EYE‐Readerから格段の進歩・・・


THINは、別物と言っても良いですよね」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「そ・れ・で・ね、


前作のEYE‐Readerを購入していただいたお客様には、


ガツンとした企画をご用意いたしました!!


名づけて、


EYE‐Reader THIN 買え買えキャンペーン!!」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


・・・・うっっ・・・。


「専務・・・


EYE‐Reader THIN 買い代えキャンペーン!!


ですよ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

うっ・・・・


しまった・・・


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

この人・・・


心の叫びが口から流れ出る人なんだ・・・・



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Ginto


「感謝の気持ちを込めて、


EYE‐Reader THIN 買い代えキャンペーン!!


いたします」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Tenchiyou

「詳しくは、メールにてご報告いたします」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「専務、


お客様からEYE‐Reader THIN のお問い合わせがたくさん来ていますよ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Tenchiyou


「そうですよ、きちんとTHINの商品レポートをしてください」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「わかりました、


やりましょう!!」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

この人・・・


やっぱり・・・





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「やりましたねぇ!!」

あと30分で発売開始で――ス!!

EYE-READER THIN は、ハンディーな電子書籍にピッタリでーす!!」



$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Ginto

どうしてこいつが先に・・・・

「ありがとうございます。

EYE-READER THIN 本日21時より販売開始でございます!!」

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「よろしくお願いします」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「よろしくお願いしまーーす!!」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Ginto

「こんにちわ、銀兎です。

本日は、前作のEYE-READERに続く新製品!!

EYE-READER THIN の発表をいたします!!」

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$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「これって、samuraiのホームページに載っている写真ですよね・・・」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「わざわざ、専務の部屋で公表する必要は無いかと・・・」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「専務の部屋じゃないよ!!

このブログは、電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?というブログだぞ!!」




$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「はいはい、そのネーミングはどこかの新聞社のブログと間違えやすいから、

皆さんが専務の部屋って言ってくださっているんですよね」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Tenchiyou

「そんな事より、THINの宣伝をお願いします」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Ginto

「おぉ、そうだった。

EYE-READER THIN は、前作のEYE-READERの性能を大幅に上回り登場します!!


PDF再生可能!!

PDFはもちろん拡大可能!!

TEXT表示可能!!

連続再生時間6時間以上!!

どうですか?

良いでしよう?

これでお値段直販価格、1万3800円。

もちろん、前作のEYE-READERのメイン機能であるJpeg表示も可能です。



$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「ようやく、電子書籍端末って感じになってきましたね

もちろんEPUBフォーマットにも表示可能ですよ!!」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「感じ?

感じとは何だ!!

失礼な!!

連続稼働時間6時間以上だぞ!!

動画にも結構強いんだぞ!!

PDFビュアーは4段階拡大だぞ!!

起動も10秒強なんだぞ!!

microSDカードスロットもついているんだぞ!!

EPUB読みながら、MP3だって聞けるんだぞ!!

それに、それに・・・」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「わかりました、わかりました・・・。

それで、お客様から要望が多かったJpegのブラウズ機能も付いたんですよね」


$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Ginto

そうそう、実装できました。

こんな感じに、1ページに15枚ずつブラウスします」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「それで、いつ発売するんですか?」


$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Ginto

「それが・・・

来週中には発売するんですよ」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「いゃ、それはまた急な話ですね」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「きちんと宣伝ができていないんじゃないですか?」



$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「今回のボックスアートも渋いよぉぉ!!」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

いゃ・・・

そんな話じゃなくて・・・。


$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「SAMURAIはやるときゃ、やりますよぉぉ!!」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

この人、本当に急なんだから・・・


$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Ginto

「それでは、EYE-READER THIN をよろしくお願いします」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「遅くなりました、続きです」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「いつの続きなんですか」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「イャ・・・・


前回の続きなんですけれど・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「それではまた明日と言ってましたよね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「さて、前回の続きなのですが、EPUBの強さからご説明いたします・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

うわー、そのままかよ・・・


この人、強引だなぁ・・・・



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


スルーかよ・・・


あとが面倒なので・・・


このまま続けさせよう・・・



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「さて、前回よりお話しているEPUBは最も普及している電子書籍フォーマットでしょう。


