『スーパーマン リターンズ』
2006年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督 ブライアン・シンガー
脚本 マイケル・ドハティ/ダン・ハリス
撮影 ニュートン・トーマス・サイジェル
音楽 ジョン・オットマン/ジョン・ウィリアムズ
出演 ブランドン・ラウス/ケイト・ボスワース/ケビン・スペイシー/ジェームズ・マースデン/トリスタン・レイク・リープ/フランク・ランジェラ/エヴァ・マリー・セイント/パーカー・ポージー/サム・ハンティントン/カル・ペン/ジャック・ラーソン/マーロン・ブランド
《解説》
あのヒーローが帰ってきた!新たな伝説が今、幕を開ける!
世界中で愛されているヒーロー、スーパーマンが活躍する人気アクションシリーズ、スーパーマンが失踪を遂げてから5年後を舞台に、再び悪に立ち向かうスーパーマンの姿を描く
監督には「XーMEN2」のブライアン・シンガー、スーパーマン役には数千人の中から選ばれた新人のブランドン・ラウスが務める、悪役にはオスカー俳優ケビン・スペイシー、スペクタクルな映像のほか、無敵のヒーローであるスーパーマンが、1人の男として愛や人生に思い悩む姿を描いている
《物語》
天文学者によってスーパーマンの故郷クリプトン星が発見されたと聞いてスーパーマンは忽然と姿を消した、そんな中、スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーは不起訴となり釈放された
彼を釈放した大富豪の老女から遺産を奪い取ったルーサーは北極に向かい、スーパーマンの要塞に忍び込み、クリプトン星の科学の結晶のクリスタルを盗み出した
スーパーマンが旅立ってから5年、クリプトン星は残っておらず墓場のようだった、再び地球に戻って来た彼は暴力に溢れる地球に困惑、母マーサはスーパーマンを息子クラークとして励ました
クラーク・ケントはデイリープラネット社に復帰、その日ロイス・レインは新型シャトルの実験飛行に他の記者と共に立ち会う、ルーサーの起こした大規模な停電によってシャトルは制御不能となるがスーパーマンが現れて事なきを得た
クラークはロイスと再会するがロイスにはリチャードという婚約者にジェイソンという息子がいた、そして「なぜスーパーマンは必要ないか?」という著書でピューリッツァー賞を受賞していた
スーパーマンの帰還にロイスはリチャードとスーパーマンの間で心が揺れ動くが停電を調べていたロイスはジェイソンと共に博物館からクリプトナイトを盗み出したルーサーに拉致されてしまう
地球規模の地震と共にルーサーはアメリカ大陸を沈め、新しい大陸を作ろうと計画が実行される、スーパーマンが助けに向かうがクリプトナイトでコーティングされたクリスタルを大西洋に打ち込み、海底では異変が起こっていた
ロイスを助けに行ったリチャードも異変に巻き込まれルーサーのクルーザーごと海に沈められるが、間一髪でスーパーマンに助けられるが、スーパーマンはクリプトナイトのせいで絶体絶命となり、海深くに沈んでしまう
《感想》
「スーパーマン & スーパーマン2 冒険篇」の続編となります、「3」や「4」はなかった事になったみたいです、スーパーマンとクラーク・ケントを演じるのはオーディションで選ばれたブランドン・ラウス、決め手はクリストファー・リーヴに似ていた事だとか
スーパーマンが地球を去ってから5年後から物語は始まります、スーパーマンはクリプトン星のあった場所にまで宇宙船で行くのですがそこには何一つ残っていなかったんです
戻って来たスーパーマンは地球が暴力で染まっていた事にショックを受けるんです、クラーク・ケントとしてデイリープラネット社に復帰して新聞記者として働き始めます
そしてロイス・レインと再会するもロイスは婚約者がいてしかもジェイソンという息子までいるんです、これにはクラークもショックを受けて、しかもロイスは「なぜ、スーパーマンは必要ないか?」なる本を出しているんです
ロイス・レインを演じるのがケイト・ボスワースでその可憐さは素晴らしくロイスでした、クラークに対しても素っ気ない態度でシャトルの実験飛行の取材に行くんです
ケビン・スペイシーが演じるレックス・ルーサーが大規模停電を引き起こしてその影響でシャトルが正常な操縦が出来なくなるんです、そのシャトルは飛行機の上に装備されていて、切り離されてシャトルが宇宙へと飛び立つはずだったんです
それが切り離されずにシャトルが噴射されて宇宙へと向かうものだからロイスらの乗る飛行機も一緒に宇宙へと飛び立ってしまうんです、それも凄いスピードで
それを同僚とバーで飲みながらテレビのニュースで知ったクラークは同僚がルイスがって言った時にはすでにいなくて外でスーパーマンに変身して飛び立ちます
シャトルを護衛する戦闘機がいるのですがそれがもの凄い速度の未確認飛行物体を感知するんです、もちろんスーパーマンなんですけど、これが如何にもスーパーマンの登場の仕方でテンションが上がります
スーパーマンはシャトルを分離させて宇宙へと飛ばします、そして回転しながら落下する飛行機を翼を持って安定させようとするのですが翼が折れてしまうんです、落下速度が速くなってもう片方の翼も折れてそれをスーパーマンが突き破って追い掛けるんです
飛行機の先端にスーパーマンが辿り着いて落下を食い止めるんです、飛行機を誘導して試合をしている球場に落ちるギリギリで止めて胴体を球場に着陸させるんです
飛行機の中に入ったスーパーマンがそこでロイスと再会するんです、そこで目を合わせて何かを言いたいロイスを置いてスーパーマンは観客の歓声を浴びて去って行くんです、ここはこれこそスーパーマンってシーン
おいらはこの飛行機を救出するシーンが大好きでこのシーンだけで100回くらい観てますよ(笑)、この停電を作ったのは宿敵レックス・ルーサーで演じるのはケビン・スペイシー
ロイスの婚約者のリチャードを演じるのが「XーMEN」シリーズのジェームズ・マースデンで監督のブライアン・シンガーに引っ張って来られた感じがしないでもないですね
その後も色んなスーパーマンの活躍シーンがあるのですけど飛行機のシーンを書き過ぎてしまいました、でもスーパーマンのテーマが流れ出すと何だかワクワクしてしまいます(笑)
史上最強の男が地球に放つ、史上最高のエンターテイメント! それが『スーパーマン リターンズ』です。
4億ドルの興収があったのですが5億ドルに届かなかったので続編の話しは消えてしまいました、「マン・オブ・スティール」より好きなのにな。