共感百景
2012年12月01日(土)
OPEN 16:30 / START 17:00
北沢タウンホール
出演者:
MC - 劇団ひとり
特別顧問 - 東直子
豊本明長(東京03)、光浦靖子、レイザーラモンRG、安部コウセイ(HINTO)、大橋裕之、鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)、西加奈子、清野とおる
第5回目の開催となる共感百景。
第2回、第3回、そして今回の観覧。
誰が出るから、と言うわけではなく、あの雰囲気が好きで足を運んだ。
2時間笑いっぱなし、そういうイベントではなく、終演後に心がほっこりして帰路につく、そんなイベント。
以前も書いたかも知れないが、スラッシュパイルのイベントは非芸人が輝く、つくづくそう感じる。
芸人じゃないからハードルが下がり多少のことでも面白く見える、その検察は違う。
スラッシュパイルは、漫画家、小説家、音楽家といった非芸人枠の中から、面白さを秘めている逸材をキャスティングしてくれる。
前々回もそうだった西加奈子さんの毒々しさ、大橋裕之さんの小心さ、そして、鈴木圭介さんの偏屈っぷり、清野とおるさんの不思議さ。
鈴木圭介さんの「ビールはおいしくない。飲んでるやつはカッコつけ。」「ブラックコーヒーもおいしくない。飲んでるやつはカッコつけ。」などと止まらない偏見発言にあきれる会場。
清野とおるさんが話し出すと広がる「清野ワールド」。
話の途中に急に話すのをやめたりと、その予測不能っぷりは凄まじかった。
しかし、それを上回る予測不能さを見せたのが、特別顧問の東直子さんだった。
雑な言い方をすると、「コイツいちばんヘンだった!」。
なんだかんだハズしているのを見たことのないレーザーラモンRGのあるある、今回に限っては全てすべったのが唯一残念だった。