Amazon社がKindleで使っているフォーマットですね。


中身はホームページと同じ書式のHTML書式です。


それに表紙の絵やテキストファイルなどのファイルをZip圧縮して一つのファイルに纏めたものです。


とても軽く、インターネット配信にバッチリ書式です」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「そのことは、何度も聞きました」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「どうしてEPUBが強いかを教えてください」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「EPUBが強い理由は、その圧倒的なコンテンツの多さです。


前回お話した、・プロジェクト・グーテンベルグもEPUBを使っています。


日本で言う所の、青空文庫形式ということです。


厖大な量のコンテンツが無料で配信されています。


しかし、EPUBの中身はHTMLなので日本語文化の縦書きに対応していません。


まぁ、ビジネス文書、携帯電話、メール、ホームページ、多くのマニュアル等は、


横書きなので、私たちは横書き文化にも慣れてしまっていますよね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「そうですね・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「漫画の台詞は縦書き多いですよ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「読書しようよ」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「さて、この青空文庫形式は、通常のテキストとはどこが違うかというと、」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「読み仮名ですすね!!」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「いゃ、私たちはプロなんだから・・・


ルビって言おうよ・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

そういえば・・・


ルビって何語なんだろう・・・



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「そして、ここ最近見つけたページがここです。


青空文庫 (XHTML) -> ePub変換

http://naoki.sato.name/epubunco/bookmarklet.html


ここのページはすごいです。


青空文庫の中で読みたい本を見つけたら、そのURLを指定して、クリック一つで!!


EPUBの出来上がり!!」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「簡単!!


便利だ!!」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?



「専務、EYE‐ReaderはEPUBに対応していませんよ・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「いゃ、最近EPUBに対応したタブレットPCが沢山出てきてるでしょう!!


あれ、いいなぁ!!


と思ってね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「アンドロイド系列のタブレットPCは、電池が持たないと言っていたじゃないですか」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「ん?


電池?


アンドロイド系のプログラムは、本当は省エネ設計プログラムなんだよ。


ても、CPUが専用の省エネ使用でなかったり・・・。


アプリ自体が、CPUに負荷をかけるプログラムの組み方をしていたり・・・


バックグランドで無理な処理をしていたり・・・


あと、無線が電池食うんだよ・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

やっぱり電池持たないんだ・・・


「うちの事務所にも、Mr.スミスが持ち込んだ、アンドロイドタブレットが何台もあるけれど・・・


殆どの機種が2時間持たないですよねぇ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「そうだね・・・


もし、持ち歩くんだったら・・・


電池は5時間~6時間はもってくれないとね。


そして、EPUBとPDFは絶対に必要だ!!」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「JPEGビュアも入れましょう!!」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「専務・・・


Mr.スミスから電話です・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「おぉ、そうかそうか!!


やっと見つけたか!!」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

スミスさんが絡むと、面倒くさいことになるなぁ・・・



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

専務・・・


何を考えているんだろう・・・












電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「んーー

EPUB強くなってきたなぁ・・・」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「EPUBは、キンドル用の電子書籍のフォーマットでしたよね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「iPhon や iPad でも読めるアプリがありますよね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そうそう、EPUBはキンドル用のフォーマットというより、アメリカの共通電子書籍フォーマットですよ。

我が国は、それぞれバラバラです・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「バラバラすぎて、統一できない?」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「そういえば、何か統一規格を作ろうという話が合ったような」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「業界の力関係で・・・

綱引き状態・・・

着々と遅れていますよ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「やはり、日本の電子書籍は・・・

困ったことに・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「このままだと・・・

EPUBとPDFが主流になっちゃうでしょうね。


そして、今日はその動きを加速するお話です」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「加速ですか・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「はい、


加速です。


書籍の電子化という流れは、結構前からあったんですよ。


世界的に一番でかい仕事をしているのがグーテンベルグ・プロジェクトです。


著作権が消滅した著作物をデジタルデータ化して、無料で配布できる環境を構築しましょう!!


というプロジェクトがグーテンベルクプロジェクトです」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「活版印刷機を考えた人ですね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「んーー・・・。


今では、最初の活版印刷は中国人が考え出した事になっています。


中国~中東~西洋と伝わっていきました。


正確には活版印刷機を使った、システマチックな本の量産システムを作った人ですね。


この人です」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「知ってますよ!!

しってます!!

