アフターライフ | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『アフターライフ』

 

 

 

 

 

2009年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督・脚本 アグニェシュカ・ヴォイトヴィッチ・ヴォスルー

 

脚本 ポール・ヴォスルー

 

撮影 アナスタス・N・ミコス

 

音楽 ポール・ハスリンジャー

 

 

 

出演 クリスティーナ・リッチ/ジャスティン・ロング/リーアム・ニーソン/チャンドラー・カンタベリー/ジョシュ・チャールズ/アリス・ドラモンド

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

救えるか、死んだ自分を

 

はたして自分は既に死んだのか、それともここは悪夢の世界なのか?、生と死の狭間な世界へ迷い込んだ女性の不安と恐怖を描く劇場未公開

 

不思議でミステリアスなムード満点の異色スリラー、子役出身の人気個性派女優クリスティーナ・リッチが、ほぼ全編を裸体か下着姿で懸命の力演を披露

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

恋人のポールとセックスをしても以前のように楽しめないアンナ、もちろんポールもその事に気付いている、最近はアンナが遠くに感じている

 

 

小学校の教師をしているアンナ、疲れているのかおかしな物を見たりする、ポールにディナーに誘われたアンナ、ポールは仕事のチャンスでシカゴに行くことを決めていた

 

 

これをきっかけにアンナにプロポーズをしようと指輪を用意して、シカゴ行きの話をアンナにすると、アンナは別れ話と勘違いし、店を飛び出し車を嵐の中を走らせ事故に遭ってしまう

 

アンナが目を覚ますと、目の前にエリオット・ディーコンがいた、葬儀会社を経営するエリオットの屋敷の地下室で君は死んだと聞かされる

 


 

動揺するアンナに対してエリオットは淡々と死体の処置をする、体が動かないアンナはされるがまま、どうしても自分が死んだことが信じられないアンナ


 

そんなアンナを優しく、時には厳しく諭すエリオット、エリオットは死者と交信出来る特殊な能力を持っていた

 

アンナは必死にそこから逃げようとするが、まるで死体のような自分の姿を鏡で見て愕然として全てを受け入れざるを得なくなった

 

一方、ポールは楽しかった2人の想い出し、涙を流す、そんな時にアンナの生徒であるジャックが葬儀社で生きているアンナを見たと言う、それを聞いて疑問に苛まれ自分を見失うポール


 

アンナの埋葬後、酒浸りになっているポールにエリオットはアンナが生きているとほのめかし、自分で確かめろと、ポールは車を飛ばしアンナの墓へと向かう

 

その途中に事故を起こしそうになりながらも到着し、必死で墓を掘り起こすとなんとアンナは生きていた、喜びのあまり抱き合う2人

 

しかし次の瞬間、アンナの姿は消え、ポールはエリオットの屋敷の地下室で横たわっていた、ポールは事故を起こして死んでいたのだった






 

《感想》

 

 

ちょっと分かりにくくて掴み切れない感じでした、アンナが死んだとされてから、生きてるのか死んでるのかピンとこない感じなんです

 

 

エリオットがたまに仮死状態に出来る注射を打つんです、でも事故した車両を見るととても軽傷ですむような事故じゃないし、死体のアンナの傷は少しだし正直チンプンカンプンなんです

 

 

でもアンナは死んだような顔色で、これは死者がリーアム・ニーソン演じるエリオットの能力で生きているような感じで話しているんだと思いましたよ


 

でも死者のアンナが自分の心臓を掴みだすような悪夢を見るんです、死者も夢を見るのかな~って、この辺りは生きてるのか死んでるのか半々でしたよ

 

そして恋人のポールが疑問を感じてエリオットの屋敷に乗り込んだりして真相を究明しようと動き出すんです、その時にアンナが助けを求めたりしてね

 

 

序盤は本当に生きてるのか死んでるのか曖昧なまま進行していきます、この展開は嫌いじゃないんですが、あまりにもピンとこないんです

 

 

だから最後付近でアンナが埋葬されるんですよ、なんだか仮死状態にされて生きたまま埋められるような見せ方なんです、そこでポールが駆け付けるんですが事故ってしまいます

 

実はエリオットは死神なんじゃないかと思ってしまいましたよ、そう考えると一番、おいら的には納得できます(笑)、あるいは天使か

 

 

それでもクリスティーナ・リッチが全編でほぼ裸か下着姿で奮闘!、彼女は脱ぎっぷりがいいですね、「ブラック・スネーク・モーン」でもガッツリ脱いでましたしね


 

子役から見てますが大人になりましたね、子役出身の女優さんはいつもそう思いますよ、いまだに子供の頃のイメージは強いですからね

 

 

本作でも肢体を大胆に披露しています、白い肌を惜しげもなくすべてを晒しているって感じで、ある意味これが女優魂ってものなのかも


 

クリスティーナ・リッチ目当てで観たところもありましたね、いつも通りの女優好きです、でもね男優陣も良い味出してましたよ

 

 

 

 

 

クリスティーナ・リッチ、リーアム・ニーソン共演のエロティックスリラー それが『アフターライフ』です。

 

 

 

 

 

本当に脱ぎっぷりが素敵です、欧米の女性にしては小柄なのでいろんな意味でインパクトあるかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に過激な続・裏237号室の『アフターライフ』のレビューはこちらです。