東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命 & 決戦   | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』

 

 

 

 

 

2023年 日本

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 英勉

 

原作 和久井健

 

脚本 高橋泉

 

撮影 江崎朋生

 

音楽 やまだ豊

 

 

 

出演 北村匠海/山田裕貴/杉野遥亮/今田美桜/鈴木伸之/眞栄田郷敦/清水尋也/磯村勇斗/永山絢斗/村上虹郎/高杉真宙/間宮祥太朗/吉沢亮/高良健吾

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

東卍結成メンバー6人を引き裂いた過去の悲しい事件

 

和久井健の人気コミックを北村匠海主演で実写映画化した大ヒット作「東京リベンジャーズ」の続編2部作、東京卍會創設メンバーの絆を引き裂いた悲しい事件とは?

 

武道役の北村匠海をはじめ、山田裕貴、吉沢亮、今田美桜ら続投する主要キャストに加え、村上虹郎、永山絢斗らが参戦、原作でもっとも泣けるエピソードを完全映画化

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

 

「運命」

 

タイムリープをして過去から現代に戻って来た武道は死んだはずの日向と付き合っている事に上機嫌、ドライブデートに行くが武道には空白の10年があるのでギクシャク、日向に「なぜ、あの時振ったの?」と問われて武道は茫然

 

 

トイレに行った武道はそこで半間修二とすれ違った、一台の車が日向の待つ車に突っ込み炎上、日向は武道の目の前で死に、突っ込んだ車を運転していたのは幼馴染の千堂敦だった

 

武道はまた同じだと涙を流した、日向の弟で刑事の直人は現在の東京卍會は反社で無法集団、そこにドラケンはいない、ドラケンは死刑囚として服役中だった

 

 

ドラケンと面会した武道はドラケンから俺が稀咲鉄太を止められなかったからだと責任を感じていた、もう一度人生をやり直せるなら稀咲を殺すと

 

稀咲こそが東京卍會を反社組織にした元凶だと、稀咲がマイキーを操り始め、東京卍會はおかしくなり稀咲を殺すために殺人まで犯したが稀咲を止める事は出来なかった

 

稀咲がなぜ東京卍會に入ったかわからず、しかし日向を殺し続けているのは稀咲、過去では一度も会っていない稀咲、武道は東京卍會のトップになる事でマイキーと日向を守るべく再び10年前にタイムリープする

 

 

そこでは三番隊隊長に稀咲が任命され、一番隊隊長の場地は不服に思い東京卍會を脱退して芭流覇羅へ、そこには芭流覇羅ナンバー3で東京卍會の創設メンバーだった一虎がおり、そこには悲しい過去があった

 

 

 

 

 

 

 

「決戦」

 

服役中のドラケンと面会した武道は10年前のハロウィン決戦でマイキーは一虎を殺した、場地も死に、稀咲はマイキーの身代わりを用意してマイキーは逮捕されなかった

 

 

稀咲は総長代理となり半間修二を引き入れ、芭流覇羅は東京卍會と合体し、巨大組織となったと聞かされた武道は全員を救う為に再び過去へとタイムリープ

 

 

過去に戻った武道は恋人の日向と明後日のハロウィンの夜に2人でデートの約束、そして東京卍會三番隊のアジトへ向かい、稀咲の野望を打ち砕き東京卍會のトップになってマイキーを守ると宣言

 

 

その頃、マイキーは芭流覇羅に襲われて入院中の三ツ谷を見舞い、ドラケンは一虎と会って抗争を止めるよう言うも、マイキーを殺して東京卍會を潰すと意志は変わらない

 

芭流覇羅に入った場地に会いに行った武道は一番隊副隊長の千冬と向かった、そこで東京卍會に戻るようタイマンで説得するも武道は一方的にやられてしまう

 

 

場地はマイキーは敵で東京卍會を潰すと、しかし武道はマイキーも待っている、場地に明日のハロウィン決戦では死なないで欲しいと伝えた

 

武道から話しを聞いたマイキーはメンバーを招集して決起集会を開き、芭流覇羅を倒して場地を取り戻すと宣言する

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

前作「東京リベンジャーズ」でタイムリープの末に助けたはずの日向なのですが、武道とのデートの途中で車に突っ込まれて炎上して目の前で殺されてしまいます

 

ヒナの車に突っ込んだ車を運転していたのは幼馴染の敦だったんです、なんで敦が日向を殺したのか?その直前に武道は半間修二とすれ違い、何かを呟かれるんです

 

日向の弟の直人に聞くと東京卍會は反社集団となって悪事を働いていると、ドラケンは死刑囚として服役中だと説明されるんです、想像していた未来と違った武道はもう一度過去へタイムリープ

 

 

前作のキャストがそのまま続投していてワクワクします、それに原作で一番泣けると言われる血のハロウィン編です、おいらはおそらく次作となるクリスマス編が好きなんですけど

 

 

おなじみのキャラクターに加えて、東京卍會の一番隊隊長の場地を演じるのは永山絢斗で、ガタイも大きいのでその迫力はなかなかのものです

 

 

そして芭流覇羅ナンバー3の一虎を演じるのは「るろうに剣心 最終章 The Beginning」の村上虹郎で、彼は場地と同じく東京卍會の創設メンバーなんです

 

 

この2人が元々仲が良くて、一虎がマイキーを喜ばせる為にバイクを盗もうと計画を場地に相談、断り切れなかった場地は一緒にバイクを盗もうとするのですがそこで悲劇が起こるんです

 

 

少年院に入れられた一虎はそこでマイキーに逆恨みをして東京卍會と敵対する芭流覇羅に入るんです、その頃場地は千冬と知り合い、千冬は東京卍會の一番隊副隊長となるんです

 

千冬を演じるのは「糸」の高杉真宙で、少年院から一虎が出てきたと同時に場地は東京卍會を辞めて芭流覇羅に入るんです、それを止めようとする千冬なんです、千冬は場地にその強さに陶酔しています

 

 

前作では一瞬しか登場しなかった本作のキーマンとなる稀咲を演じるのは間宮祥太朗で、そして半間修二を演じるのが清水尋也で裏で暗躍している存在です

 

そしてマイキーの兄の真一郎を演じるのは「あのこは貴族」の高良健吾で、彼も元暴走族でケンカは弱いのに強い相手に向かっていくみんなに慕われる存在なんです

 

 

未来ではこの東京卍會と芭流覇羅に決戦でマイキーが一虎を殺してしまい、東京卍會は反社集団へと変わっていくきっかけとなったんです、武道はマイキーを救うべく立ち回るのですが

 

 

出番は少ないのですが日向を演じる今田美桜で、この男くさい不良たちの一筋の清涼感となっています、ハロウィンで出掛けた場所で武道は日向に別れを告げるんです

 

 

この先の出来事の為に武道は東京卍會のトップになるべく動きます、それに日向を助ける為に別れたのでしょう、なんで日向が死ぬ運命なのかはチラッと見えますけどね

 

 

 

 

 

東卍崩壊の危機をもたらす、かつての親友同士の壮絶な戦い それが『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』です。

 

 

 

 

 

こんな場所で終わられたらその先が気になって仕方がないです。