『過激派オペラ』
2016年 日本
《スタッフ&キャスト》
監督・原作・脚本 江本純子
脚本 吉川菜美
撮影 中村夏葉
音楽 原田智英
出演 早織/中村有沙/桜井ユキ/森田涼花/佐久間麻由/後藤ユウミ/石橋穂乃香/今中菜津美/趣里/増田有華/遠藤留奈/範田紗々/宮下今日子/梨木智香/岩瀬亮/平野鈴/大駱駝艦/安藤玉恵/高田聖子
《解説》
女たちが繰り広げる15分に1度の剥き出しの愛
劇団「毛皮族」を主宰する江本純子が自伝的小説「股間」を自身の初監督作品として映画化、9人の女性と関係を持つナオコと、彼女を取り巻く女たちのむき出しの嫉妬や欲望が交錯する群像劇
「百円の恋」の早織と、「ゾンビアス」の中村有沙のダブル主演、2人の感情も肉体も全て剥き出しにした演技がこの作品を一層本気に仕上げている
《物語》
レズビアンの女演出家の重信ナオコは劇団「毛布教」を立ち上げて旗揚げ公演の「過激派オペラ」のオーディションを開催、そんな中やってきた1人の女優・岡高春
直感的に彼女を主演に抜擢し稽古を始める、ナオコは春にこのまま公演を始めたら好きになってしまうので始まる前に好きだと告白、普通に男が好きな春は追いかけてくるナオコから走って逃げる
ある日、春が練習場にやってくると劇団員が外で待っている、春が中に入るとナオコが以前に所属していた劇団員とレズ行為の真っ最中で春はラブホテルでやれと女を追い出してしまう
その後に春が以前に所属していた劇団の代表が現れてレズ劇団なんか辞めて戻ってこいと言うが春はナオコにはあんたにはない才能があると啖呵を切って帰らせてしまう
今日は稽古がオフの日に春に付いて回るナオコは海辺にある春のおばあちゃんの持ち物である家にやってくる、そこで春は楽しくて充実しているとナオコに言う
ナオコは春が好きなので1回だけお願いと頼み込む、春はセックスより作品を作る方が素晴らしい関係だと訴えるがセックスするとより素晴らしい作品が生まれるとナオコ
それに興味あるでしょ?と聞くと春は一瞬考えてナオコとのセックスを了承する、その後に春から告白して2人は付き合うようになった
学生時代からの演劇仲間や新しく加わった劇団員たちと旗揚げ公演に向けて邁進していく、そして旗揚げ公演は大成功、ナオコと春の恋愛も絶好調で全て順調に進んでいるように思えたのだが…
《感想》
主人公の女演出家のナオコは劇団員の募集をして主演に抜擢した春を誘うんです、レズビアンに興味のない春をまるで枕営業のようです
主役したかったらセックスしろとまるで男のような要求するんです(笑)、それでも普通に男が好きな春は当然拒否するのですが根負けして1回だけ受け入れるんです
そうすると春はそのナオコとの行為が男とは違うめくるめく快楽の渦にハマったのか自分から交際を告白して同棲することになるんです
女好きの女演出家なのでその経験も豊富なんでしょうね、やっぱ男の荒っぽいセックスより女同士の柔らかいセックスが体に強烈な気持ち良さをもたらすのかも
このレズビアンの女演出家ナオコを演じるのが早織で、ナオコのレズビアンの餌食になる春を演じるのが中村有沙のダブル主演となります
他にも劇団員は全員個性が爆発していて誰もがインパクト強烈ですよ、意見が合わなかったりナオコのワンマンとかにぶつかり合って号泣したりのシーンは忘れられません
このナオコは今まで劇団員に何人も手を出してレズ行為をしているです、その元劇団員を演じるのが元AKB48の増田有華で、彼女はたしかスキャンダルで卒業となりました
ナオコにおっぱいを揉まれて耳を舐められてレズ行為も頑張ってしています、元AKB48はなかなか順調ではないですから汚れ役も色々ありますね
そして過激派オペラが大成功して有名舞台女優がノーギャラでも出たいとラブコールがあって劇団にゲストとして出演する予定なのですがナオコが手を出そうして反撃されて劇団がバラバラになってしまいます
その女優を演じるのが水谷豊と伊藤蘭を両親に持つ趣里で、本作で彼女を初めて見ましたが、さすがのインパクトでサラブレッドとはこういうものなんだなと
監督は2000年に劇団・毛布族を旗揚げし、演劇界の鬼才と呼ばれる江本純子で自伝的な小説「股間」を映画化し初監督作とは思えないくらいの圧巻のデビュー
ほぼ自伝的な小説ですけどそれって自分がレズビアンのカミングアウトみたいなものなんかな?それともその業界では有名だったとかね
伝説の劇団毛布族主宰の江本純子が初監督として挑む衝撃の話題作! それが『過激派オペラ』です。
本作は話題となり絶賛されましたがおいら的にはもっと過激でもよかったかな。














