『2001人の狂宴』
2005年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督 ティム・サリヴァン
脚本 クリス・コービン/ティム・サリヴァン
撮影 スティーヴ・アドコック
音楽 ネイサン・バー
出演 ロバート・イングランド/リン・シェイ/ジュゼッペ・アンドリュース/ジェイ・ギルスピー/ジーナ・マリー・ヒーキン/マーラ・リー・マルコム/ディラン・エドリントン/マシュー・ケリー/ピーター・ストーメア
《解説》
イーライ・ロス製作 「2000人の狂人」完全リメイク!
後のスプラッター映画に多大な影響を与えた、ハーシェル・ゴードン・ルイスの1964年の傑作カルト・ゴア・ムービー「2000人の狂人」を「キャビン・フィーバー」「ホステル」で世界を驚愕させた新しき才能イーライ・ロスがプロデュース
主演にカルト・ヒーロー、ロバート・イングランドを迎えて完全リメイク!南北戦争で殲滅させられた村の住民が、今も旅人たちをおびき寄せては食べていく
《物語》
61万8000人の被害者を出した米南北戦争、南部の人々は北軍が行った殺戮や破壊を未だに恨んでいるはず、大学での教師の研究でもあった
その授業でふざけた、アンダーソン、ネルソン、コーリーの3人は追試のレポートの研究もかねて南部のフロリダへ向かうこととなった
近道を試したが道に迷ってしまった、迂回路に行くと“プレザント・バレー人口2001人”の標示があり、小さい町でゴーストタウンかと思いきや現れたら人々に歓迎される、ちょうど記念祭

そこに1台の車、若い男リッキーと2人の女はキャットとジョーイ、そしてバイクが1台、黒人男のマルコムと中国人女性のリーア、町長のバックマンを先頭に8人は歓迎ムードのまま町のホテルへ案内される

各自が部屋でくつろいでいると若い紳士風の男ハーパーに町の案内をしてあげるとキャットが誘われる、キャットはハーパーを誘惑

ハーパーは馬小屋でキャットに目隠し、そして手足も縛り、目隠しを取られると手足は馬に繋がれてい、ハーパーは馬を走らせ四肢は一気にもがれた

食事の時間にも帰ってこないキャットをみんなが心配するが、みんなの前に出された料理こそがキャットで、食事として料理に出されていた

夜は思い思いにセックス、アンダーソンはジョーイと、コーリーは町の女の子2人と、1人だったネルソンはセクシーな女性に部屋で迫られ、ウイスキーを飲まされるとそれは硫酸で胸にポッカリと穴が開いてしまう
そして朝になり祭りの始まり、男と女に分けられ、リーアとジョーイは綺麗な衣装を用意されるがジョーイは気分が乗らずアンダーソンを捜す、リーアは舞台に上げられ掛け声と共に釣り鐘の下敷きにされる、それを見ていたリッキー
駆け寄ったリッキーは取り押さえられ、女性の持つ鉄の串によって肛門から口まで串刺しにされる、残された4人は酒場で町をおかしいと感じ始める

何でもタダ、水道も電気も電話もなく黒人女もいない、祭りを楽しんでるフリをして脱出しようと計画をしてバラバラで行動をすることに
しかし消えた仲間を捜すマルコムだったがバックマンによって巨大な万力に潰され、コーリーは町の女の子に誘惑されて股間を噛みちぎられてしまう

アンダーソンとジョーイも捕まり、南部出身のアンダーソンはチャンスを与えられた、そしてジョーイを殺すように強要されてしまう
アンダーソンはジョーイを救い、町長のバックマンと対決、亡霊のようなバックマンを倒し、ジョーイを乗せたマルコムのバイクで町を脱出


すぐに警察に行き再びプレザント・バレーに戻るとそこは墓場、そこには150年間何もない、北軍のせいで無念の死を遂げた罪のない住人2001人の墓場だった…
《感想》
最初は似たタイトルの作品があるなぁっと思って手に取ったらリメイク作品、こりゃ観なきゃと借りました、しかもイーライ・ロスの名前が

まずはスプラッターの帝王、ハーシェル・ゴードン・ルイスについては3作品だけ観てます、「血の祝祭日」、「2000人の狂人」、「ゴア・ゴア・ガールズ」
全部で12作品製作されてます、ちょっと時代に早すぎた監督という感じもしますね、とにかく63年から71年にかけて作ったわりには血の量がハンパじゃないです、それにエロ・グロ・ナンセンス
その中でも傑作と言われる「2000人の狂人(マニアック2000)」、小さな町の住民が全員が殺人鬼、殺人鬼が普通で普通が異常と逆転した展開、笑いながら明るく人を殺すのは当時としてはかなり奇抜な設定だったと思います、演出の明るさが逆に狂気を強調してゾッとします
それを「ホステル」のイーライ・ロスが製作してリメイク、ただのリメイクではなく犠牲者は更にプラス2人、しかも黒人と中国系、殺戮もスケールアップしてエロ度もかなりスケールアップ(笑)
オリジナルよりおとなしい印象を受けました、ルイスも製作費と時間があれは同じだったかな、バタバタと撮ったから殺伐感が出たのかも
村長役に「エルム街の悪夢」のロバート・イングランドでこのキャスティングにはマニアは喜んだでしょうね、出てきた瞬間にテンション上がりましたね、妻のグラニーを演じるのはリン・シェイ
追試を受けることになったアンダーソンを演じるのはジェイ・ギレスピーで、コーリーを演じるのはディラン・エドリントンで、ネルソンを演じるのはマシュー・ケアリィ
そして別の車のリッキーを演じるのはブライアン・グロスで、女性はジョーイを演じるのはマーラ・リー・マルコムとキャットを演じるのはジーナ・マリー・ヒーキン
バイクの黒人のマルコムを演じるのはマションド・リーで、その彼女の中国系のリーアを演じるのはビアンカ・スミス、黒人と中国系をプラスしたのも人種差別的な印象を強くしたいからなのか
女の子が手足を引きちぎられるシーンは凄かった、あんなに綺麗にちぎれるとは思いませんけどね、その他にも残酷シーンはたくさんあります、それにエロいシーンも、もちろん誰も生き残れません
日本人には南北戦争はピンときませんよね、亡霊となるほどの壮絶で凄惨な戦争だったのですね、3人が乗る車にアルマジロを投げつける男はイーライ・ロスが演じてます
ちなみに本作は日本劇場未公開なのでビデオスルーとなりましたが、本作の続編の「2001 Maniacs:Field of Screams」が、未公開でビデオスルーにもなっていません、こうなったら観たいです
南北戦争に北軍によって虐殺された南部の町民達の亡霊が道に迷って訪れた北部の若者達を虐殺する それが『2001人の狂宴』です。
あのロバート・イングランドがノリノリです町長を演じています。
更に過激な:続・裏237号室の『2001人の狂宴』のレビューはこちらです。

























