これも弘前で上映して無い映画。「プロジェクト・ヘイル・メアリー」に続けて鑑賞。ホールは同じ6番だった。18:30の回。新青森では既に1回/日上映。柏は2回/日だが・・・。

 予告編は観てた、何となく観たいとは思ったがあまり期待して無かった。

 何気に同じ席に着く。当初貸し切りかと思ったが程無く女子二人組が入って来て3人になった。

 監督は谷口悟朗。初見かな。文明開化のテロップでスタート。女子の今とは掛け離れた時代。家族で西洋のバレー公演を観に行った絵好きの継田フジコ:當真あみと薙刀道場主の娘園井千鶴:嵐莉菜が出会う。絵の勉強に叔父若林忠:尾上松也の勧めで若林がパリで開いている画廊に行く事が出来た。若林見るからにお調子者、パリでの借金絡みで暴漢に襲われそうになるのを薙刀で助けてくれたのが園井千鶴。直ぐに気付いた継田フジコだった。園井千鶴は薙刀道場の海外進出で親子でパリに来ていたが、本人は件のバレーをやりたくて仕方なかった。継田フジコは叔父の伝手で一人暮らしをアパートで過ごしていたが、アパートの住人のジャム造りが趣味の小母さんや小さな男の子と母親、それに酔っ払いの隣人の女性と既に仲良くなっていたが、ピアノを弾くロシアからのルスラン:早乙女太一の母オルガ:門脇麦がロシアでの元バレリーナだと聞いて園井千鶴との橋渡しを買って出る。乗り気じゃないオルガだったがバレーをするには歳が行き過ぎている園井千鶴でも才能に気付きプライベートレッスンを始める。方や継田フジコの叔父若林が借金絡みでアメリカに逃亡。親の反対を押し切ってレストランの皿洗いをしながらモンマルトルの安アパートに引っ越し絵の勉強を続ける事に。オルガのスパルタ指導によりメキメキ上達する園井千鶴はオペラ座でのパリのバレーを観て更にのぼせ上がるが・・・。

 NHKの朝ドラに出もなりそうな展開の当時の女性奮闘劇で、主人公継田フジコは応援者側で展開は園井千鶴のバレー側がメインだ。面白い展開だ。多分第一次世界大戦直前が時代の様だ、パリの名所は相も変わらずだが、車じゃ無く馬車や都電がメイン。予想通りのパリでの東洋人差別の中、二人の女子が奮闘する展開。共に夢に真っすぐで周りを巻き込みながら物語が展開する。パリの風景やインサートされる有名絵画などなかなか手作り感のあるアニメだ意外にも飽きるとこ無く2時間のドラマが過ぎた。誰かモデルがあるのでは疑いたくなるがオリジナルだそうだ。いやはや漫画原作やジブリ以外にもなかなか良きアニメが日本で作られた事が嬉しい。良き映画であった。しかし本当に朝ドラだなぁ~。