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2012衆院選を考える

衆院解散後即席政党が乱立し、争点すらぐちゃぐちゃになっている状況で、どこに投票すればよいのか皆さんわからないとおもいます。
今の日本を立て直すためにどうすればよいのか、猿でもわかるレベルでまとめてみたいと思います。

はっきり言って、TPPに関しては損得勘定が試算できない状況なのです。

農業・工業・医療・保険・建築・労働者・法律・公共事業に至るまで全てを自由化しろと言われてもそんなにすぐに結論が出る訳ではありません。

しかしながら、ひとつだけ言えるとすれば「輸出できる品目が多い国が有利」と私は考えています。

例えば労働者。

東南アジアあたりの年収1万ドルに満たない労働者が日本に押し寄せてくると、日本人労働者の雇用機会はあっさりと奪われます。

例えば米。

5kg2000円程度の日本の米は、アメリカの5kg1000円の米に駆逐されるでしょう(味も日本米に近いらしいです)。

一方日本が輸出できるものってなんでしょうか?

自動車?家電?IT機器?

どれも現状ではインド・韓国・台湾に太刀打ちできないような気がします。

明確に答えは出せないのですが、一つの考え方として超円安に誘導して輸出品目を増やしてからTPP参加を検討してもよいのではないでしょうか。