10/25からイオンシネマ新青森で上映してて予告を劇場で観て無くてチラシも貰って無かったのだがTVで予告やっててボート競技(ローイング競技って云うらしい)のアニメってんで見ようとは思ってたのだが・・・
最近は青森も遠く感じる今日この頃、「ボルテスV」「アイミタガイ」に続けて鑑賞。17:50の回。2時間近く間があったが嵌る映画も無く、ちょっと遠出して青森のブックオフとか覗いて時間潰し青森も中心地の碁盤の目の道路に反して少し奥に入り込むと意外に迷う。迷走しながらそれでも30分ほど前に戻って来た。ホールは2番。客は6人ほど。入場者特典はオーディオドラマのURL付大判のポストカード。
何気に実写で良いんじゃね?って思ったが、ビックリ!1998年に田中麗奈主演で映画化されていたそうだ。全然知らんかった。更に鈴木杏主演で2005年にTVドラマ化もしてたそうで、そっちは青森で放送の無いフジ系だったらしいので判らんでも仕方ないが・・・。で、今回のアニメ化だそうで。そんなにメディア化する作品なのかとハードルを上げてしまった。原作は第4回(1995年)坊っちゃん文学賞を受賞した敷村良子著の小説だそうで、本では「イージー・オール」という続編もあるらしいし、更に「もひとつ、がんばっていきまっしょい」っていう続編もあるとか・・・。青森県のむつ市の方には市を上げてのボート競技大会があるらしいのを一度TV中継で見た事あるが弘前近辺にはあるのだろうか?あまり馴染みの無いスポーツだ。カヌー競技はポツポツある様だが・・・。
本アニメ、監督は櫻木優平。初見かな。主役の村上悦子(悦ネエ):雨宮天は小学校の高学年になるまでは身長も高くスポーツにも秀でて居た姉御肌。しかし徐々に限界を感じ始め、投げやり性格に・・・。友人の佐伯姫(ヒメ):伊藤美来を悦ネエを応援して居るが・・・舞台の三津東高校にはクラス対抗でボートレースを開催する伝統があり、それに引っ張り出された悦ネエだったが他チームと差が付いてしまうと投げ出して漕ぐのを辞めてしまうダメキャラだ。そこに転校生の高橋梨衣奈(リー):高橋李依はボート部に憧れてやって来たが部員不足で今年から廃部確定の状況。が、諦め切れないリーは悦ネエとヒメを誘って隣クラスのただ一人のボート部員でボート馬鹿の二宮隼人:江口拓也を説得しボート部再建に乗り出す、そこに兵頭妙子(ダッコ):鬼頭明里と井本真優美(イモッチ):長谷川育美が競い合う様に入部。晴れてボート部復活となる。名前貸しだけのつもりだった悦ネエも強引に誘われ、ヒメをコックス(掛け声指揮者兼舵取り)に、悦ネエ、リー、ダッコ、イモッチの4人の漕ぎ手でチームが出来るが・・・中々息が合わない4人で上手く行かない。全国狙ってる港山高校ボート部の寺尾梅子:竹達彩奈らに見下されたと感じた5人は奮起するが、初戦で大敗を期してしまう。それでも徐々に連帯が高まって行く中、意外に悦ネエが一番体力不足で二宮隼人への感情が出来てきたうえ、取り残され感で不貞腐れてしまう。意外に陰キャラだった。それでも寺尾梅子の意外な評価などで復帰する悦ネエだったが・・・。キャラ設定は個々にそこそこ出来て居るガルパンポイ(あれほどポジティブじゃ無いが・・・)。原作や実写じゃどうなのか知らんが、もう少し家族描写などあったらしいが本作は皆無だ。絵は綺麗で売りの夕焼けシーンは良き。キャラが皆美少女なのはアニメだからか・・・?スポコンじゃ無く青春ものにしたかったという趣旨は出来てたと思うがちょっと物足りんかった(*^▽^*)。