『バイオハザードⅣ アフターライフ』
２０１０年 イギリス・ドイツ・アメリカ
《スタッフ＆キャスト》
監督・脚本 ポール・Ｗ・Ｓ・アンダーソン
撮影 グレン・マクファーソン
音楽 トムアンドアンディ
出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ／アリ・ラーター／キム・コーツ／ショーン・ロバーツ／セルヒオ・ペリス・メンチェータ／スペンサー・ロック／ポリス・コジョー／ウェントワース・ミラー／ケイシー・バーンフィールド／中島美嘉／シエンナ・ギロリー
《解説》
新たな物語は「東京」から始まる
ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の大ヒットアクションシリーズ「バイオハザード」の第４弾、第１作で監督を務めたポール・Ｗ・Ｓ・アンダーソンが再びメガホンをとる
ウイルス感染により荒廃した世界を舞台に、生き残った人間を救うために立ち上がったヒロインの熾烈な死闘を描く、３作目のラストシーンに登場した東京から物語が始まる事にも注目
《物語》
ある雨の降る東京・渋谷スクランブル交差点、１人の女性がアンデッド化して襲い掛かる、死者たちが生き返る現象はそこから日本中に広まった
それから４年後、廃墟と化した東京・渋谷の地下に巨大要塞施設を築いたアンブレラ社、ウェスカー議長の指示の下で実験を繰り返していた、その地下施設をアリスが自身のクローンたちと共に襲撃し、壊滅的なダメージを与えた
ウェスカーは地下施設から飛行機で１人脱出、自ら施設を爆破して東京は殲滅、ウェスカーは逃げ延びたと思ったがオリジナルのアリスが飛行機に乗り込んでおり、アリスとウェスカーは闘いの中で飛行機は墜落
それから半年、アリスはアラスカにある感染が及んでいないアルカディアを目指すがそこには人の姿はなく、アリスは自分が最後の１人だったらと落胆
だが人影を発見して追うアリスだったが見失った後に女に襲われたがアリスが女を倒すと、その女は１年半前にネバダで出会ったクレアだった
意識を取り戻したクレアは記憶喪失になっており、自分の名前も分からない、しかしクレアはアリスの名前だけは思い出した、２人は他の生存者を求めて飛行機でロスアンゼルスへ向かった
街は燃え盛り廃墟と化していたが、アンデッドに囲まれた刑務所の屋上に生存者を発見、アリスは生存者からアルカディアは地名ではなく船の名前だと教えられる
この刑務所からの脱出方法を知っている男クリスはアンデッドと闘う特殊部隊だったが生き残った生存者に囚人と間違われて監禁されてしまう、アリスはクリスを解放するが、クリスはクレアは自分の妹だと言うがクレアは記憶がない
果たしてアリスたちは無事に刑務所を脱出してアルカディアに辿り着けるのだろうか
《感想》
前作の「バイオハザードⅢ」から１年後の世界であり、東京・アラスカ・ロサンゼルスを主な舞台として描かれ、ポール・Ｗ・Ｓ・アンダーソン監督が第１作から久々に監督を務めます
アリスを演じるのはミラ・ジョヴォヴィッチで前作でＴウイルスを細胞レベルで取り込んだ事で超人的な身体能力と超能力を得たのですが、ウェスカーとの闘いで中和剤を打たれてその能力が失ってしまいます
しかしアリスはこの人間離れした能力を嫌っていたので元に戻してくれたウェスカーに感謝をしています、その能力を失ってもアリスは恐ろしいほど強いけどね
東京の渋谷スクランブル交差点で最初のアンデッドとなったのが中島美嘉なんです、なんで中島美嘉なのかは不明なのですが、本作のアンデッドは口から長い舌みたなのを何本も出してくるゾンビの進化系みたいです
東京で手に入れた飛行機でアラスカに行くもそこで記憶喪失となったクレアと再会するんです、演じるのは前作から引き続きアリ・ラーターで胸に特殊な機械を取り付けられているんです
２人は飛行機に乗ってロサンゼルスに向かって刑務所の屋上に生存者の確認をするんです、屋上の生存者らはアルカディアからの救出かと思われたのでそうではないアリスに落胆するんです
その刑務所には特殊部隊の兵士で囚人と勘違いされて監禁されているクリスを演じるのはウェントワース・ミラーで、クリスはクレアの兄だと名乗るのですがクレアは記憶喪失で分からないのです
アリスとクリスとクリスタルで水没した武器庫に向かうのですがクリスタルを演じるケイシー・バーンフィールドでモデルのように美しいのですがあっさりとアンデッドに殺されてしまいます
結局はアリスとクレアとクリスの３人となってアルカディアという船に乗船するのですがそこはアンブレラ社の船でそこに死んだと思われていたウェスカーがいるんです、Ｔウイルスを投与して生き延びていたという事です
そこに囚われていた前作からの登場のＫマートを演じるのがスペンサー・ロックでウェスカーの細胞維持の為に大勢の人間が囚われているんです、アリスはそれらを解放するのですが新たな脅威が始まります、驚くのは最後のジル・バレンタインの登場ですね
新章突入！東京から始まるシリーズ最高傑作！ それが『バイオハザードⅣ アフターライフ』です。
そして本作は「バイオハザードⅤ リトリビューション」へと続きます、それは本作のラストから続きます。
