バッファロー'66 | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『バッファロー'66』

 

 

 

 

 

1998年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督・脚本 ヴィンセント・ギャロ

 

撮影 ランス・アコード

 

音楽 ヴィンセント・ギャロ

 

 

 

出演 ヴィンセント・ギャロ/クリスティーナ・リッチ/アンジェリカ・ヒューストン/ベン・ギャザラ/ケビン・コリガン/ロザンナ・アークエット/ミッキー・ローク/ジャン・マイケル・ビンセント/ボブ・ウォール

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

新星ヴィンセント・ギャロを一躍スターダムに押し上げた世紀末ラブストーリー

 

俳優・ミュージシャン・画家など多彩な活動で知られるヴィンセント・ギャロが初監督・脚本・音楽・主演を務めたオフビートなラブストーリー

 

1991年・第25回スーパーボウルの勝敗をプロットに盛り込みながら、ダメ男だがなぜか憎めない主人公の人生模様と、彼の全てを優しく受け止めようとする少女を描く

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

5年の刑期を終えて刑務所を出所したビリー・ブラウンはバスを待っているとトイレに行きたくなり、バスに乗って街まで行きトイレを求めて歩くもどこも閉まっており、ダンス教室に入った

 

 

そこで両親に電話をしようとするが小銭がなく通り掛かった生徒のレイラに小銭を借りた、ビリーは高級ホテルにいて妻と一緒にいると母親に嘘を並べる

 

 

両親は刑務所に入っていた事は知らず、政府の仕事で遠くに行っていたと、結局妻を実家に連れて帰らなければならず、レイラを拉致して彼女の車に彼女を乗せた

 

 

ビリーは手荒に扱った事をレイラに一応謝り、妻になりすまして一緒に実家に行くように強制し、レイラは仕方なく了承して実家へと向かった

 

 

久々に再会した息子に対して喜びもせずに淡々として、幼い頃から大きな愛情を与えられずに過ごしたビリー、4人はぎこちなく会話をした

 

 

ビリーはフットボール賭博で1万ドルを賭けたが試合は負け、しかもその掛け金が払えずその代わりに胴元の友人の身代わりで刑務所に入っていたのだ

 

刑務所の仲間に聞いた噂ではスコット選手がわざとミスをした八百長だと、ビリーはスコットに復讐を考えていた、そして自分も死ぬと

 

 

実家を出た後、2人はボーリング場へと向かい、ビリーのロッカーに貼られた女性の写真をレイラに聞かれて昔の恋人だと、そしてロッカーに入っていた銃をポケットに入れた

 

 

スコットは今はトップレスバーを経営していて午前2時に店に現れると知って、時間を潰す為にファミレスへ、そこでロッカーの写真の女性ウェンディに偶然会う

 

ウェンディはビリーに声を掛けてきたがビリーは困った様子、高校時代にビリーが一方的にウェンディに想いを寄せていただけだったのだ

 

その後にモーテルに入り、レイラはビリーに対して愛情を感じ始め、やがて2時になりビリーは部屋を出て行こうとするがレイラは必ず戻って来てと

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

とにかくヴィンセント・ギャロが演じるビリーは情けない男の印象です、嘘で固めて自分の虚勢を張って、弱い者には強くて図々しい態度です

 

 

刑務所に入っていたのに実家に戻る時に政府関係の仕事で遠くに行くとか、結婚して妻がいるとか、ファーストクラスでやって来て今は高級ホテルに泊まっているとかね

 

母親に妻を連れて来いと言われて仕方なく通り掛かったレイラを拉致するんです、レイラの車で運転しようとするのですがマニュアルで運転出来ず、俺の車はキャデラックでオートマチックだと

 

 

レイラに運転をさせて夫婦の設定を決めるんです、レイラにウェンディと名乗らせて、高校時代からの付き合いだと、レイラを演じるのはクリスティーナ・リッチ

 

 

実家ではそんなに歓迎されている雰囲気ではなくて親子で会話らしい会話もなく、母親はビリーのアレルギーも知らないし、父親はビリーの飼っていた犬を処分しているんです

 

それでもレイラが場を和まそうと話すのですが、この父親が何かとレイラに触りたがる印象です、抱きしめてくれとレイラの胸に顔を埋めたりね

 

 

ビリーの父親を演じるのはベン・ギャザラで、母親を演じるのはアンジェリカ・ヒューストン、ビリーとレイラが実家を後にしたら2人は知らん顔なんです

 

ビリーが戻って来たのはこれが最後と思ったからなのです、フットボール賭博で1万ドルをドブに捨ててしまい、その掛け金を払えずに胴元の友人の代わりに刑務所に、胴元を演じるのはミッキー・ローク

 

 

そのフットボールの試合でスコット選手がわざとミスをした八百長だったと刑務所で知らされたんです、それによってビリーは復讐をしようと考えているんです

 

 

時間を潰す為に訪れたファミレスでビリーの高校時代のクラスメイトのウェンディと偶然再会、それはボーリング場のロッカーに貼ってあった女性の写真でビリーは元カノだと

 

 

しかしウェンディはビリーに声を掛けるも彼の名前を憶えておらず、いつも家の前にいたと語るんです、レイラにウェンディと名乗れと言ったのも納得です、まったく情けない

 

 

このウェンディを演じるのはロザンナ・アークエットでファミレスの座席で恋人とキスをしてレイラにはハレンチだと、それでもビリーは恋焦がれていたんです

 

 

そんなビリーが愛おしくなってきたレイラは彼がこれから何かをするかは知らないのですが心配になり、必ず戻って来てと抱きしめるのです

 

 

こんなダメ男なのですがほっとけない女性っているのですね、こんな男と一緒にいたら苦労するのが分かっていても一緒にいたいのでしょう、何だかわかりませんね男と女なんて

 

 

 

 

 

 

90年代最後の7月に公開され爆発的ヒット!世紀末ラブストーリーの至宝! それが『バッファロー'66』です。

 

 

 

 

 

この作品でヴィンセント・ギャロとクリスティーナ・リッチが一躍踊り出ましたよね。