「ロスト・フライト」に続けて鑑賞。先月にイオンシネマ弘前で上映してあって、ホラー映画らしかったので観ようかと思ってたのだが、既に終了していた。ら、今度シネマヴィレッジ8イオン柏で上映となったし、引き続きの時間が良かったので鑑賞。12:10の回。さほど長い上映じゃ無い様だ。(86分だそうだ)ホールは4番。既に開場中。ドリンク買って再入場。最後列に一人だけ。上映までに5人程入場して来たか。

 監督は永江二朗。初見だ。主演は伊原六花(地獄の花園に出てたらしいが記憶に無い)と藤原大祐。あまり知らない俳優だ。

 暗闇で女子の息遣いでスタート。軋む引き戸を開けて登場。階段があり、ギシギシ云わせながらスマホライトを頼りに登って行くと更に戸があって少しの廊下に出る。突き当りはお札が張られたやばそうな扉。中からわしゃわしゃ音が聞こえる「誰かいますか?」って感じで声掛けるとドン!ブラックアウトして2週間前フェリーに乗ってる内田桜:伊原六花、真中聡:藤原大祐(二人は幼馴染で同じ大学らしい)と桜の友人華村希美:秋田汐梨の3人組。島の旅館に夏季バイトに向かうとこらしい。桜と真中が好き合ってるのに中々進展しない中に焦れてる汐梨って展開(汐梨はスマホでカーレースのゲームをやってるがド下手な伏線がある)。島に着くと旅館では働いてる岩崎公太:松浦祐也(似て無いんだけど千鳥の大悟を思い出してしまう「キリエのうた」や「福田村事件」、「“それ”がいる森」など多くに出てる様だが)旅館に着くと女将の八代真樹子:佐伯日菜子(黒井ミサ役以来好きな女優参だが最初判らなかった。最近観て無いなぁ~)と主人の八代健介:坪内守を紹介される。女将は愛想が良いが主人は不愛想で足を引き摺ってる。主人が足を怪我したのでバイトを募ったらしい。そこで働き始める3人だったが、岩崎は元気で明るい希美に言い寄ってるが・・・住み込みバイトなので部屋で寝てると毎深夜2時ころに廊下をギシギシ歩く音で目を覚ます桜だったがある夜覗くと女将が大皿に食い物載せて歩いている。後を付けるが見失ってしまう。後日、岩崎から肝試しの誘いを受ける3人だった、岩崎が言うには旅館に隠し戸が合って毎夜女将がそこに食材を運んでる様なので探検しようとの事。汐梨は二人を急接近させるチャンスと観て二人一組でやろうと桜と真中を向かわせる。隠し引き戸を開けに怪に続く階段を見つけるが桜はしり込みしてしまい、真中が自分一人で観に行くと言って階段を登って行く。すると登り切った当たりで様子がおかしくなって、何かわしゃわしゃ食ってる様だ?桜の呼びかけにやっと応じた真中の口の周りに悪臭な何かがへばりついてて足の裏に人間の爪が多数刺さっていた!一見普通そうな真中だったが依頼、他の人には見えない子供が見え始めてるらしい。怯え始める真中に、真相を探ろうと隠し戸に向かう桜だった。で、最初に戻る。階段の先真中がわしゃわしゃしてた門には祭壇と腐敗した食物の山。怪しい扉を開いた先は怪しげな祭壇がある部屋。祭壇の前の引き出しには爪の山二段目には人の歯、三段目は・・・。気配を感じて飛び出す桜。以来、真中と桜は不審な子供らを目撃する様になり子供に引っ張られると腕には確り手形が残っている。逃げ惑う二人だったが真中が子供に囲まれると何かが現れ倒れてしまう。見つけた桜達だが目を覚まさない。と、主人が登場、島では子供の神隠し?が多い様で、子供が居なくなったら祭って供物を備え続ければ2年後に帰って来ると言う言伝えがあって女将は子供が居なくなってから祭壇作って供物を捧げてるのだと言う。主人の助言で島の住職佐々木六朗:梶原善の所に運ばれるが・・・。真中は魂を抜き取られたらしい。で、次のターゲット桜を除霊しようオコモリをさせる。朝まで出るな声を出すなのあれだ!が、真中と希美の声に返事して戸を開けてしまう。妖怪登場巨大な白い女性の妖怪で赤い帽子を被っている。で、八尺様なる妖怪対住職、岩崎、汐梨の戦いが始まる!住職、中々の法力持だ。・・・。

 最初は低予算なホラーだなぁ、見えない子供たちは最初見えないで見えてる演技だけ、やたらと音響で怖さを煽ってるし、で、八尺様、演出的にはバイオハザードヴィレッジのドミトレスクっぽいが、あっちの方がガチ怖い!こっちはカクカク人形ぽくって全然恐く無い(´・ω・`)。で、ラストに向かうのだが、最後捻りが効いてた!中々面白いオチだった!ここでタイトルも効いて来る!うん。悪くないストーリーだ。もっと高予算ならM・ナイト・シャマラン級のホラー映画になったのになぁ~。ハリウッドでリメイクせんかな(*^▽^*)。ラスト直前までしょうもない恐く無いホラー映画と思ったがラストのオチで私(わ)は及第点。