この人1999年に世界が滅びるといった人ですね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「全然似てないだろうが!!」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
に・・・

似ている・・・。

と・・

というより、区別ができるほど覚えていない・・・



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「まぁ、この人がグーテンベルクさんです。

この人のおかげで、本の量産ができるようになったわけです。

本が安価になり、文字が一部のインテリ層だけのものでなく、広く万民のものになる切っ掛けを作った人です。


まぁ・・・

文字が万民のものになったのは・・・

それから数百年後のお話だったけだけれどね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「それまでの本はどのような本だったのですか?」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「高かったよ。

正直、超高級品だったんだ。

先ず、パルプの紙がない。

羊皮紙を使っていたんです」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「羊の皮から作るんですね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そうそう。

でも、どうやって作るか知ってる?」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「知りません・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「先ず、羊を殺して、皮を剥きます。


そして、なめして乾燥させます。


羊の皮は、洋服になったり、鎧の裏打ちになったりと生活必需品です。


その生活に引っ張りダコの羊の皮を使います。


鞣して・・・。


干して・・・。


太鼓のように張って!!


削る・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

削る?


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そそ、削るんですよ。

三日月形の包丁で、削ります。

薄く、薄く削ります。

職人技です!!

紙のように薄く削ります。

超絶な職人技です!!


干したら、削ったところが毛羽立ちますから、


焼くんです。


そして、また削る・・・


それを何度も繰り返します」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「いゃ、無理でしょう・・・


いくらなんだって、破けてしまいますよ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「破けたら、それでおしまい・・・


全体を均一に、薄く削ります。


だって本当なんだよぉぉぉ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「本一冊分の羊は・・・

いったい何頭ぐらいなんだろう・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「それでけではありません。

印刷機が無い時代は、一冊一冊、一頁一頁手書きで写します。

「写本」という言葉は、そのまま写していたから写本です。

非常に根気のいる作業です。

手間と暇と技術とお金が沢山かかります・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「羊皮紙大変すぎだろう・・・」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「まぁね全世界そんなものですよ。

中国の活版印刷は、木の板にしていたし・・・。

中東ではパピルス・・・。

西洋では羊皮紙ですね

そうそう、地中海では粘土板・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「粘土板?」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「紙の歴史は技術の歴史!!

どの技術にしても安定するまで100年~300年ぐらいかかっています。

羊皮紙の生産技術もまた然り。

現在では、羊皮紙のDNA分析が行われて、データーバンクに登録されていますから、

ミトコンドリアの配列で色々な事が分かります。

いつ、どこで、どの職人軍団に作られたか?

なんてわかってしまいます」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「何を言っているのか、わかりません」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「たとえば・・・。

あの死海写本は、大別して6つの地域で作られた羊皮紙で構成されています。

使われている文字は、アラム語、ヘブライ語、ギリシア語から構成されています。

使われたインクは・・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「何を話しているのか分かりません・・・」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「人が気持ちよく知識をひけらかしていたのに・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「EPUBの話でしたよね・・・

それで、EPUBがどう関係しているのですか?」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「関係ないよ。

全く・・・。


まぁ、それで、全世界の暇がある人に、

書籍の電子化はつらいぞ!!

手伝ってよ!!

と、活字媒体の電子書籍化の幕開けとなりました


たからグーテンベルクプロジェクト!!」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「た・・・

大変なプロジェクトなんですね・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
話を聞くのも大変だ・・・



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「最初の方は、手でいちいちタイプしていたようですよ。

でも、グーグルさんが、自動頁めくり機とスキャナーとOCRを組み合わせた機会を導入して、

スーパーな速さになってしまいました。


そこらで蓄積されたデーターが、EPUBで無料配布されていたりします。

英語言語圏の人たちはいいね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「我々には、青空文庫があるじゃないですか!!」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そうですよ、読者の味方!!

青空文庫様ですよ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そうだよ!!


そうそう、


青空文庫!!


その青空文庫のデーターを、EPUBとPDFに直してくれるHPを見つけたんですよ。


最高です!!


今日は、その話をしましよう」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「前置きが長すぎます」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「明日にしてください」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「明日にします・・・」


