『バーフバリ エピック』
2025年 インド
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 S・S・ラージャマウリ
撮影 K・K・センディル・クマール
音楽 M・M・キーラヴァーニ
出演 プラバース/ラーナー・ダッグバーティ/アヌシュカ・シェッティ/サティヤラージ/ラムヤ・クリシュナ/タマンナー/ナサール
《解説》
願いは叶う、再び叶う
伝説の戦士バーフバリの壮絶な愛と復讐を描く「バーフバリ」2部作のインド公開10周年を記念し、追加シーンを含め再編集、インド、アメリカ、日本の3か国限定で劇場公開
血沸き肉躍る圧倒的な没入感で、全世界にバーフバリ旋風を巻き起こし、数々の新記録を樹立!さらに様々なトレンドを生み出しインド映画を変えた史上最大の叙事詩
《物語》
古代インド、マヒシュマティ王国の女性シヴァガミは赤ん坊のバーフバリを守るために矢で射貫かれ追手を倒して付近の村に逃げるときに川に流されてしまう、シヴァガミは
「偉大なるシヴァ神、命が欲しければ持っていくがよい、しかし赤ん坊の命は見逃せ、帰りを待つ母のために生きねばならぬ、マヒシュマティの王座に就くために生きねばならぬ」
と祈りを捧げた、翌朝に赤ん坊の泣き声を聞いて村人が集まり赤ん坊を助けるもシヴァガミは山を指差して川に沈んでいった、村人たちは赤ん坊を山の上に返そうとするが村長の妻サンガは、子供が生まれない私に川の神がお恵みしてくれたと主張、そして山の上に通じる洞窟も封印してしまう
25年後、シヴドゥと名付けられた男の子は逞しく成長するが滝の上の世界に興味を抱くようになり、毎日滝を登ろうと試みていた、そんなある日、滝から仮面が落ちてきた
マヒシュマティ王国には牛をも一撃で倒す暴君のバーララデーヴァが君臨し、王妃を25年間も幽閉している、王妃はいつか息子のバーフバリが私を助け出してバーララデーヴァを倒す日が来ると信じている
シヴドゥは仮面に導かれるように滝を登り滝の頂上に到着、そこで仮面の持ち主である女性アヴァンティカを見付けるが彼女は仲間と共にマヒシュマティ王国の兵士を殺害
彼女は捕らえられたデーヴァセーナ王妃を救出しようとするクンタラ王国の戦士だった、アヴァンティカは王妃救出の任務を任せられる、シヴドゥはアヴァンティカを口説き、その想いに次第に彼女の心を掴んで愛し合うようになる
しかし王妃救出の使命を持つアヴァンティカはシヴドゥを置いてマヒシュマティ王国へと向かうが、途中でマヒシュマティ王国の兵士に捕まってしまうが、駆け付けたシヴドゥが兵士を全滅させた
ケガをしたアヴァンティカの代わりに王妃救出を引き受けてマヒシュマティ王国に乗り込み、王妃を救い出すが道中でバーララデーヴァの息子パドラの部隊に捕らわれるが部隊を全滅させ、剣の達人カッタッパと一騎打ちとなる、そこに駆け付けたクンタラ王国の戦士たちとマヒシュマティ王国の兵士、そしてシヴドゥを捜しに来たサンガたち
シヴドゥはカッタッパの剣でパドラの首を撥ねて殺し、槍を手にしたカッタッパが襲い掛かるがシヴドゥを見た途端にバーフバリと叫んで跪いた、そこにいた全ての人間がシヴドゥに対してバーフバリと叫んで跪いた
そこでシヴドゥは25年間幽閉されている実の母の存在と自分がこの国の王子バーフバリであることを知る、カッタッパは彼の父で王のアマレンドラ・バーフバリの生涯を語り始めた
50年前、マヒシュマティ王国を建国したヴィクラマデーヴァ王が急逝し、王妃も王子バーフバリを生んで亡くなった、国務は左腕の不自由な王の兄ビッジャラデーヴァの妃シヴァガミが代行することになった、ビッジャラデーヴァは息子バーララデーヴァを王位に就けるよう提案するがシヴァガミはより優れた者を王位とすると宣言する
バーフバリとバーララデーヴァは文武両道に優れた王子となりシヴァガミはどちらを王位に就けるべきか悩む、そんなときに軍事機密が隣国の蛮族カーラケーヤに渡り、カーラケーヤ軍10万に対してマヒシュマティ王国軍は2万5000人、バーフバリは作戦を立案、ビッジャラデーヴァはカーラケーヤの長を倒した方が王位に就かせると立案、シヴァガミも了承する
