『殺人鬼を飼う女』
2019年 日本
《スタッフ&キャスト》
監督 中田秀夫
原作 大石圭
脚本 吉田香織
撮影 月永雄太
音楽 坂本秀一
出演 飛鳥凛/大島正華/松山愛里/中谷仁美/水橋研二/浜田信也/吉岡陸雄/根岸季衣
《解説》
快楽の人格四重奏
「甘い鞭」「呪怨」などの数々の話題作を世に送り出した大石圭の同名エロティックホラー小説を「リング」「スマホを落としただけなのに」の中田秀夫監督のメガホンで映画化
さまざまな人格を持つ主人公キョウコ役は、中田秀夫監督の「ホワイトリリー」でも主役を務めた飛鳥凛、別人格である直美を大島正華、ゆかりを松山愛里、ハルを中谷仁美と4人の女優が一人の女性を演じる
気品漂うエロスと大胆なサスペンスを巧妙に描いた作品、タブーなどにとらわれない先鋭的な作品を送り出す「ハイテンション・ムービー・プロジェクト」の第1弾作品
《物語》
1998年2月14日、幼いキョウコは義父による性的虐待に耐えかねて義父をマンションから突き落として殺してしまった、それによってキョウコに3人の別人格が生まれ、20年もの月日を共に過ごしてきた
キョウコは引っ越したマンションの隣人が小説家の田島冬樹と知って驚いた、彼の本はデビュー作を覗いて全て読んでいる、絶版となったデビュー作を田島に貸してもらえる事になった
ギャルソンとしてレストランで働くキョウコは店長の谷口に軽くセクハラ行為を受けているがバレンタインデーにワインをプレゼントされて帰ってきた
部屋に入るとキョウコの別人格の直美が待っていた、そこに田島が本を持って訪ねて来るが直美は本を受け取ると素っ気なくドアを閉めて本をゴミ箱へと捨てた、キョウコを愛する直美は嫉妬してその場でキョウコを抱いた
翌朝に田島がゴミを出すと昨夜にキョウコに貸した本が捨てられていた、その時にマンションから出てきたキョウコが田島ににこやかに挨拶をした事で激怒
その日は仕事に身が入らないキョウコだったが実母の友香理が金の無心にやって来た、キョウコは母親に金を渡しに行くがそこでユカリが突然入れ替わり、母親の若いヒモを誘惑して母親を翻弄
ある日、キョウコが目覚めると腕に口紅で殺すと描かれていた、他の3人の人格に聞いても誰も知らない、キョウコは何かを察し、今まで保たれていた均衡が崩れ始める
《感想》
この多重人格ってのがおいらはあまりピンとこなくて実際に本当にいるのか疑問なんです、罪を犯しても同じ人間でも人格が違うかったら別の罪となるのでしょうか?
本作ではキョウコに3人の人格が中にいるんです、キョウコを愛する直美や自由奔放で男癖の悪くて母親と同じ名前を名乗るゆかり、虐待を受けた小学生のままのハルという3人が一緒に生活しているんです
このキョウコを演じるのが日活ロマンポルノのリブートプロジェクトとして製作された中田秀夫監督の「ホワイトリリー」で主演に抜擢されて初ヌードを披露した飛鳥凛
キョウコが本体なのでなかなか大変でしたね、いろんな人格が出てきてそれぞれ性格も違うので雰囲気が変わっています、それを飛鳥凛は見事に表していましたね
キョウコを愛している直美を演じるのが大島正華、いきなりキョウコと直美が一緒にいるのでそういう描き方かと、直美はキョウコを愛しているので同性ではあるのですが嫉妬してキョウコを抱くんです
ゆかりを演じるのは松山愛里、彼女は奔放な性格で男を翻弄するんです、もちろんその行為も激しくて屋外でもしてしまうのですがその行為を店長の谷口に覗かれるんです
ハルを演じるのはこちらも日活ロマンポルノのリブートプロジェクトの「風に濡れた女」の中谷仁美、彼女はヌードはなく、まったく子供の設定なんです
なのでキョウコは朝に目を覚ますとエロい格好でいたりと別人格が出ている時は記憶がないような感じなんです、男が苦手なキョウコは田島に迫られるとハルが現れたりね
そして殺人事件にまで発展してしまってキョウコは自分の中に他の3人以外に何かバケモノが住んでいるのではないかと感じて疑ってしまうんです
監督は中田秀夫でJホラーの第一人者で次々と作品を発表する売れっ子監督です、原作の大石圭もホラー小説を得意としていて映像化も多い売れっ子作家です
一人の女を四人が演じる異色作!エロティシズム溢れるサスペンス・ホラー! それが『殺人鬼を飼う女』です。
以前に書いた時にはエロく書き過ぎたようなので今回は控え目にしてみました(汗)
更に過激な裏237号室の『殺人鬼を飼う女』はこちらです。
