それではまた・・・。








電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「暑いですねぇ・・・
こう暑くちゃパソコンが止まってしまいます・・・」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「フル稼働でエアコンにも無理が来て言いますからねぇ」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「エアコンのガスをチャージしようとして電気屋に電話したのですが、
予約が殺到して、月末までいっぱいだそうです」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「店長、予約いれたんですよね?
9月になったら、急に涼しくなるなんてこと無いですよ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「9月かあ・・・
恐ろしい事があるんだろうなぁ・・・」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「9月恐怖の大王が降ってくるんですか?」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「まぁねぇ・・・
恐怖といえば恐怖なようで、違うといえば違うかなぁ・・・
前回の話の続きになるけれどね、今日は出版社とハードメーカーのお話を少々・・・」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「そういえば、秋から冬にかけて、タブレットPCが続々と発売されますね、
カッパドキアとしては,どんな機種に手を出して良いものか・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「アンドロイドタブレットや、Windows、グーグルOS、色々な形式のタブレットPCが出てきますね、
片っ端から仕入れて、バシバシ売っちゃいましょう!!」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「片っ端から仕入れていたら、不良在庫を抱えてしまいます!!」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「それならば、使えそうなタブレットPCだけを仕入れましょうよ」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「使えそうなもの・・・
それが問題なんだよねぇ・・・
秋に出るタブレットPCは上等なマシンだよ
通常のOS積んでいるんだもの・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「通常のOS・・・?」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「通常のOS・・・
つまり、オペーレーティングシステムね。
Windows、とかMacintoshOSとかの統合環境ですね。
そして、今回秋に出るダレットPCは、それぞれのOSが乗っていますね。
Windows、UNIX、アンドロイド、グーグルOS・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「ユーザーが今まで使っていたOSそのままだと、
過去の資産が活かせますからね。
ソフトとかデータの互換性だとか考えると、
今まで使っているOSに軍配が上がるでしよう」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「いゃ・・・
違うとはいえないけれど・・・
メーカーの意図はそこには無いよ。
タブレットPCはあくまでも、サブ端末としての位置づけを変えないようにしています。
データーの互換性とかはあまり関係ないよ。
なぜならば、タブレットPCの多くがクラウド化を念頭に置いた設計になっているからね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「クラウド化って・・・
ネット上のどこかにあるかも知れない場所で・・・
作業したり、データを保存したりするんですよね。
そして、ネットに繋がった環境ならば、そのデータを出し入れしたり、
共有できたりするんですよね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか? 「Goodダ!!
そのとおりです。
タブレットPCもクラウド化を前提にしているので、
本当ならばOSの違いや、アプリケーションの違いなんか考えなくていいんだけれどね・・・」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「いや、人は慣れた環境から離れられないと思いますよ。
パソコンもしかり・・・」

電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そうなんです。
つまり、タブレットPCはどこにでも持ち歩いてつかう!!
データーもクラウド化が前提なので、データーの移動なんて考えなくて良い!!
てなマシンを作ればいいんだけれどね・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「最高じゃないですか!!
電子書籍だけじゃなくて、仕事にも使えるなんて!!」

電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「でもね・・・
ユーザーは使い慣れたOSが乗っているタブレットPCを望んでいるんですよ。
専用機ではなくてね・・・
そして、Windows、UNIX、アンドロイド、グーグルOS・・・などのOSを乗せるとなると、
そこそこのマシンパワーが必要になる。
そこそこのマシンパワーを炊き出すにはそれなりのCPUとかねグラフィック関連の強化とかが必要になってきます・・・」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「高価なマシンになりそうですねぇ・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そうなると、バッテリーの問題とかが発生してきます」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「高いうえに、稼働時間が限られるんだったら、いつも持ち歩けませんね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そうなんだ・・・
だからねタブレットPCという利便性がなくなるんだよ・・・
手軽に持ち歩けて、
いつでもさっと出せて、
ぱっと起動できる!!
という、ユーザーが求めているタブレットPCという概念から離れていってしまいます」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「iPadはどうなんですか?
パッと出せて、
グラフィックも綺麗。
電池も9時間持ちますよ」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「iPadは専用のOSを積んでいるでしよう。
低燃費設計の専用のボードやOSを使っても、あのでっかい電池が必要です。
また、コンテンツでユーザーの囲い込みをしようとしているしね。
一つの正解パターンだけれど、アップルはやっぱり閉鎖的です。
マイクロソフトやグーグルみたいに、比較的オープンで共通企画を採用しているメーカーとは、
スタートラインから思想が違うんだよね」






電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「思想なんて関係ありませんよ。
使いやすければいいんです。
安くて
使いやすかったら売れますよ」

電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「いゃ、だから・・・
そこそこの値段になっちゃうんだって・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「それならば・・・
値段だけ楽しめる性能で我慢ですか・・・?
でも、どこが生き残るんでしょう?」

