『キングダム 大将軍の帰還』
2024年 日本
《スタッフ&キャスト》
監督 佐藤信介
原作 原泰久
脚本 黒岩勉/原泰久
撮影 佐光朗
音楽 やまだ豊
出演 山﨑賢人/吉沢亮/橋本環奈/清野菜名/山田裕貴/岡山天音/三浦貴大/濱津隆之/真壁刀義/田中美央/荻原利久/佐久間由衣/金児憲史/村川絵梨/桜井日奈子/阿部進之介/新木優子/吉川晃司/高嶋政宏/要潤/山本耕史/長澤まさみ/小栗旬/大沢たかお
《解説》
忘れられない戦いが始まる
原泰久の同名人気漫画を実写映画化した大ヒット作「キングダム」シリーズの第4作、監督は引き続き佐藤信介が務め、原作者の原泰久も1作目から脚本に参加している
前作で開始された奏軍と趙軍の激突“馬陽の戦い”の続きが描かれる、主人公・信役の山﨑賢人、秦の若き国王・嬴政役の吉沢亮をはじめ、豪華キャストが続投、大沢たかお演じる秦軍総大将・王騎と吉川晃司扮する最強の敵・龐煖の因縁の対決など、全編が見どころだ
《物語》
飛信隊の前に現れたのは趙国の総大将の龐煖、自らを武神と呼びその圧倒的な力の前に信も羌瘣も必死に戦うが大きな傷を負わされ、飛信隊の仲間も次々と殺される
更に趙将の万極も現れ飛信隊は意識の失った信を守りながら脱出を図る、尾平と尾到の兄弟は仲間たちから逃がされ、信を担ぎながら逃げるが尾平は二手に分かれて逃げることにする
尾平から信を託されて尾到が草むらに入ると信が目を覚まし、ふたりで寝転び尾到は信と出会った頃の話しをし、少し眠ろうと言い、尾到は命が尽きてしまう
次の日の朝、再集結をした飛信隊の数は半分以下の36人、そこに尾到を背負った信が戻り、尾平にすまないと謝った、尾到はやり遂げた、だから涙も詫びもいらない、飛信隊は更に団結する
信は羌瘣と龐煖について話し合い、信は死んでてもおかしくな攻撃を受けていた、生きているだけ儲けたと、趙国の総大将なら倒すしかない
飛信隊は王騎軍に合流、すでに蒙武が出陣、先頭の最中に龐煖の姿を見付け仲間が止めるのを無視して追う、そして龐煖を仕留めるがそれは偽物、蒙武たちは敵に囲まれてしまう、これを見守っていた王騎は趙に潜む影を感じていた
秦国の王都、咸陽の王宮に楊端和が訪れ、この戦について伝えることがあると、山の民の勢力は強大になり、北の騎馬民族と衝突するところまで大きくなった
騎馬民族は匈奴と呼ばれ、桁違いの戦闘民族、その匈奴を討つべく山の民は8万の軍で攻め入った、しかしそこには10万人を超える匈奴軍の屍があった、その匈奴軍を倒したのは趙軍だと
しかし趙が10万を超える大戦を行ったという話しは咸陽には伝わっていない、嬴政は北に強大な軍がいることを隠し、拮抗している秦と趙の戦いに参入すると気付いた
楊端和はこれを実践している者は恐ろしい策略家で匈奴の生き残りから聞いたその男の名は李牧だと
《感想》
本作は前作「キングダム 運命の炎」のラストから始まります、敵将を倒した飛信隊の前に現れたのは自らを武将と呼ぶ趙国の総大将の龐煖、演じるのは吉川晃司
飛信隊の信は一撃で気を失い、羌瘣も全力で龐煖に挑むのですが紙一重でかわされ、追い詰められます、目を覚ました信が反撃しますが腹に一撃を入れられます
羌瘣によれば龐煖の一撃は内側から破壊する技で信の命があっただけでも儲けものだと、とどめを刺される前に飛信隊の仲間によって逃がされるんです
この龐煖の出現で物語はこれまでの主人公の信や嬴政は出番は少なくなりました、大沢たかお演じる王騎との因縁があるのです、これによって王騎と龐煖の戦いが描かれます
「ゴールデンカムイ」の山﨑賢人は大将軍になるために王騎の戦いを見ることに専念している感じです、清野菜名演じる羌瘣も信に付いている感じで、激しい戦いも最初と最後に少しだけ
本作にもまた強い女性が登場します、六大将軍となった摎という女傑です、演じるのは新木優子で、その暴れっぷりは華奢な体からは想像つきません
摎は全王の落とし子で誰にも知られずに王宮の外に出されて王騎の父親に下女として育てられるのですが、王騎の修業を真似て一緒に修業して強さを身に付けました
そして将来は一緒になろうと決めていたのですが、摎は龐煖によって殺されてしまいます、それによって9年前に王騎が討ち取ったはずなのですが龐煖は生きていたのです
そして山の民の王である楊端和は王宮に訪れて更なる強大な敵の存在を嬴政に伝えます、嬴政を演じるのは吉沢亮で、戦場ではなく王宮にいるので出番は本当に少なかった
楊端和を演じるのは長澤まさみで、前作でも少しの出演で本作ではまた大暴れしてくれるかと思ったのですが、こちらも出番は少なかったです
これまで王騎はそこまで大暴れすることはなかったのですが今回は大暴れです、まず先陣を切るのは騎兵隊の騰でこれまで王騎の横にいるだけかと思ったらめちゃくちゃ強い、演じるのは要潤
そこで王騎と龐煖の一騎打ちとなります、大型の武器での戦いは迫力満点で大将同志のぶつかり合いは命の取り合いで、王騎としては摎の敵討ちとなります
その頃、王宮では楊端和が新たな敵である趙国の李牧の名を言います、李牧は今まさに戦いを遠くから河了貂と一緒に見ているのです、演じるのは小栗旬
騙されたと憤る河了貂を演じるのは橋本環奈で、隣の蒙毅を演じるのは「ミステリと言う勿れ」の萩原利久、李牧の側近のカイネを演じるのは佐久間由衣、河了貂にはいつか戦場で会うかもなと去って行きます
そして信は王騎から大将軍になるためにはと教わるんです、それまで王騎は童信と呼んでいたのですが、最期には信と呼びます、これは胸にグッとくるものがありました
一つの時代が遂に終わる、全てをかけた最終決戦 それが『キングダム 大将軍の帰還』です。
中国春秋千国時代を舞台に天下の大将軍になると言う少年の夢ももう少しかも。

























