映画絡みに漫画も結構ある。映画制作なんかもそうだが、映画を評した漫画も。

 「邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん」はこのマンガがすごい!2019年版オンナ編第12位で初めて手に取った。大判コミックなのでちょっと敷居が高かったが買って見た。意外に面白かったがマニアックな内容でまさか11巻まで続くとは思わなかった。このままだと映画が続く限り続きそうだが(*^▽^*)良かんべ。

 高校生の小谷洋一は「映画について語る若人の会」を立ち上げるが部員は1人の部長さん(普通に話題の洋画について語りたいらしいのだが・・・)。そこへ同じ映画でも変わった邦画愛の邦吉映子が現れて掻き回される学園生活な展開なのだが邦吉映子が推す邦画のマニアックさが面白くって、私(わ)的にも敬遠してた映画や今一だったと思ってた映画を強く推すプレゼンが魅力だ。第一話は実写「魔女の宅急便」だったはず。一巻からは「クリーピー 偽りの隣人」をAmazonprimeで見付けて観てしまい面白かったし(*^▽^*)。他に推されても酷いのもあるが・・・評判物から酷評物まで様々な映画、特に邦画推しがさく裂する。途中からアジア映画推しの東洋洋や特撮推しの御影特則などが絡んで来て面白い。津軽地区で上映の無かった映画も多いので、配信やディスクで手に入らないと観れないのが難だが、興味は掻き立てられる。11巻はゴジラ‐1.0やおジャ魔女などが描かれてて別な視点で唸らされる事も多い。面白い漫画だ。

 これ系だと「木根さんの1人でキネマ」も結構楽しい。

 こっちは10巻まで。一人で映画を楽しむのが好きな30代独身OL木根さんと周囲のドタバタが良い。どちらもゴジラ回やスターウォーズ回、エヴァ回が楽しい。私(わ)の周囲に映画をわちゃわちゃ語れる奴が居無いので羨ましい限りだが・・・。