マンガの存在は知ってた。このマンガがすごい!2019年版のオンナ編第4位で以降も何度かベストテンにあった。2019年版は豊作年で、オンナ編第一位が「メタモルフォーゼの縁側」映画化済み。第二位が「ミステリと言う勿れ」ドラマ化映画化済み。第三位が「凪のお暇」ドラマ化済み。で、本作が映画化。当初タイトルから異世界ものと勝手に思ってた。書評もちゃんと見て無かったし(*^▽^*)。で、お!映画化かぁ~と、最初に予告見た時!あ!現代劇なんね?と理解した。

 「THIS MAN」に続けて鑑賞。後味良く無い後の映画としては爽やかか?

 ホールは2番客は8人程。監督は瀬田なつき。初見かな?主演は「正欲」の新垣結衣。極度の人見知りで不器用な小説家役らしい。

オープニングでW主演になる田汲朝:早瀬憩の目の前で両親が交通事故死するシーンから。で、死亡した高代実里:中村優子の妹高代槙生:新垣結衣に連絡が入る。病院に出向くが母高代京子:銀粉蝶と田汲朝が死体を確認。死亡が確認される。葬儀のシーンで田汲朝の母高代実里と父田汲はじめ:大塚ヒロタが別姓で内縁関係の夫婦と判明。葬儀の場で親族のウザイヒソヒソ話の中で田汲朝が取り残されてるのに高代槙生が啖呵を切るシーンがカッコイイ!そういうキャラかと思ったがカッコ良かったのはそのシーンだけで結構ダメ人間だった(*^▽^*)。で、何故か槙生が朝を引き取る事になり同居。掃除出来ない槙生の部屋は汚部屋だ。数少ないらしい友人醍醐奈々:夏帆や元彼笠町信吾:瀬戸康史の協力で法律的な手続きを済ませるが、朝は中学卒業式の友人楢えみり:小宮山莉渚との諍いで卒業式をボイコットなどなど高校に進学し学園生活を送る・・・早瀬憩の演技や感じが染谷将太っぽいと感じてたら弁護士役で染谷将太が出て来たのには笑った。鬱折した感じの槙生と多感な朝のドラマが淡々と続く。起伏も余り無い漫画は11巻あるらしい。多分繊細な人間ドラマなんだろう。映画もそんな感じだが・・・。映画としてはどうかは微妙だが雰囲気は悪く無かった。ちょっと姑息に朝:早瀬憩が明るかったか?