若竹七海の葉村晶シリーズ。待望のってのは文字通りなのだが出版を知らなかった(´・ω・`)。今年の「このミス」で5位に入ってて初めて知った。ま、書店行っても創元と早川のコーナーしか覗かんからなぁ~。ジュンク堂があった頃は新刊コーナーが判り易かったが、弘前のTSUTAYAの新刊コーナーゴチャゴチャして判りずらいんだよ~!ま、ランキング作だけに近場の書店の特設コーナに平積み合ったので合わせて購入。先に読み難い「緑は危険」を読んでる最中で、遅れたが、そっちも消化して取り掛かった。読み易いし、面白いし、お馴染みだし・・・なのに結構時間が掛かってしまったのは読んでる途中で寝てしまう悪癖の所為か・・・

 文春文庫書下ろしらしい。450頁なのでそこそこ厚かった。

 前作「不穏な眠り」から早5年らしい。遅いぞ~~!

 葉村晶も五十代!どうもドラマハムラアキラの所為でシシド・カフカのイメージが付いたので初老の葉村晶をイメージし辛い。時代はコロナの5類移行もまじかの頃、オープニングは車に追突されて崖から落ちそうな所からスタート。依然「MURDER BEAR BOOKSHOP」のアルバイト兼「白熊探偵社」の1人調査員。探偵業の方はとんと暇な様だ。店のご近所とも付き合いが出来て近所の1人暮らしの奥山香苗の娘瑛子から無理やり香苗の親族の集まりに付き添いを頼まれる。奥山香苗の親族は香苗の資産狙いで近付いて来るので要注意らしい。結局付き添いを請け負った葉村はその集まりに辟易しながら達成し香苗不在時に資産を持ち出そうとする一党を通報し防衛するが、今度は香苗の紹介で集まりにも居た乾厳(カンゲン)の依頼が受ける。音信不通らしい稲本和子の消息を調べる事だった・・・。恒例の桜井肇の助けを借りつつ簡単そうな調査だったが、稲本和子の所在を突き止めたが失踪してるらしく更に旦那の稲本賀津彦も失踪して居るらしい・・・。

 花粉症と歯痛と老眼に悩まされ、犯人追ってはコケて打撲するはであちこち傷む体を鞭打って魁皇学園(カンゲン先生が元理事)の権力争い、保養地巡る詐欺事件が絡み出す中、「MURDER BEAR BOOKSHOP」の店長富山泰之の横やりやなんかに近隣の倒木で葉村の代車がつぶされたりの不運が恒例に続く。探偵業が休眠で勘が鈍ったかと自嘲する葉村だったが推理が悉く外れだす。律儀でタフなのは健在だが不運続きは相変わらずだ(*^▽^*)。

 巻頭にもあったが「まぐさ桶の犬」の出典はロス・マクの「さむけ」だったらしい、ちょっと引っ張り出して頁捲って観たが該当箇所を発見出来ず。しかし絶妙なタイトルだったとラストで分かる。うむ。やはり葉村晶シリーズは面白い。次は60台での登場か?お~い早めに次書いてくれ~(*^▽^*)。