時代劇なので観たいとは思ってたのだが遅れてしまった。

 「トラベジウム」に続けて鑑賞18:40の回。ホールは2番。客は当日一番多かった7人程。

 監督は「孤狼の血」の白石和彌。主演は草彅剛。上手いのか下手なのか微妙な役者ってのが私(わ)の印象。ま、役を選ぶっちゅう事かな?そんな意味でははまり役だった気がする。

 柳田格之進:草彅剛と娘のお絹:清原果耶は長屋暮らし。格之進は刻印造り、お絹は仕立てで生計を立ててる貧乏親子。囲碁が趣味の格之進だったが賭碁は指さないのだったが、萬屋源兵衛:國村隼の碁筋に想うところがあって賭け碁に挑んでしまう。劣勢になるがどうも次の一手を汚い手を使うと逆転できそうな手を押し留めて投了してしまう。その正直さに惚れ込んで萬屋源兵衛は入魂になる。また萬屋の時期跡取り?弥吉:中川大志はお絹にぞっこん。そんな中、梶木左門:奥野瑛太が訪ねて来て柳田格之進の寝れ衣が晴れ、藩に帰る様に言って来る。藩で柴田兵庫:斎藤工なるものの企みが判明し、柴田兵庫は出奔し、中山道で賭碁をしながら逃げ延びてるそうで、更に格之進の妻の自害は、柴田兵庫が無理やり手籠めにした為と判明。そんな折、萬屋で50両の紛失事件が発覚、格之進に嫌疑が掛かってしまう。その屈辱に切腹しようとする格之進をお絹が自分をかたに入魂の吉原のお庚:小泉今日子に借金する。格之進は左門と共に中山道の碁場を巡って兵庫探しに回るが・・・

 後で調べたら原作は古典落語「柳田格之進」だって言うじゃ無いか。そう言えば昔風の人情ものな展開がある。斎藤工の悪たれ振りも良く、面白い時代劇だった、50両の面目の展開は私(わ)には理解出来ない展開だし囲碁もてんで解らないので面白さは解らなかったが、國村隼や市村正親は安牌の存在感だったし、悪く無い(*^▽^*)。やっぱり期待して無いと良いね~