電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「なかなか難しいねぇ・・・
メインマシンはお仕事専用!!
タブレットPCは娯楽用!!
と分けて考えて使ってください!!
と提示しても、パソコンの使い方は人それぞれだから・・・
電子書籍は日本語コンテンツが少ないし・・・
ネットサーフィンは、お仕事パソで十分だし・・・
映画なんて・・・
デジタルテレビをみんな持っているでしょう?
娯楽用のタブレットPCには、お金を出してでも買いたいコンテンツは無いんだよ・・・・。
電子書籍端末に5万~8万は出せないでしょう」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「そのお金で本を買ってしまいます」

電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「正常な判断だと思います・・・」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「それでは、タブレットPCには生き残る理由が無いと・・・」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「あるよ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「いゃ、無いでしょう・・・」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「だからあるんですよ・・・。
タブレットPCは、ノートや紙の代わりとして使われるんですよ。
オフィスで山のようになっている紙媒体の資料の束がタブレット一枚に!!」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「クラウド化前提とし、そういうことだったんですね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そうそう。
ワード、エクセル、パワーポイント、テキスト、PDFなんかを個人のタブレットに転送して、それを見ながら仕事するんですよ。
でも、メインマシンはラップトップパソコン・・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「そうなると、メインマシンとの互換性を考えて、様々なOS環境が用意されるんですね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そういうことです。
メーカーは、タブレットPCをオフィスに浸透させたいんですよ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「話は電子書籍からそれましたねぇ・・・」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「うん、それちゃった訳ではないんだけれど・・・
ハードメーカーは、電子書籍専用端末なんかに興味は無いんだよ・・・。
いくら作っても、コンテンツで稼ぐのは、コンテンツを提供している会社だからね。
ハードは一回売れたらおしまい・・・
壊れるまで、次が買ってもらえない・・・。
電子書籍も読めたらいいけれど、OS積んでるんだから、すぐにソフト的に対応できるしね。
眼中に無いよ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「それでは、これから発売されるタブレットPCは、電子書籍端末には高価すぎて向かない・・・
国内の電子書籍離れは加速しちゃいませんか?」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「国内の電子書籍端末は・・・・どうなるんでしょう」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「出ることは出るんだけれど・・・
高いだろうね・・・
海外のこなれた電子書籍端末が入ってくるだろう・・・
でも、EPUBかPDF再生マシンとしてね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「前回の話では・・・
国内ではフォーマット問題とかで・・・
もめていましたよね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そそ・・・う・・・。
このままでは、またガラパゴス化が進んじゃうよね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「専務、
カッパドキアで売るアンドロイドは、どのぐらいのスペックが必要ですか?」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「スペック?
7インチ以上
電池は5時間以上
Jpegビューア付
PDFリーダー付
テキストが読めて・・・
PDFが読めたら良いんじゃないの?」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「先ずバッテリーが5時間って時点で頓挫します・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「困りましたねぇ・・・
アンドロイド端末は電子書籍用としては向いていないのかもしれませんね」








「ふっ、ふふふふふ・・・」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「チャンチャラ!! ララララァ・・!!」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
うっ・・・。
グググググゥ・・・。



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「専務、大丈夫ですかねぇ・・・」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「どうだろう・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「出張から帰ってから、あんな調子ですよねぇ・・・」

電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「うーー、うーー、うーー!!」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「専務。
今回の出張はどうでしたか?」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「あぁ・・・、
そこにいたのか・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「専務、今回の出張はどうでしたか?」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「ん?
有意義な出張だったよ」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「長い出張でしたねぇ」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「あぁ、今回の出張は、旧友を訪ね歩く出張だったよ。
電子出版のデバイスがポロポロ出てきたからねぇ・・・。
それで、国内の電子書籍を出版している会社を回ってきたんだ」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「どうでした、国内の出版社は?」

