原作です。なんと映画は弘前で上映が無い( `ー´)ノ。映画を観てからかと悩んでた本作。公開前に文庫化されて入手したので読み始めた。・・・めっちゃ面白い(*^▽^*)

 表紙は二重で表は映画ポスター。

 作者はアンディ・ウィアー。「火星の人」の作者。映画化は「オデッセイ」。あれは面白かったので原作未着手だった。最初は一巻本で出てたのに新版で上下巻になってた。購入もして居ない。その内読みたい本のリストには入ってるが・・・って事でアンディ・ウィアーは初読書だ。他に「アルテミス」ってのがあるらしく結構寡作だ。

 単行本で出版された時2022年版のSFが読みたい第一位だった。出版当時弘前にまだジュンク堂があって、新刊コーナーで見掛けて読みたいとは思ったのだが・・・文庫化まで我慢してた。当時一巻1980円、今回1500円なのであまり差が無い。単行本で読んでても良かったなぁと思う。私(わ)的には「三体」よりめちゃ面白かった(*^▽^*)。

 記憶喪失状態で宇宙船の中で目を覚ました主人公ライランド・グレースは、少しづつ記憶を取り戻しながら現状を把握して行く。彼は中学校の教師だった。学生時代に発表して総スカンされた論文が元で科学者から中学教師に転身したのだが、当時世界的に大問題になった太陽のエネルギーを餌にするバクテリアの様な生命体に浸食された太陽で地球の存亡の危機的状況だったことを思い出す。その論文が元で対応プロジェクトのリーダーエヴァ・ストラットに強制的に徴収されてその生命体の謎解きの筆頭にされる。物語は、太陽だけで無く、地球の太陽系外の近くの恒星も照度が落ちており、その生命体に浸食されてると思われた。しかしその中でもクジラ座タウ星系の恒星のみ照度を失って居ない(浸食されて居ない)と推定されその謎を解く為に片道切符の特攻調査が計画される。それがプロジェクト・ヘイル・メアリー。ヘイル・メアリーの宇宙船内でライランドはコールドスリープから目覚め記憶を少しずつ思い出しながら既にタウ星系に到着した船内でミッションを進めて行くって展開。調査の初期になんと別の地球同様の危機に瀕した星系から調査に来た宇宙人の船と遭遇し、ファーストコンタクトが行われる。ヘイル・メアリーには他にクルーが2人居たがコールドスリープに失敗したのかミイラ化して居て生きているのはライランドのみ。方やファーストコンタクトの宇宙人も他のクルーが1人を残してある理由で全滅して居た。・・・物語はライランドの思い出す記憶と、その宇宙人とのコンビで困難に立ち向かうという流れだ。面白かった。ライランドが付きとめた侵略生物の謎解きに、ファーストコンタクトの宇宙人の謎、タウの恒星が無事な謎などミステリーとしても最高だ。も~ワクワクしながら久々にページを捲った。上巻は面白かったが物理(体力的)に数日を擁したが、下巻は徹夜で読みふけってしまった。こえほど面白い小説は近年最高だ。いやぁ~SFも面白いなぁと改めて痛感した。これ程読み終わるの勿体ないく、先が気になる体験は久々だ。最後の顛末も凄かったし、良いエンディングだ(悲壮感もあるんだ)。ベストオブベストだね。映画が楽しみだ。金曜から公開だったが、祝日だったし、来週の月曜でも青森まで出かけるかぁ~。