『ターミネーター2』
1991年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 ジェームズ・キャメロン
脚本 ウィリアム・ウィッシャー
撮影 アダム・グリーンバーグ
音楽 ブラッド・フィーデル
出演 アーノルド・シュワルツェネッガー/リンダ・ハミルトン/エドワード・ファーロング/ロバート・パトリック/ジョー・モートン/アール・ポーエン/ジェニット・ゴールドスタイン/ザンダー・バークレー/S・エパサ・マーカーソン/カスチュロ・ゲッラ
《解説》
あれから10年後の1994・ロス、運命を背負ったタイム・トラベラー達に審判の日は、近づいてくる!
ジェームズ・キャメロン監督による大ヒットSFアクションのシリーズ第2作、前作で悪役だったアーノルド・シュワルツェネッガー演じるT800が、本作では人間の味方として登場
ジョン・コナー役をエドワード・ファーロング、サラ・コナー役を前作に続きリンダ・ハミルトンが務めた、のちに続くシリーズ作品を含めても屈指の人気と評価を誇る一作
《物語》
30億人の人命が失われた核戦争、1997年8月29日、生存者はこの日の事を審判の日と呼んだ、彼らの悪夢は更に続いた、機械との戦争である
敵の頭脳であるコンピューターのスカイネットは2体のターミネーターを派遣、殺害の目標は人類の抵抗軍のリーダーである私の息子ジョン
最初のターミネーターはジョンが生まれる前、1984年に私の命を狙い失敗した、第2のターミネーターの目標は少年に成長したジョン、抵抗軍はそれに対してまたも1人の戦士を送り出した、こうしてジョンを巡る死闘が始まった
1994年ロサンゼルス、未来から2体のターミネーターが送り込まれた、1体はスカイネットにより送り込まれた形状記憶疑似合金で構成されたT1000型、未来の指導者となる少年ジョン・コナーを抹殺する使命を与えられていた、もう1体は未来のジョン・コナー自身が送り込んだT800型で少年ジョンを守る事を使命としていた
その頃ジョンは養子に出され、母サラ・コナーは審判の日に人類が滅亡すると人々に訴え、コンピューター工場を爆破しようとして警察の精神病棟に入れられていた
2体のターミネーターは共通の目標であるジョンを捜索し、ほぼ同時に発見、ジョンに襲い掛かるT1000だったがT800によって阻まれて逃がしてしまう
T1000の追撃を振り切った後にT800はジョンを守る為に現れたと告げ、ジョンはこれまでのサラの話しが全て事実だったと知り、T1000の次の目標であるサラの救出に向かう
精神病棟に閉じ込められたサラは警察からジョンが行方不明で里親が殺された事を聞き脱走をしようとしていたところに駆け付けたジョンと再会、そして以前に自分を殺そうとしたターミネーターに驚くサラだったがジョンの説明で共に行動を開始
メキシコで武器を調達して人類を滅亡から救おうとサラは単独でサイバーダイン社の研究員マイルズ・ダイソンの家を襲撃、新型コンピューターチップの研究を止める為だ、しかし駆け付けたジョンにサラは止められた
T800はダイソンに審判の日を説明してその言葉を信じたダイソンと研究所に行き、保管されていたターミネーターの腕とチップを盗み出して施設の爆破に成功
しかしそこに再びT1000の追撃が始まりT800との銃撃戦となる、戦いは製鉄所へと場所を移して液体窒素で一度は粉々にされたT1000だったが復活
T800はジョンとサラを逃がして一騎打ちとなるが圧倒的な強さのT1000によって倒されるが予備電源が作動、サラを捕らえたT1000だったが遂には溶鉱炉に落下して最期を遂げた
ジョンはチップと腕を溶鉱炉に投げ入れて全てが終わった、しかしジョンを守り続けたT800も人類滅亡の危険性を秘めているとジョンが止めるが、自ら溶鉱炉の中へと沈んで行くのだった
《感想》
おいらはこの作品が大好きです、観てない人はいないと思ってるくらいです、前作の「ターミネーター」のラストにサラ・コナーが嵐の中を車で進んで行くのですがまさにこの先の嵐を予感させるものでした
