『天国の口、終わりの楽園。』
2001年 メキシコ
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 アルフォンソ・キュアロン
脚本 カルロス・キュアロン
撮影 エマニュエル・ルベツキ
音楽 ナタリー・インブルーリア/フランク・ザッパ/羽鳥美保
出演 ガエル・ガルシア・ベルナル/ディエゴ・ルナ/マリベル・ベルドゥ/フアン・カルロス・レモリーナ/アナ・ロペス・メルカド/ヴェロニカ・ランガー/マリア・アウラ/アルトゥーロ・リオス
《解説》
もう、会うこともない
メキシコで大ヒットを記録した青春ロードムービー、真夏のまばゆい太陽のもと、年上の女性との忘れがたい日々を過ごした少年2人の成長を、生き生きと綴る
「アモーレス・ペロス」のガエル・ガルシア・ベルネルと「夜になるまえに」のディエゴ・ルナ主演の青春ロードムービー、若さ溢れる2人の少年が美しい人妻とともに、それぞれの思いを胸に幻のビーチへと向かう
《物語》
17歳のテノッチは恋人のアナがイタリアに旅行に行く前夜に、誰とも寝るなとクギを刺してその夜は激しいセックスに興じた、フリオの恋人のセシリアが家族でアナの家族とイタリアに行くのでその直前に親の目を盗んでセックス
テノッチとフリオは空港で別れのキスをして送り出した、テノッチの父親はハーバード卒のエコノミストで国務次官で母親は専業主婦の金持ちだ、なのでテノッチは父親には反発している
その夜、フリオとテノッチは酒にマリファナに薬をやり過ぎてナンパは失敗に終わった、冴えない夏の予感だ、1週間が過ぎて退屈が2人の日常となった
そんなある日、テノッチはセクシーな女性に出会った、親戚の結婚式でテノッチの従兄弟ハノの妻であるスペイン人女性のルイサだった
後日にルイサは夫ハノに浮気を告白されてベッドでひとりで泣き崩れた
翌日にテノッチに電話をかけて彼女はテノッチとフリオが行く予定と言っていた天国の口と呼ばれる海岸に一緒に連れて行ってほしいと頼む、こうして3人は車に乗ってメキシコ・シティを後にする
フリオとテノッチはルイサにいろんな話をして聞かせた、それは2人の強い絆を象徴する話ばかりでどの話も少し美化はされていたが事実だ
夜になりホテルに泊まりフリオとテノッチがルイサの部屋を覗くと彼女は泣いていた、2人はそっと部屋へと戻った
次の日の朝早くにルイサに起こされて出発、車の中でルイサは部屋を覗きに来た事を知っていた「私の裸が見たいの?」と、そこから赤裸々な性体験の話
快調に走っていたが途中で車が故障、地元のホテルに泊まるがハノに電話して涙ぐむルイサとテノッチが関係を持ってしまい、それに嫉妬したフリオはテノッチにアナと寝たと告白
夜の食事のときにテノッチとフリオの間に異常な緊張感に気付いたルイサは自分のせいだと思った、部屋ではテノッチがアナとのことを執拗に聞き出し口論は続いた
次の日、車の後部座席でルイサはフリオとセックスをし、外で待っていたテノッチに2人の目的はコレでしょ、私を誘ってヤルことでしょ、仲良くしようよと車へ戻した
嫉妬と興奮でテノッチはフリオにセシリアと寝たと告白し、またまた口論となるが一応ルイサによって収められるがモヤモヤしたまま
旅を続け道に迷いながらもサンベルナベの美しい海岸へ到着して数日間を満喫、そしてテノッチとフリオは帰路へ、ルイサはサンベルナベに残った、別れぎわに彼女は「人生は波のようなもの、流れに身を任せて」と
《感想》
主演のガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナの2人がヴェネチア国際映画祭で最優秀新人賞をダブル受賞、また本国メキシコではハリウッド大作を抑えて2001年の興行成績第1位を記録する大ヒット
初めて観た時はガエル・ガルシア・ベルナルは「アモーレス・ペロス」で知っていたのですがディエゴ・ルナはそんなに知りませんでした、メキシコ映画ってあまり観ないですから
オープニングから主人公2人がセックスの描写から始まります、テノッチはアナとセックスしながら他の男とセックスするなよとしつこく言うんです、なのでメキシコの女はすぐに脚を開くのかな?
途中で2人共相手の恋人を寝取ってたことがわかります、酒に酔ってたとか色々ありますがアナもセシリアも性に奔放ですよね、旅行先のイタリアでもヤッてますよ(笑)
それに男たちも恋人のいない間に女を探してヤルつもりですですからね、そんな時に目に付いたのが従兄弟の妻ルイサなんです ルイサを演じるのがマリベル・ベルドゥ
同年代とは違う大人の女性でそんなイイ女をどうにかしたい2人なんですが軽くあしらわれます、しかし次の日に突然にOKで3人でビーチに向かいます
日本にいるとわからないのですが、メキシコってビーチに行くのに2~3日かかるの?、あれだけの大陸だったら海は遠いのね、カンクンなんかは有名で美しいですもんね
テノッチとフリオはヤリたいけど手が出せないのが現状なんですが、テノッチがバスタオルを腰に巻いただけでルイサの部屋にシャンプーを取りに行くんです、そしたらルイサが「タオルを外して」と言うとテノッチはタオルを外して見せるんです
ルイサも服を脱いでテノッチを近くに来させて触ります、そして口で、テノッチも我慢出来ずにルイサの脚を開いて顔を埋めます、そしてセックス
でもその様子をバスタオルを腰に巻いたフリオが見ていたんです、この時の心境としたら自分だけ仲間外れにされたように感じたのでしょうね、それにテノッチがなんか気を使うのが余計に腹が立って、アナと寝たと言ってしまったんです
変な雰囲気を察知してルイサは後部座席でフリオとセックスするんです、この辺はルイサの大人の女としての配慮と言うか余裕と言うか丸く収めようとしたんですね
でもテノッチがセシリアと寝たと告白したのでまた口論です、ルイサとしても2人はお互いの女に手を出さないと言ってたのにコレではやってられない失望したと怒るんです、そこでルイサは自分中心のルールを作って2人に従わせます、ここはやっぱ強いね女は
そして美しいビーチに到着して数日は地元の人の世話になって満喫するんですが、最後の夜にテノッチとフリオとルイサで3人でセックスとなるんです
なにが凄いってルイサが2人に脱がされて愛撫されて、全裸でしゃがんで2人の股間を口淫するんですがその時にテノッチとフリオがキスするんです、何で?
次の朝には男2人裸で同じベッドってトラウマになりますわ(笑)、テノッチとフリオは帰るんですがルイサは残るんです、ルイサには覚悟があったんです
地元に戻って2人は恋人と別れてそのまま疎遠になってしまうんです、でも数年して大学生になってバッタリと会って話をするんです、そこでフリオはテノッチにある事実を聞かされるんです
彼女は最期の夏、二人の少年と旅に出た…、伝説の海岸を目指し、南下する、もう戻らないひと夏のロードムービー それが『天国の口、終わりの楽園。』です。
少年が年上女性とのひと夏の経験は一生忘れられない思い出となるのでしょうね、もう夏も終わりですね。
更に過激な続・裏237号室の『天国の口、終わりの楽園』のレビューはこちらです。






























