『ビー・バップ・ハイスクール』
1985年 日本
《スタッフ&キャスト》
監督 那須博之
原作 きうちかずひろ
脚本 那須真知子
撮影 森勝
音楽 渡辺博也
出演 仲村トオル/清水宏次朗/中山美穂/宮崎ますみ/古川勉/阿藤海/小沢仁志/木下秀樹/石井博泰/地井武男/一色彩子/八巻保幸/小林啓志/鎌田伸一
《解説》
全国の目立ちたがりや青少年に贈る、一触即発ツッパリ大熱狂純愛過激巨篇
ケンカには強いが好きな女の子にはからっきしダメな二人の男子高校生のツッパリの学園生活と恋の日々を描いた青春コメディ、主題歌は中山美穂
「週刊ヤングマガジン」で連載された、きうちかずひろ原作の同名マンガの映画化で、脚本は「早春物語」の那須真知子、監督は「ヴァージンなんか怖くない」の那須博之
《物語》
私立愛徳高校の不良コンビの加藤ヒロシと中間トオルの不良コンビは留年が決定し、再び二年生を繰り返すことになった、教師たちには呆れられているがそんなことはものともしない
彼らは一学年下の学園のアイドル、泉今日子と同じクラスになり、不良に絡まれた今日子を助けたことで仲良くなり、今日子も何かと二人を気に掛けていた
それにヒロシとトオルの前に舎弟になりたいと金子ノブオが現れ、転校生の横浜銀一と赤城忠治も加わり、不良の心得を叩き込んでやる
その頃、一年に入学したての大前均太郎がたった一週間で一年を制圧、三年にはヒロシとトオルの名が鳴り響いており、二年を制圧しようとするが留年したヒロシとトオルに叩きのめされ舎弟となった
しかし以前に叩きのめした不良たちは敵対する立花商業の番長・菊永が二人の前に現れて乱闘となるが元マル暴の少年課の刑事の鬼島に追われて逃げ出した
お互いに人質を取った為に夜中に港の倉庫で決闘となるが、ヒロシとトオルは人質と酒を飲んで酔っ払ってしまい菊永も電話で呼んで宴会となってしまい、人質となったノブオを忘れられてしまう
派手にケンカをした相手がヤクザ予備軍と言われる戸塚水産高校の者だったから愛徳高校との抗争が始まってしまう、戸塚の番長のヘビ次とネコ次こと中村竜雄と虎雄の兄弟は執拗に二人を狙う
さらにヘビ次とネコ次は今日子を拉致して殴り、髪の毛を切り落とす事件が起こり、事態を重く見た両親は今日子を転校され、そのことを順子から知らされた
ほとぼりが冷めるまで身を隠していたトオルとヒロシだが順子から聞いて戸塚水産高校へと殴り込んだ
《感想》
中山美穂の追悼レビューです、まだ54歳だった中山美穂の訃報は驚きました、おいらの少年時代のアイドルの一人だったのでショックでした
ドラマ「毎度おさわがせします」で初めて見たときは15歳くらいでしかもセミヌードまで披露しています、15歳の少女が肝が据わっていると感心したものです
そんな彼女の映画デビュー作が本作です、きうちかずひろ原作もマンガで当時は学生だったおいらは単行本を買って読んでました、周りのみんなも読んでましたね
それぐらいおいら世代の不良マンガのバイブルでしたね、どんな世代にもそんな熱狂的人気の不良マンガがあると思います、まあ面白かったですね、どんなエンディングかは憶えてませんけどね
主人公の加藤ヒロシと中間トオルを演じるのは清水宏次朗と仲村トオル、アイドル歌手としてデビューしていた清水宏次朗と本作がデビューとなる仲村トオルのコンビは当たり役となりました
本作は「野蛮人のように」の同時上映とされてましたが蓋を開けると本作が動員力があるとされて予想を上回る大ヒットで全六作が作られ、東映としては「トラック野郎」以来のヒットシリーズとなりました
不良女子高生の順子を演じるのが宮崎ますみで、こちらはセクシーな眼差しで今日子とはまた違う美人です、順子はヒロシとトオルにも負けない気合の入った女の子です
久しぶりに観るとなかなかの豪華キャストでしたね、少年課の刑事に地井武男、数学教師に阿藤海、戸塚水産高校のヘビ次に小沢仁志でした
それにしても中山美穂は浴室で亡くなっていたそうですが、当日もライブが大阪で予定されていたので、本当に急死だったようですね
なんだか自分の青春のど真ん中のアイドルや女優が亡くなるなんてやっぱショックですね
男よ、不良になれ、女よ、お嬢様になれ それが『ビー・バップ・ハイスクール』です。
おいらとしては中山美穂の最高傑作は「Love Letter」ですね。









