これは前知識無く予告編も見ていない。

 チラシをチラッと見てて、市原隼人が主演の給食大好き教師と生徒の給食バトルドラマ?ってな感じだった。劇場版ってあるようにオリジナルはTVドラマらしいが全然知らなかった。

 時間的に丁度良かったの、「野性の呼び声」に続けて鑑賞。19:20の回。

 ホールは5番。時間間隔があまりないので先にチケット買っておいた。

 「野性の呼び声」より客は多かった。

 監督・脚本は綾部真弥。多分初見。

 主演の給食大好き教師を市原隼人。給食大好き生徒を佐藤大志。市原の同僚教師を武田玲奈。校長を酒向芳。

 1984年。常節中学校(実在かモデルがあるのか架空なのかは知らない)の1年1組の担任市原隼人はクラーク・ケントばりな感じで、頭の中は給食で一杯の給食大好き人間。一応堅物な様だ。副担任の武田玲奈は乙女っぽい国語教師( ^o^ )。常節中学校は食も教育の一環と云うモットーで校歌にもそんな節がある。そんで食事の前には校歌を歌って、手を合わせて「いただきます」でスタートする。最初は中間テスト中で給食が無いらしい。テスト明けで何よりも翌日からの給食再開にワクワクしてる市原隼人。同じころ三島由紀夫の潮騒の一文から主人公の思いを綴らせる問題を出した武田玲奈は採点に困惑してた。ま、解答が難しいよなぁ~。そんで中間試験終了打ち上げを同僚の教師が言い出すが市原隼人は断る。酒はあまり飲まないらしい。それよりも翌日の給食の鯨のオーロラソース掛けと云う謎のメニューで頭が一杯だった。翌日、校門に立つ市原隼人の前に笑みを称えた生徒佐藤大志登場。

 そして新人実習教員3人がやってきて。ひと騒動あるが、お待たせの給食タイム。最初の校歌斉唱からノリノリな市原隼人が笑える。そんで脳内うんちく独白で食していくところが楽しい!そして堪能した市原隼人の前で佐藤大志の一人パーティ的給食堪能に完敗する市原隼人だった。そこで、視野を広げようと教育実習生の歓迎会に珍しく参加する市原隼人だったが焼き鳥の旨さに悶絶し慣れないビールを一気飲み。翌日二日酔いで校門に立つが、何やら記憶は無いがやらかした様な・・・。それでも当日のすき焼き風煮物のメニューに心躍らせる市原隼人だったが・・・。教育委員会が乗り込んできて来年からの給食廃止を告げて行くのだったが・・・。

 給食バトル?中々な着眼点( ^o^ )。滅茶面白い。市原隼人が笑える!久々の市原隼人節な映画だった(#^.^#)。そんでラスト付近は感動モノの演出。油断するとこんなおもろい映画に出くわすのでたまらない(#^.^#)。小品だがめちゃ良い映画だった。TV版も面白そうだなぁ~。

 給食は私(わ)は小学校までだったが、最初の低学年時は構内に調理室があってオリジナルだったが途中から給食センター物に代わったんだよなぁ~私(わ)は結構好き嫌いが合ったので給食は苦手だった(#^.^#)。しかしミルメークや牛乳蓋の瓶牛乳は懐かしい。蓋で良くダーツ作って遊んだなぁ。冬には石炭ストーブの周りやヤカンに牛乳置いて温めて、中には、授業中パァリーンって割れて牛乳臭がたちこめたもんだぁ~(#^.^#)。懐かしいのぉ~。