「エイリアン2」の監督のジェームズ・キャメロンは前作で続編があるようなラストにはしたくなかったようです、カットされたシーンではサラとカイルがターミネーターと戦った工場はサイバーダイン社だったんです
なので本作でサイバーダイン社がターミネーターのチップと腕を持っていても納得なんです、それを元にサイバーダイン社はスカイネットを開発してしまうんです
ダイソンがマイクロ・プロセッサーを開発し、サイバーダイン社は軍事用コンピューターのトップ企業となります、全て無人化され正確無比の目標攻撃を行い、法案は議会を通過して実施されます
人知は戦略防衛に無用となりスカイネットは一人歩きとなってスカイネットは自らの持つ力を認識、まずロシアをミサイル攻撃をしてアメリカとの相討ちを狙い核戦争が勃発
人類は30億人以上が犠牲となるもその後に機械との戦争となるのです、圧倒的不利な状況なのですが人類を導く指導者が現れ、それがジョン・コナーなんです、母親のサラにノウハウを叩き込まれた戦士なのです
ジョンが生まれる前のサラを狙ったが失敗、今度は少年のジョンを狙うんです、未来のジョンが送り込んだT800を演じるのは「トータル・リコール」のアーノルド・シュワルツェネッガー
T800が裸で未来から転送され、ヤンチャな男たちが集まるバーで体格が同じ男から服を奪うのですが、このシーンがターミネーターの凄さを目の当たりにさせます、完璧に強くて何も怖くないのです
最新型のターミネーターT1000を演じるのはロバート・パトリック、無表情でジョンを追う姿は不気味でそれでいて液体金属で色々と姿を変えるのです、よくこんな強烈なのを生み出したね
モールの職員通路でジョンを追ってT1000とT800が初めての交戦となります、これが規格外の掴み合いでパワーでT1000はT800を圧倒、店のウインドウを突き破ってしまいます、これが写真に撮られた事でサラはジョンに危険が迫っている事を知ります
サラ・コナーを演じるのはリンダ・ハミルトンで、前作のか弱い女性ではなく強く逞しい女性へと成長しています、でも警察に捕まった事でジョンはサラを信じられなくなったんです、しかしターミネーターが現れた事でサラを信じて助けに行きます
精神病棟を脱走しようとするサラの元にジョンとT800が現れるシーンはインパクトありましたね、T1000は鉄格子のドアをすり抜けて銃だけが引っ掛かるんです
ジョン・コナーを演じるのがエドワード・ファーロングで演技経験はなく、バスケットボールをしていたところをスカウトされてデビュー、2000年には薬物依存症とアルコール依存症で施設に入ったり、色々と事件を起こしてます
ジョンによってT800は人間の事を学び、機械からより人間らしくなっていきます、サイバーダイン社からチップと腕を持って製鉄所では「アスタラビスタ、ベイビー」と言って撃ちます、地獄へ落ちろの意味なようです
それにT800がジョンを守る為に腕をもがれてボロボロになって鉄の棒で体を貫通させられて目から光が消えても予備電源で動き出してやっとの事でT1000を溶鉱炉に落として終わらせるのです
しかし終わりはここからでT800は自分の頭を指してここにもチップがあると言って自分を処分するんです、これにはジョンも涙を流して止めようと命令するのですが止められません
T800は人間が涙を流す意味が分かった、涙は流せないけどねとジョンと抱き合うのです、サラとは強い握手を交わしてT800は溶鉱炉に親指を立てて沈んでいくのです、めっちゃ泣けました、まさかターミネーターに泣かされるとはね
ただ、この製鉄所にT800の腕が残されたはずなのですが、その後のシリーズでも取り上げられた事はありません、そこがモヤモヤするところです
世界映画史上ナンバー1ヒット作! それが『ターミネーター2』です。
「特別編」や「拡張特別編」にはジョンの父親のカイル・リースが登場します、どのバージョンもお薦めですね。






























