『ロボコン』
2003年 日本
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 古厩智之
撮影 清久素延
音楽 パシフィック231
出演 長澤まさみ/小栗旬/伊藤淳史/塚本高史/鈴木一真/須藤理沙/うじきつよし/吉田日出子/荒川良々/平泉成
《解説》
ぼくたちに足りない部品はなんだろう
ロボコン=ロボットコンテストは、全国に62校ある高等専門学校にとって、華やかな戦いのフィールド、スポコンと言ったって、なにも体力ばかりが主役じゃない!
長澤まさみが映画初主演を飾った青春映画、手製のロボットの性能を競い合う高専ロボコンに打ち込む高専生たちの物語、小栗旬らが共演
《物語》
徳山高専に通う葉沢里美はロボット製作の課題を市販キットでまかない、手を抜いたせいで担当教師から一か月の居残りを命じられ、それを回避する唯一の方法がロボット部に入ってロボコンに出場する事
徳山高専のロボット部はロボコンの全国大会常連で里美が連れて来られたのはロボット部ではなく落ちこぼれ集団の第2ロボット部だった、大会に出場するには部員が3人必要だが1人サボっている
部員は研究熱心だが自信のない部長の四谷四郎、天才的な設計技術を持ちながら人間味のない相田航一、加工組立て技術があるがサボっている竹内和義、里美は竹内の代わりに操縦を担当させられる事になった
徳山高専が会場となり、ロボコン中国地区大会に出場する事になるが練習試合で初めて操縦した里美は成すすべなく敗北、相田は負けても60%の出来で予定通りと言い放つ
チームがバラバラばままでロボコン本番を迎える事になった第2ロボット部、彼らの使ったロボットYAT11号は侮れない性能を持っていた
ロボコンルールは3つの土台に自分たちの箱をより多く積んだ方が勝ちとなる、順調に箱を積み上げていた第2ロボット部だったが相手の性能を見誤り敗北
地区大会は徳山高専第1ロボット部の優勝で幕を閉じた、しかし第2ロボット部のYAT11号の性能が評価され、審査員推薦という形で全国大会に出場する事になった
この事で里美は俄然やる気になり第2ロボット部を奮起するが他のメンバーはこれまでと変わりない、それでも黙々と作業をこなす里美だが、相田と衝突しながらも充実した日々を楽しむようになっていた
《感想》
「クロスファイア」でデビューした長澤まさみの初主演作品です、当時16歳の長澤まさみが女子高生の葉沢里美を初々しく演じています
もちろん演技も荒削りでぎこちないのですが、それはそれで化粧もしないごく普通の女子高生です、今や日本を代表する女優の原点を見た感じです
第2ロボット部のロボット設計担当の相田航一を演じるのは小栗旬、まさか長澤まさみだけでなくデビュー間もない小栗旬が出てたなんてね
最所は課題を手抜きした事からロボット部に入れられてロボコンに出る事を目標とされていたんですけど、当初は第1ロボット部かと思ったらガレージみたいな第2ロボット部だったんです
部長の四谷四郎を演じるのは伊藤淳史で、自分に自信がなくて第2ロボット部を担当教師に作ってもらうのですが、相田の設計するロボットを作る日々
ロボットの組立て担当でサボっている竹内和義を演じるのが塚本高史で、ほとんど第2ロボット部には来てないのです、しかも相田の設計図を60%くらいしか形に出来ないのです
相田は天才と呼ばれるのですがこんな性格なので第1ロボット部を辞めて第2ロボット部に来たんです、なので相田と竹内は諍いばかりでロボコンの試合中もケンカしてしまいます
里美が第2ロボット部に入った事でやる気のなさそうだった部員たちもロボコンで奮闘するんです、合宿までして4人は絆を深めるのです
ロボットコンテストなのですがスポコンなんです、ロボットが箱を置くだけなのですがこれがなかなか上手くいかなくて倒れるんです、相田と竹内のイライラも募ります
しかし里美も地道に努力して箱を高く積み重ねるのです、それが爽快で倒れないかドキドキしますよ、そして最後には里美が正式に第2ロボット部に入部するんです、入ってなかったの?(笑)
第1ロボット部の部長が荒川良々でかなり第2ロボット部をバカにしているのです、それは自分は相田に敵わないからなんですけどね
担当教師の鈴木一真と保健の先生の須藤理沙がなんか怪しい雰囲気だと思ったら最後には一緒のベッドで朝を迎えてるんです、教師を訪ねた里美は2人とニコニコ、なんか良かったです
1992年のぴあフィルムフェスティバル(PFF)で「灼熱のドッジボール」がグランプリを受賞した古厩智之監督が、独特のユーモアセンスで描いてます
理数系の青春⁈ それが『ロボコン』です。
若かりし頃の長澤まさみを見たいが為に観た作品ですが、しっかりと青春してました。