電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「実は・・・、
10年前とあまり状況は変わっていないようだった。
まぁ、少しは変化があったけれどね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「確か10年前は、各社バラバラのフォーマットで・・・
電子出版には、そう力を入れていなかったんですよね?」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「それが KindleやiPadの登場で活気づいたじゃないですか」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「まぁ、そうなんだけれども・・・。
しかし、各社バラバラのフォーマットになった理由は、販売形式と著作権管理の問題が一番なんだよ。
それは前にも話したよね」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「はい、聞いています」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「あまりにもバラバラになりすぎたので、大手ハードメーカーは全ての電子書籍のフォーマットに合わせたデバイスを作れなかったんだよ。
多種のフォーマットを表示するデバイスを作ることは可能だったのだけれど、著作権管理が、それぞれの書式でバラバラだったんだ。
著作権管理は、パソコンで管理して、書籍とフォーマット等のデーターをトータルで管理しなければいけないんだけれど・・・。
それもバラバラだったから・・・。
数種類の書式に合った、プログラムと回路を組み込んだりするとコストが上がっちゃうからね」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「でも、海外ではEPUBフォーマットが共通フォーマットとしてスタンダードなのでしょう?」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「その通り!!
その通りだけれど、EPUBフォーマットは事実上プロテクトは無いも同然ですよ」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「著作権が保護されないと、出版社もおいそれとは電子化できませんよね」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「P2Pやコピーゲームと同じ道には進みたくないですからねぇ・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そこで、出版社はどう出るかを聞いて回ったんだよ。
結論から言うと、出版業界は四分五裂しているねぇ。
まぁ、各社とも電子書籍化の波は止められないと考えているんだ。
今まで電子書籍化して販売しているコンテンツの移行作業を急ピッチで進めているようですよ。
書式は・・・。
.Book、Xmdf、Adobe EPUB 、Mdoc 、udt、zbf.cmt、.ttz、.cop・・・。



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「前よりも書式が増えているじゃないですか!!」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「大混乱ですね・・・」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「そうなんだ・・・
大手出版社と印刷会社、中小出版社とネット販売業者、ハードメーカーとDTP屋さん・・・
それぞれの綱引きがより加速して・・・
四分五裂の暗中模索?
こんな感じだったなぁ・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「それじゃぁ、EYE-READERの考え方は間違っていないんですね」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「様々なフォーマット再生できないのならば、すべてをjpegに変換して読めるビュアーを作ろうという発想でしたよね」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「んじゃ、早く次のロッドを量産しましょう!!」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「そうもいかないんだよねぇ・・・
ハードの生産者とソフトの提供者と消費者の間に、超えられない壁のようなものを感じたんだよ・・・」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「壁ですか?」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「どんな壁ですか?」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「まずは、コンテンツの提供者と消費者の壁の説明するね。
コンテンツの提供者・・・
つまり、出版社なんだけれど、電子書籍は安いんですよ。
とにかく安い!!
印刷と流通と材料がいらないからね。
でも、電子書籍を安く販売すると、既存の紙媒体の本の値段が崩れてしまう事を恐れているんだ。
また、消費者はいつでも読める本が欲しいわけよ。
出来るだけ安くて、品切れ、絶版が無い本が欲しい!!
そこで、出版社はベストセラーは電子書籍でもいいかなぁ・・・
と考え始めたんだよ。
でもね、ベストセラーというジャンルは、いつも本を買わない人が買うからベストセラーになるんだよ。
だって、本読みはベストセラーになったら買うし、ならなくても読みたい本を買うし・・・」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「ベストセラーが値崩れすることを恐れているんですか?」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「んーー、そこは、電子書籍の値段設定だろうねぇ・・・。
でも、問題の本質はそこじゃないんだよ」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「分かった!!
コンビニ 効果ですね!!」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「おぉ、さすが店長!!
常連客の本が大好き人間は、行きつけの本屋さんのどの棚に、どんな本があるか知っているんだよ。
でもね、ベストセラーを買いに来るお客さんは、ささっと本を見つけられない。
まぁ、大体レジの前に平積みしているんですよ。
そして、特設コーナーがあったりして・・・。
でもね、そこは一緒に買って欲しい本が置いている訳ですよ。
ご一緒にポテトはいかがですか?
てな具合にね」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「そうんだ!!
では、出版社は何を怖がっているんですか?」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「ここまで言ってもわからないのかぁぁぁぁ!!
出版社は本屋が無くなることを怖がっているんだよ!!
ベストセラーが売れるのもいいけれど、ついでに売れる本が無ければ、本屋としては旨味が無いだろうがぁぁぁぁぁあぁぁ!!
そもそも、出版不況のこのご時世に、ベストセラーなんてありがたい商材があったら、本屋は大喜び・・・。
というか、それでも食えなくなるぐらい厳しい業界なのよ」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「怖い顔しても、良くわかりません・・・」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「あのね。
低コストでも大々的に宣伝ができるネットをつかっても・・・。
低価格帯でスムーズな販売ができる電子書籍のマーケットができても・・・。
本屋が無くなるという事は、本を読む人が減るんですよ。
人々は必要な本だけをネットで買うことになります。
これは、中古ファミコンショップが少ない市は、正規価格で売っているゲームショップの売り上げも低いという統計資料があります。
つまり、本に気軽に接する機会が少なくなると・・・。
物理的に本に接する機会が少なくなる事自体が活字媒体の終息を加速する事につながるのでは?
という考え方です。
印刷業界の一部は、この考え方でロビー活動を進めていたりします」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「電子書籍を普及させたいけれど、普及しすぎると活字文化事態が終焉を・・・?
それは考えすぎでは?」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「うん、考えすぎというか、ありえないだろうね。
業界が本当に怖いのは、街のCD屋さんが無くなった理由と同じだよ。
PMP(ポータブル・メディア・プレーヤー)の普及でCDというメディア自体が消滅しかかっている。
サクッと舵を切って乗り換えられた業界は我が世の春を謳歌しているんだけれど・・・。
そうでない業界は、様々な数字を駆使して様々な言い訳を考えて業界を維持しようと画策する。
圧力団体を作ったり、政治の力を借りたりね」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「それでは、街の本屋も無くなるんですね」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「近い将来に・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「ぼくは、いつもアマゾンで買っちゃいますよ、
安いですから」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そうなんだよねぇ・・・
アマゾンで買う人が増えているから・・・
まぁ、時代の流れだろうね」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「大手は別にしても、中小の出版社は、しがらみも無いし、スッパリと本屋を見限って電子出版するという発想は無いのですか?」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「世知辛い世の中ですから・・・
その方向で着々と進んでいます。
でもね、中小の出版社に、ソフトを開発したり、メーカーと交渉してハードを開発したりする能力があると思う?」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「無いですねぇ・・・」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「さっきも話した通り、消費者の利便性よりも、政治力を駆使した業界の生き残りゲームが始まっているんだよ・・・
表向きの大義名分と大人の事情という奴だ・・・
今回の出張も、大変だった・・・」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「既存のフォーマットになるでしょうねぇ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そうそう。
そして、選ばれているのが・・・
EPUBとPDF書式になるんだろうなぁ・・・」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「でも、EPUBのプロテクトの現状は・・・」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そうだよ。
でも、普及しているし、既存のハードはほぼ対応している。
携帯電話だろうが、アンドロイド端末だろうか、iPadだろうがね。
日本語EPUBに対応しています。
まぁ、プログラムの中もは.htmlですからね・・・。
薄利多売を狙う中小出版社ならば、はEPUBを検討していいます。
しかし、集中的かつ包括的にEPUBを販売する場所が、海外大手しか無いのも事実だね。
しかし、これは日本語環境に弱い・・・。
これからは出てくるめと思うけれど・・・」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「でも、コピー書籍の反乱は、業界全体が許さないのでは?」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「うん・・・。
許さないだろう・・・。
・・・なぁ。
そして、次に選ばれるフォーマットがPDF書式です」






