超3極管接続アンプは故上条信一氏が発明した独創的回路で、5極管のプレートとグリッドの間を別の3極管で接続することで5極管の欠点を払拭し、5極管を超低インピーダンス出力の3極管に変えてしまう回路です。
 
3年前に設計した6BQ5超3極管接続アンプですが、脳出血や脳梗塞を発症した為に製作が延期となっていました。今回部品集めと使用するトランスの製作の準備を始めました。
 
電源トランスと出力トランスも自分で設計・製作したトランスを使用する予定ですが、Simetrixのシミュレーションでは以下の特性が得られそうです。
 
        6BQ5超3極管接続アンプの周波数特性
 
 
6BQ5超3極管接続アンプの目標性能
   最大出力:  4W+4W  (歪率0.5%以下:1kHz)
   歪率:    0.02~0.09% (0.5W~3W 1kHz)
   周波数特性: 1.5Hz~150kHz ±3dB
   ダンピングファクター:15以上
 
2022年9月中の完成が目標です。