次に見た映画から少し曖昧。と、云うのも観た映画のタイトルをただノートにメモってただけなので同時上映の境界線が怪しくなってる。多分この2本だと思うが次のと被ってるかもしれない。

 さて、「サンダーボルト」依然ミラノ座でのリバイバルでの鑑賞。監督はマイケル・チミノ(ディア・ハンターのあの監督で、天国の門で大赤字作って映画会社を倒産させた御仁)。主演はクリント・イーストウッドとジェフ・ブリッジスの1974年のアメリカ映画、アウトローのロードムービーだった記憶があるが、詳細は忘れた。サンダーボルトはクリント・イーストウッドの役名。原題はThunderbolt and Lightfootで、ライトフットがジェフ・ブリッジスの役名。大砲級の銃で銀行強盗して大金をせしめたサンダーボルトが金を小学校に隠し隠遁してたがギャングジョージ・ケネディらに見つかって逃走中にライトフットと遭遇し逃避行って感じで、小学校が建て替えられてて万事休すって展開・・・。まだ薄っすらラストも含めて覚えてる(*^▽^*)。

 同時上映は劇場では初めて見たOO7。ガイ・ハミルトン監督のショーン・コネリー版の最後(その後ネバーセイ・ネバーアゲインで復帰してるが(*^▽^*))まだイアン・フレミング原作有の頃だ。余談だがイアン・フレミングのOO7は全巻読んだし持ってる。当時はまだハヤカワミステリ―のポケミス版と創元の文庫で揃えて読んでた。一番好きな原作は女王陛下のOO7だった。ほとんどポルノ化してた私を愛したスパイなぞは中坊には刺激的過ぎたけどなぁ~(*^▽^*)。

 既に、はなっから原作と映画は別物感でいたので、気にせず鑑賞。その後TVやDVDで再三散見してるので結構覚えてる。原作ではダイヤモンドの密輸事件だけだったが、映画は派手で宇宙空間でのダイヤモンドパネルで作った太陽光照射砲みたいのになって、宇宙開発(NASA?)の研究所での騒動やラスベガスでのカーチェイスなぞエンターテインメント全開な娯楽映画だった(*^▽^*)。ので、大好きで全映画観てる(*^▽^*)。ボンドガールはジル・セント・ジョン。悪者ブロフェルドはチャールズ・グレイ。お約束シリーズの最中で以降3代目ロジャー・ムーア版に代わる。因みに2代目が本作の前の女王陛下のOO7の1本だけだったジョージ・レーゼンビー。映画版も結構原作に近く好感を持ってたんだけどなぁ~。この「OO7/ダイヤモンドは永遠に」映画辺りが私(わ)のアクション映画の基本になった気がする(´・ω・`)。