バーフバリの部隊はカーラケーヤ軍を翻弄、バーララデーヴァの部隊が出撃し敵陣に突入、人質を盾にするカーラケーヤ軍だがバーララデーヴァは人質ごと撃破、バーフバリは人質を救出しつつ攻撃、そしてバーフバリはカーラケーヤ長を追い詰めて剣を振り上げたところでバーララデーヴァが飛び道具でとどめを刺した
勝利に沸き立つマヒシュマティ軍、シヴァガミはバーララデーヴァを称賛するがバーフバリを次の国王に指名、民は歓喜に沸き返りバーフバリの戴冠式を心待ちにした、王位を逃したバーララデーヴァの父ビッジャラデーヴァは妻シヴァガミの殺害を仄めかす、女はなぜ同じ過ちを繰り返す、母は私でなく弟に王座を与え、妻は息子の王国を甥にやろうとしている、この因縁は永遠に続く
バーフバリは戴冠式までの間、見聞を広めるためにカッタッパと共に国内を巡る旅に出た、その途中で河下の小国クンタラ王国の王の妹デーヴァセーナの一行が賊に襲われるも剣を振るって撃退するデーヴァセーナの姿を見たバーフバリは一目惚れ、身分を隠して使用人となりクンタラ王国に向かう
バーフバリは軟弱な男を装いデーヴァセーナの従兄クマラの側に仕えるがデーヴァセーナは彼に興味を抱く、そのころ部下からバーフバリの動向を知らされたバーララデーヴァはデーヴァセーナの肖像画を見て一目惚れ、バーフバリから奪い取ろうと企てる
王位を継ぐことができなかった実の息子に対する負い目もあってバーララデーヴァの願いであるデーヴァセーナを妃にすることを約束、シヴァガミはクンタラ王国に莫大な財宝を贈り婚姻を申し出るが、一方的な申し出に不快感を抱いたデーヴァセーナは拒否、侮辱されたことに激怒したシヴァガミはバーフバリに彼女をマヒシュマティ王国に連行するように指示
そのころ賊徒がクンタラ王国を襲撃、バーフバリはカッタッパと共に応戦、バーフバリはデーヴァセーナと共に弓を取り賊徒を一掃した、国王は感謝を伝え、カッタッパはバーフバリがデーヴァセーナに想いを寄せていることを告げ、そこにシヴァガミの遣いの鷹が現れ、デーヴァセーナ連行を命じた文が届けられる
騙されたの激怒するデーヴァセーナはバーフバリに剣を向ける、カッタッパは彼の正体がマヒシュマティ王国の次期国王であることを明かす、バーフバリはデーヴァセーナに想いを告げ、受け入れたデーヴァセーナはマヒシュマティ王国に赴くことを了承
マヒシュマティ王国に到着したデーヴァセーナはシヴァガミに謁見し、無礼を謝罪、シヴァガミはデーヴァセーナを許して王族の一員として迎え入れるが、そこで初めて婚姻話がバーララデーヴァのための話だったことを知る、シヴァガミは息子との約束を守ろうとするがデーヴァセーナはバーフバリとの結婚を望む
激怒したシヴァガミはバーフバリの国王即位を取りやめてバーララデーヴァを次の国王に指名する、戴冠式に日、バーララデーヴァが国王に即位、次いでバーフバリは国軍最高司令官に就任、詰めかけた民衆はバーフバリ万歳と叫び、民衆の圧倒的な支持を集める姿を見たバーララデーヴァは危機感と敵対心を強めていく
バーララデーヴァは身重の妻の側にいられるように国軍最高司令官の職を解任、その後に後任の国軍最高司令官セートゥパティが寺院へ参拝する女性の体を撫で回す姿を目撃し、デーヴァセーナは自分に触れようとする彼の指を切り落とした、デーヴァセーナは裁判にかけられ有罪に追い込むバーララデーヴァを非難
そこに現れたバーフバリはデーヴァセーナの話しを聞いてセートゥパティの首を斬り落とした、シヴァガミは勝手な振る舞いに激怒し、2人を反逆罪で追放、バーフバリはデーヴァセーナとクマラは宮殿を去った
バーフバリはデーヴァセーナは平民として暮らし始めるが民主は変わらず2人を敬愛、バーララデーヴァは危機感を覚えバーフバリの暗殺を企て、ビッジャラデーヴァは暴走する息子を殺してくれとクマラに告げる、ビッジャラデーヴァの手引きでバーララデーヴァの部屋に入るが待ち受けていた衛兵に襲われビッジャラデーヴァに殺される
