ノーマークで予告もポスターも観て無かった。イオンシネマの新青森のスケジュールに載っかってホラーらしいので観ようと思った。14:15の回。ホールは5番。客は8人程。

 監督はM・ナイト・シャマランの娘のイシャナ・ナイト・シャマランだとの事!

 薄暗い森を走るトレッキング風の男。追われてるのか何なのか分からず日が暮れ森の鳥が一斉に逃げ?飛び立つ。男が樹に登るが転落。何とか生きてる様だったが恐怖と共に何かに引っ張られる!

 で、ペットショップらしいとこで働いてるミナ:ダコタ・ファニングは珍しい黄色いオウム?九官鳥?を指定の場所へ届ける依頼をされる。車で行く途中、留守電で姉妹らしいものの苦情?を聴く。が、その内スマホのナビが狂い出し、森深い山道?で車が突然エンストしてしまう。車を降りて助けを求めて森に出るが人も家も見当たらない。車に戻ろうとするも車が消えてしまった?そんな時白髪の老婆?老女?を見掛けて呼び止めるが!逃げて行くので後を追う。と、建物が?老婆が死にたくなければ走れとドアを開けて待って居る。転がり込んだミナの後ろで厳重そうなドアを慌てる様に閉める。部屋には老婆マデリン:オルウェン・フエレ、キアラ:、ジョージナ・キャンベル、ダニエル:オリバー・フィネガンの3人が居て壁一面の鏡の前で横一列に並ばされる。ダニエルの奴らが来るとのセリフと共に家外に不気味な音が。マデリンは奴らは我々を観てるだけだから恐れるなと言う。変な木霊は彼らの拍手だと言う。鏡はマジックミラーで外からは丸見えらしい。

 この辺見てて白髪の老婆とタイトルで何か書店で見掛けたなぁ~と思い出す。文春文庫だなと思い出したが後で確認したら表紙は違ってたどうもハヤカワのウィッチャーの表紙と混同してた様だ。しかし、原作小説のあるホラーなら良いかもと期待が膨らんだ。

 「監視者に背を向けてはいけない」「決してドアを開けてはいけない」「常に光の中にいろ」などの約束事があり、日中は外にでて野鳥を捕獲したり薬草を摘んだりして生活してる様だ。キアラの旦那が少し前に救助を求めて外に走ったらしいが、オープニングの男らしい。森の中に至る所に深い竪穴がありマデリンに近付いてはならないと言われているがミナはダニエルを唆して穴に降りて観る。そこで自転車、懐中電灯、ビデオカメラなどを引き上げるのだった。手先の器用なダニエルはビデオカメラを修復し夜の外を監視できるとドア下にセッティング。夜。ドアを叩く音とカメラには人の脚らしきものが映っている。声はキアラの旦那の声だとキアラが開けようとするのをマデリンが引き留める。罠だ!奴らの声真似だと!旦那しか知らない質問をしてみろと言いキアラが私が読んでる本のタイトルは?と聞くが外の物は答えられない!カメラに顔を見せてとキアラが言うと旦那の顔が画面に映るが何かに引っ張られたように消えて、カメラ後引っ張られて外のモノが窓を叩き出す!マデリンがミナに詰め寄って機材を穴から引き揚げたと白状させると、翌朝全てを穴に放り戻してしまうが・・・

 シチュエーションホラーだろうと思ってたら予想以上にストーリーが確りしてて流原作有のホラーだ。怖さは左程無いが面白かった。最近観たホラー系では一番かな?久々に良きホラーであった。しかし名子役ダコタ・ファニングも良いおばちゃんだぁ~。