『卒業白書』
1983年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 ポール・ブリックマン
撮影 レイナルド・ヴィラロボス/ブルース・サーティース
音楽 タンジェリン・ドリーム
出演 トム・クルーズ/レベッカ・デモーネイ/カーティス・アームストロング/ブロンソン・ピンチョット/ラファエル・スバージ/ジョー・パントリアーノ/ジャネット・キャロル/ニコライ・プライアー/リチャード・メイサー/シーラ・ダニーズ/ブルース・A・ヤング
《解説》
大学入試も女も金も、あたって砕けろ!悩みの青春、いま卒業!
トム・クルーズを一躍トップ・スターの座に押し上げた初主演作、自分の将来や恋愛に悩む主人公を初々しく魅力的に演じている、監督・脚本はこの作品がデビュー作のポール・ブリックマン
大学入試をひかえた豊かな中産階級育ちの主人公が両親の留守中に引き起こすお金目当ての乱痴気パーティーの顛末と高級コールガールとの恋を描く青春映画、当時20歳のトム・クルーズの演技は見もの
《物語》
17歳のジョエルは若さゆえに勉強よりもセックスに興味を掻き立てられ見る夢も裸の女がシャワーを浴びていると思ったら試験会場に変わり大学入試に落ちる夢
高校で自由企業研究会に入り、大学でも経営学を目指すが成績は今一つ、それにガールフレンドのケスラーが裸で迫ってきても勇気を出せず何も出来なかった

そんな時に両親が休暇旅行に出ることになり、広い屋敷に1人のジョエルはロックをかけて酒を飲み、父のポルシェを乗り回すありさま


そこに既にハーバード大学が決まっている友人のマイルスが勝手にデリバリーの娼婦をセッティング、しかし現れたのはゲイの黒人男性のジャッキー
驚いたジョエルはなんとか75ドルで引き取ってもらったものの、ジャッキーはお勧めの娼婦ラナの番号をメモして帰って行った
その夜に悶々とするジョエルはラナに電話、現れた女性は夢のように美しく、素晴らしいその快感に酔いしれたジョエルはそのまま朝を迎えた

朝に彼女が請求した金額は300ドル、仕方なしに祖父母からプレゼントされた国債を現金化して家に戻ると母の大切なクリスタルの置物と共にラナは消えていた

ジョエルはジャッキーに連絡をとりラナに居場所を教えてもらい、高級ホテルで彼女と会った、しかし彼女はヒモのグイドとトラブルになりジョエルのポルシェに乗り込み逃げ出した
結局ジョエルの家で再び一夜を過ごしたラナ、学校に行ったジョエルだったが家に残したラナがまた何か盗むのではと気が気でない、授業が終わり急いで家に帰るとラナは友人の娼婦ビッキーを家に入れて商売をしていた

夜にドライブをした時にポルシェを河に沈めてしまい落ち込むジョエルにラナの提案で金持ちのお坊ちゃんたちを集めて乱交パーティを開こうと言いジョエルは了承し、ラナはオーナーをし娼婦を集め、マイルスに会計を頼み一儲けを試みる

《感想》
これは初めて観た時は高校生の性の卒業物語かと思ってましたが、最近になって観るとやっぱ面白かったです、とにかく「アウトサイダー」のトム・クルーズが若いです、当時話題となったブリーフとシャツだけのダンスも若さゆえにできるシーンですね

セックスのことが興味津々な高校生なんですけどセックスの夢ばかり見てなかなか実践できません、まあそんな年頃なんでしょうね
そこに現れたのがゲイのジャッキー(笑)、このシーンは当時の日本では明らかにギャグなんですが今ならギャグになるか微妙ですね
ではなくレベッカ・デモーネイ演じるラナです、登場シーンから神秘的で童貞少年が虜になるのがわかりますよ、娼婦による詳しい性技はないのですが立ってだとか、ソファーでだとか、階段でだとか家のあちこちで夢のようなセックスをします

このレベッカ・デモーネイが綺麗でエロいんです、その目線や仕草が男をそそるんです、それにこの金髪も綺麗でメロメロですよ

当時はトム・クルーズとレベッカ・デモーネイは実際に付き合っていたと思います、しかも結構長い期間ね

親がいないと高校生男子は遊びたい放題です、父親のポルシェを転がして結局はボチャンとしちゃいます、でもこのポルシェがアメリカらしくて928なんです、他の国なら911だと思うんですけどね

そして娼館は成功し大金を儲けてポルシェも修理できたのです、そしてラナと地下鉄ラブを実行するんです、これは運行中の地下鉄の車両の中でセックスをするんです、これはラナの好きなプレイのようです
でもヒモのグイドとのトラブルはまだまだ解決できないままなんですけどね(汗)、しかしプリンストン大学の面接官が娼館にやってきて楽しんで帰って推薦ももらえたりね

原題は「リスキー・ビジネス」なのでちょっと危ない仕事ですがそれは魅力的だったりしますね
桁外れに面白い映画、トム・クルーズ記念すべき主演第一作! それが『卒業白書』です。
トム・クルーズの今があるのは本作のおかげかもしれませんね
更に過激な裏:続237号室の『卒業白書』のレビューはこちらです。