ビッジャラデーヴァはバーフバリがバーララデーヴァを暗殺しようとクマラを送り込んだとシヴァガミに訴え、シヴァガミはカッタッパにバーフバリ暗殺を命令、拒否をするなら自分がバーフバリを殺すと言われて命令を受け入れた
バーフバリはカッタッパが反逆罪で処刑されると聞いて救出、しかしカーラケーヤ軍に襲撃され戦うのだが、後ろからカッタッパに刺されて、暗殺が王室の命令だと告げるとバーフバリは母を頼むと言い残して死んでしまった、そこにバーララデーヴァが現れてバーフバリに遺体を切り刻んだ
カッタッパはシヴァガミに真実を告げ、息子の陰謀を見抜けなかったのとを非難、シヴァガミは後悔をし、生まれたばかりの赤ん坊と現れたデーヴァセーナに謝罪、その赤ん坊をマヘンドラと名付けて民衆にバーフバリの死とマヘンドラを新国王に即位することを告げる
シヴァガミはバーララデーヴァを処刑しようとするが先手を打たれてバーララデーヴァの衛兵に襲われカッタッパが応戦してシヴァガミとマヘンドラを逃がし、滝の下の世界に逃げ延びた、デーヴァセーナはバーララデーヴァに捕まり幽閉、バーララデーヴァは恐怖政治で暴君となり、デーヴァセーナへの報復でクンタラ王国を滅ぼした
シヴァガミに命を賭けて助けられ滝の下の村人に助けられてマヘンドラは村長の妻の息子シヴドゥとして成長してマヒシュマティ王国に戻って来た、カッタッパから父の生涯を聞かされ、アヴァンティカらクンタラ王国の残党や民衆とともにバーララデーヴァに宣戦布告する
《感想》
簡単に言うと、捨てられていた赤ん坊が大きくなって実は王の息子だった、父親を殺した敵を倒してハッピーエンドってことです、これをCGで壮大に描いています
監督が「伝説誕生」「王の凱旋」の2部作を未公開シーンも追加して4時間にまとめたもの、両方で6時間弱の作品をギュッと凝縮、恋愛シーンなんかはナレーションだったりします
バーフバリを演じるのはプラバースで、拾われた赤ん坊が村で成長するのですが凄まじい身体能力なんです、どうしても滝を登りたいようで、これは滝の上に何かがあると感じるのでしょう
蝶の妖精に導かれるように滝を登ってそこでインド映画にある妖艶なダンスと歌唱シーンとなります、でもこのエピックでは少なくなったような気がしますね
バーフバリと恋に落ちるクンタラ王国の王妹デーヴァセーナを演じるのはアヌシュカ・シェッティで、美しくて可憐でそれでいて強いんです、バーフバリが彼女に一目惚れしてしまいます、それを知ってバーララデーヴァが横取りをしようとするんです
バーララデーヴァを演じるのはラーナー・ダッグバーティで、バーフバリと次期王の地位を争うのですが敗れ、父親ビッジャラデーヴァと策略を練って王となります、その後は圧政を民衆に強いて暴君となります
手に入らなかったデーヴァセーナを宮廷の庭の下に25年間も幽閉しているんです、デーヴァセーナは毎日小枝を集めているんです、それはバーララデーヴァを生きたまま焼き殺すためなんです
バーララデーヴァの母親でバーフバリの叔母のシヴァガミを演じるのはラムヤ・クリシュナで、腕に障害のあるビッジャラデーヴァの妻ですが女王として君臨しています、このシヴァガミが息子の反乱を防ぎきれずにバーフバリを抱いて逃げるのです、命に代えてバーフバリを生かすのです
成人したバーフバリがシヴドゥとして育てられ彼が出会い恋に落ちるアヴァンティカを演じるのはタマンナーで、彼女はバーララデーヴァによって滅ぼされたクンタラ王国の生き残りで王妃デーヴァセーナ救出の命を受けています
シヴドゥはアヴァンティカの代わりにデーヴァセーナを救出、追ってきた奴隷騎士のカッタッパによってバーフバリの生涯を語られ、マヒシュマティ王国の奪還とバーララデーヴァへの復讐に燃えます。カッタッパを演じるのはサティヤラージ
誰もが大好きな内容の王座奪還で復讐劇、古代インドの叙事詩マハーバーラタを基に3世代に渡っての物語を「RRR」のS・S・ラージャマウリ監督が再構築しました
いまこそ体感せよ、唯一無二の映画体験を それが『バーフバリ エピック』です。
この頃のCGはまだまだだったのでデジタルも再編集してほしかったな。





