電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「アクロバットですね。
アクロバットならば、いろいろなハードでOKですね」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「そうです。
元々、Adobe社のAcrobatはマルチプラットフォームでの使用を前提としていますからね。
それに、そこそこのプロテクトも実装しています」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「EPUBとPDFだけならば、アンドロイド端末がいろいろ出ていますよ。
カッパドキァで売りましょう!!」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?
「いゃ・・・
アンドロイド端末は・・・。
電池問題を抱えています・・・。
とこに、中華なアンドロイドの電池問題は致命的・・・

国内メーカーのアンドロイド携帯電話ですら、従来の携帯電話と比べたら・・・」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「大丈夫ですよ!!
コンセント繋げて、お家で使ってください!!」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

そ、それは・・・




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「いゃー・・・
流石にもうそれはダメだろう・・・。
今年の秋~冬商戦には、大手ハードメーカーが、バッチリGoodなタブレットPCを出してくるぞ!!」





電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

きっと出してくるよなぁ・・・


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

絶対出してくるよなぁ・・・


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


Windows7なんかが実装されたりするんだろうなぁ・・・


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

あぁ!!
それは俺が欲しいよぉぉぉぉ・・・。


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「うぐぐぐぐぐく・・・
グキャグキャァァァ・・・」






電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「専務・・・
また、壊れ始めましたね・・・」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「今回の出張は色々辛いことがあったんだろうなぁ・・・」






電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「という事で、今回のレポートはここまでとさせていただきます。
続きは、次回のお楽しみという事です」


$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「ありがとうございます」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「ありがとうございます」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「ありがとうございます

EYE-READER、第二次予約分、完売いたしました」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「大好評でしたね!!」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Tenchiyou

「前回よりも、大量にご用意いたしましたが、

今回、購入できなかったお客間には、大変なご迷惑をおかけいたしました」



$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「第三次生産分は、現在工場と交渉中です」


$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「別の工場とも交渉中ですので・・・」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「専務・・・。

それで、いつ第三次生産を開始するんですか?

