1/31に、「空母いぶき」と「昭和天皇物語」の新刊が出てるはずなので、駅前のヒロロのツタヤに向かった。目当ての本は並んでたので2冊ゲットし、ざっとコミックを物色してた。新刊コーナーにあった一冊を手に取った。古書暮らしってタイトルに惹かれた4巻目だった。帯に3姉妹とあったので、食指が動いて、コミック棚で探したら1巻から揃ってた。試しに1巻目を購入。

 目的の2冊も後回しに、読んでみた!面白い!

 祖父の神保町の古書店を継ぐ事になった孫達3姉妹。乗り気になったのはややコミュ障で社会人生活に疲れていた次女ツグミ(次実)。長女は変な感性でバツイチになった酒好きのイチカ(一果)。オレンジ髪の自由人女子高生ミノル(三稔)の三姉妹。父は理系思考でドライで教授なのかな?アメリカに単身赴任中。母早くに亡くなってるらしい。そこに古書店「魁星書房」の御近所の古書店の謎の住み込み従業員梓川が絡み。三姉妹三様の人間模様が綴られ、古書取引などの実情が描写されて行く。

 原作の冬目景は名は知ってたが読んだのは初。「羊のうた」とか「黒鉄」等が有名らしいが未読。映画にもなったのがあるらしいが未見。絵柄は沙村広明のタッチに近い劇画調?ノリは「海街ダイアリー」っぽい。ので、ツボにはまって翌日2~4巻を買いにツタヤまで速攻で読破( `ー´)ノ面白い!

 各キャラが良い。メイン主人公は次女ツグミっぽいがウジ系の割にカラッとしてて好きだ!古書描写は「ビブリア古書堂の事件手帖」(漫画で読んでた(*^▽^*))を思い起こすが、こちらはこちらで魅力が高い。うむ続きが楽しみだ。