『007/サンダーボール作戦』
1965年 イギリス
《スタッフ&キャスト》
監督 テレンス・ヤング
原作 イアン・フレミング
脚本 リチャード・メイボーム/ジョン・ホプキンス
撮影 テッド・ムーア
音楽 ジョン・バリー
出演 ショーン・コネリー/クローディーヌ・オージェ/アドルフォ・チェリ/ルチアナ・パルッツィ/フィリップ・ロック/ガイ・ドールマン/モーリー・ピータース/アンソニー・ドーソン/リク・ヴァン・ヌッター/マルティーヌ・ベズウィック/ポール・スタシーノ/バーナード・リー/デスモンド・リュウェリン
《解説》
紺碧の深海を真紅に染め、人間ロケットが飛ぶ
スパイ映画ブームの最中に登場した第4作目、イアン・フレミングの「サンダーボール作戦」を前3作と同じリチャード・メイボームが脚色、テレンス・ヤングが監督
前3作以上の製作費を注ぎ込んだアクションはシリーズ初期で屈指のスケールとなり、第2作「ロシアより愛をこめて」と並ぶ初期シリーズの人気作
《物語》
スペクター№6の大佐であるジャック・ブヴァールの葬式を遠くから見ていたジェームズ・ボンド、仲間を2人殺した大佐は自分の手で始末したかった
しかし未亡人に違和感を感じたボンドは大佐の屋敷に先回りして未亡人に変装していた大佐を見破り、格闘の末に大佐を倒して脱出
スペクターの№1は大佐の死を悼み、組織の打撃を被ったと、財務報告の後に№2の報告はNATO(北大西洋条約機構)を恐喝して2億8000万ドルを手に入れる計画
ボンドは休養をとるためイギリス南部の保養所を訪れた、そこでボンドは中国の秘密結社トングの印を左手首に入れたリッペ伯爵と、交通事故に遭って包帯を顔に巻いているアンジェロと言う男と会った
その日の夜、親密になった理学療法士のパトリシアと夜を過ごそうとするが窓の外でリッペ伯爵とその部下の姿を見て後を追うボンド
そこでボンドはアンジェロの死体を発見、部屋の外にあった消火栓のボタンを押して従業員たちに知らせてパトリシアの元へと戻った、翌日に急遽MI6の本部に戻る事になったボンドはパトリシアに別れを告げて保養所を出た
MI6ではMと首相代理の内務大臣らが集まって会議が始まった、2発の原子爆弾を搭載したNATO空軍のヴァルカン戦略爆撃機が飛行訓練中に突如消息を絶った
そして届いた脅迫テープには、1週間以内に1億ポンドを支払わなければイギリスまたはアメリカの主要都市を破壊するとスペクターからの脅迫を受けた
米英両政府から奪還作戦の指揮官に任命されたMはボンドたち要員にサンダーボール作戦を発令、その資料を見てボンドが保養所で見た死体はアンジェロではなくヴァルカン戦略爆撃機の乗組員でNATO空軍のフランソワ・ダーヴァル少佐だと気付いた
ボンドはダーヴァルの妹のドミノのいるバハマの首都ナッソーの調査へと向かう
《感想》
「ゴールドフィンガー」の続編で主人公のジェームズ・ボンドを演じるのはもちろんショーン・コネリー、とにかく強いですし、とにかくモテる男です
オープニングではスペクターの№6が自作自演で葬儀をして死んだ事にして未亡人に化けていたんです、それを見破ったボンドは屋敷に乗り込んで大乱闘の末に倒します
倒した後には用意しておいた空飛ぶ装置で優雅に飛んで逃げるんです、待っていたフランスの女性諜報員の車に乗って去って行きます、この諜報員とも大人な関係なのかも
その後にイギリス南部の保養所に行くのですがそこでリッペ伯爵に出会います、正体を見抜かれたリッペ伯爵はボンドが脊椎を伸ばす装置のボタンを操作して急激に動かして脊椎を破壊されそうになるも戻って来たパトリシアに助けられます
パトリシアはボンドに口外しないでと、ボンドは君次第だと摺りガラスの向こうの浴室に連れ込んで服を脱がします、パトリシアの背中が摺りガラスに張り付きます、演じるのはモーリー・ピータース
リッペ伯爵には簡易サウナで体はサウナの中で首から上が出ている状態で出られなくしてサウナの温度を最強にして去ります、まるでイタズラですね
やはり夜はパトリシアを部屋に招いてミンクでパトリシアの体を撫でてその気にさせたのですが、外にリッペ伯爵がいる事に気になって後を付けると死体を発見
それはダーヴァル少佐でNATO空軍のパイロットでヴァルカン戦略爆撃機の乗組員、実は彼そっくりに整形してパイロットの訓練を受けたスペクターの手下がヴァルカン戦略爆撃機の乗組員を殺して原爆を奪うんです
ダーヴァルの妹のドミノに近付いたボンドは彼女のパトロンのラルゴに接近、ドミノを演じるのがクローディーヌ・オージェで、既にボンドガールは決まっていたのですが彼女を見たプロデューサーがその美しさに脚本を書き直させたとか
そんなボンドですが迫って来たフィオナともベッドを共にします、実は彼女はスペクターの幹部でボンドのベッドでのテクニックを噂ほどか確かめたのですが、大したことはなかったとね
ボンドと寝た悪い女は改心するとフィオナは聞いていたのですが悪い女のまま、ボンドは例外はあるとね、演じるのはルチアナ・パルッツィ
ラルゴもスペクターの№2でボンドは正体を知られ、ドミノに兄の死と原爆の事実を話して協力を得ます、海中によって戦闘が開始されるのは当時では珍しくシリーズ初です、ウミガメに触ってるし
シリーズ第4弾は度肝を抜く新兵器を駆使して最大の面白さ! それが『007/サンダーボール作戦』です。
その年の世界興行収入は1億4120万ドルと「サウンド・オブ・ミュージック」に次ぐ2位となりました、ちなみに「サウンド・オブ・ミュージック」は2億8620万ドルでダントツですね、次作の「007は二度死ぬ」は日本が舞台です。




















