フロッグ | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『フロッグ』

 

 

 

 

 

2019年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 アダム・ランドール

 

脚本 デヴォン・グレイ

 

撮影 フィリップ・ブローバック

 

音楽 ウィリアム・アーケイン

 

 

 

出演 ヘレン・ハント/ジョン・テニー/ジュダ・ルイス/オーウェン・ティーグ/リーベ・バラール/グレゴリー・アラン・ウィリアムズ/エリカ・アレクサンダー/アリソン・キング

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

開始45分、その恐怖は快感に変わる

 

少年の失踪事件が相次ぐ街を舞台に、事件の担当刑事の家で異変が起こるサスペンススリラー、一家を悩ます不可解な現象の顛末を描く

 

見事なまでに練り上げられた物語に魅了され主演を務めたのは、アカデミー賞主演女優賞受賞の名優ヘレン・ハント、彼女だけでなく、Netflixオリジナルのヒット作となった「ザ・ベビーシッター」シリーズで注目を集める新生ジュダ・ルイス、「グリーン・ランタン」などで知られるベテラン俳優ジョン・テニーら幅広いキャストが脚本の面白さに出演を快諾

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

美しく豊かな自然に囲まれた町で1人の少年が自転車で林道を走り抜けていると突然に体が宙を舞った

 

 

ハーバー家のキッチンで調理をしている母親のジャッキーは息子のコナーに朝食を出すが2人の会話はほとんどない、ジャッキーは気を使って話すがコナーは知らん顔

 

リビングのソファーで寝ていた父親のグレッグが母のパンケーキを食べてやれとコナーに声を掛ける、コナーは母が不倫をした事を父親以上に怒っている

 

 

コナーは学校へ、ジャッキーも職場へと行き、身支度をするグレッグにジャッキーからの電話だがすぐに切り、電話を窓ガラスに叩け付けた、コナーの前では冷静なフリをするグレッグだが妻に対して強い怒りを覚えていた

 

出勤した刑事のグレッグに署長は昨日に行方不明になった10歳の少年ジャスティンの資料を見せ、公園で自転車だけが見付かったと、少し前に少年マイケルが街角で行方不明となり状況から誘拐ではと考えられている

 

 

ジャッキーが帰宅するが引き出しが開いた状態で銀食器が無くなっている、2階で物音がしてコナーかと思って2階に上がると見知らぬ大男がいて驚くジャッキー

 

男は窓の修理をグレッグに頼まれたと説明、修理が終わって引き上げる男にジャッキーは誰が家に入れたのかを尋ねると、男は娘さんが丁寧に対応してくれたと言って去って行った、疑問に思うジャッキー、この家に娘はいないからだ

 

 

ジャスティンが行方不明になった林道で緑色のアーミーナイフが落ちていた、それを見た同僚のスピッツ刑事はかつて6人の少年が緑色のナイフと共に埋められた事件があった

 

犯人のコール・ゴードンという男を逮捕したのはスピッツ刑事、一方グレッグの自宅では次々と不可解な出来事が起こり始めていく

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

親愛なるブロガーさんたちがこぞってレビューしているので早く観たかった作品です、確かに面白かったですね、巧みな脚本で前半と後半がまるで違う作品のようです

 

 

後半は前作の答え合わせをするような感じで観ていて気持ちいいです、伏線がしっかりと回収されていてちょっとした謎が後で解明されると同時に少年失踪事件も連続して起こります

 

そんな事件を追う刑事のグレッグが主人公なのですが、事件を追うだけじゃなくて妻の不倫が発覚して家庭内はギクシャクしているんです、しかも夫のグレッグより息子のコナーが怒っているんです

 

 

もし自分の母親が不倫していたら父親が不倫しているよりショックだと思いますね、ですが母親のジャッキーは何とか元の家に戻そうとするのですがそんなの無理ですよね

 

 

しかもその不倫相手が昼間に家に現れたりしてジャッキーに迫るんです、ジャッキーはもう無理だと関係の解消を求めるのですがそう簡単にはいかないです

 

そんな不倫相手の頭にマグカップが落ちてくるんです、頭は割れて血が出てジャッキーは地下に不倫相手を置いてコナーを学校に送るんです、コナーがマグカップを落としたとね

 

グレッグはコナーの前では平静を装っているのですが一人だと怒りが爆発してジャッキーからの電話も愛想なしで電話を窓ガラスに叩きつけてしまい、修理人を呼ぶ羽目になるんです

 

 

ジャッキーが家に帰ると修理人がいて驚くのですが、帰り際に娘さんが丁寧に対応してくれたと言うんです、この家には娘はいないのに、こんなおかしな事が色々と起こるんです

 

階段の壁に飾ってある写真が消えたりね、グレッグがクローゼットに閉じ込められたりとか、銀食器がなくなったりとかね、ジャッキーがコナーを送って地下に行くと不倫相手が死んでいたりとか

 

それに少年失踪事件でも過去に起こった同じような事件と手口が似ていたり、その犯人は刑務所の中で模倣犯なのかと、やっぱこの脚本に惚れてヘレン・ハントが出たのかな?

 

 

とにかくその展開の面白さと意外性もあってラストはどうなるのだろうかと楽しめました、恐怖は快感に変わるの意味が分かりました、観ていて気持ち良かったもん(笑)

 

 

 

 

 

巧みな伏線と構成が見るものを魅了する極上のミステリー それが『フロッグ』です。

 

 

 

 

 

ただこのタイトルではなかなか手が出ないですよね、それ以上に面白いのに