お客様からの、メール対応が大変です」


$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「店長頑張ってください」

メール対応は・・・。

店長の仕事なのになぁ・・・。


$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「店長は、第三次生産の次期と販売予定日が知りたいんですよ!!

工場との交渉や新しい工場との契約は専務の仕事でしょう?」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「そそ、そうなんだけれど・・・。

そうなんだよねぇ・・・」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「ハーイ!!

ギント!!

新しい工場とのパイプはで来てるよ!!

私は仕事ができるエージェントでーす!!」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「今回紹介する工場は、遅れたりしないんだろうなぁ!!」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「遅れる?

納期が?

八ハッハッハァ!!

そんな時のための、別工場で――ス!!

最初から、いくつかの工場に交渉しておくのが当たり前で――ス!!」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

それはそうなんだが・・・。

こんな時だけ、正論を・・・。

「それじゃ、今の工場と次の工場に交渉に行こうか」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「今回の工場も凄い工場だよ!!

ギントは、きっとビックリするねぇ!!」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「第二次生産を、あれだけの数用意したのに、瞬殺で完売した事以外では、ビックリしたくない」

もう、それ以外ではビックリはしたくない・・・。

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「八ハッハッハーーァ!!

人生のエッセンスにサプライズは付きモノね!!

それじゃ、交渉に行きましょう!!」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「EYE-READER、第二次予約販売で購入できなかったお客様。

逮捕んご迷惑をおかけしております」

$電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「第三次生産を開始するべく工場と交渉中でございます」


電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Ginto

「こんにちわ、銀兎です


お待たせしました、EYE‐Reader第二次予約販売、本日20時に開始いたします」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「第一次販売では、あっという間の売り切れで、お客様にご迷惑をおかけいたしました」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「第二次予約分は、前回よりも多めにご用意いたしました。


前回、結構はけちゃってるんで今回はどうでしょう。」




電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「専務?


どうして、はっきり○個入荷・・・って言っちゃダメですか?


今回は、結構数量を用意できましたから、お客様にも自慢しなきゃ!!」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?


「んーー、


内緒・・・。


そんに生々しい数を、公共の場所で発表できるわけないでしよう」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Tenchiyou

「しかし、りんごさんなんて、


0000万台突破!!


なんて、デカデカと宣伝していますよ?」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Ginto

「そんな数信じているの?」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「えっ、信じちゃ駄目なんですか?」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「あれはね、株主や証券市場にアナウンスしているんです。


本当の数なんて、誰にもわかりませんよ。


もし、知っていても・・・。


いゃ、一部の重役は知っているかも知れないね。


また、様々な数字を慎重に拾っていける人ならば、結構正確に予想できるんじゃないかなぁ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「えぇ、んじや嘘なんですか!!」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Ginto

「嘘じゃないけれど、本当のことでもないんだよ。


それに、うちは上場していないし、株式会社でもない。


だから、公表できない!!


というのが本当のところだよ」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「EYE‐Reader 第二次予約販売 本日 PM 8:00よりいたします。」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?

「今回は、前回よりも多めにご用意いたしました。


EYE‐Reader予約販売は、今回が最後になるかもしれません」



電子書籍は、紙媒体書籍の利便性を超えることができるか?-Ginto

「よろしくお願いいたします」

EYE‐Readerに挿入しております、「始めにお読みください」についての、変更点がございます。


本機の待機モードは、αversion、βversionでは、待機電力の消費が著しく、改良策として導入いたしました。

待機モードはリモコンで電源操作ができましたが、著しい待機電力を使用するとともに「主電源を切ることと誤認しやすい為」に待機モードなのか主電源が切れているのかが判断し辛かったという事で、改善すべく機能を消去いたしました。


使用改善の際には事前にお客様にお伝えするべきでしたが、情報の錯綜を招き大変反省をしております。


本日まで連絡が遅くなり、申し訳ございません。
お詫びとご連絡を申しあげます。