手術終わりました。
前夜は下剤とかいろいろあって慌ただしかったけど、それなりに考えることもあり。
でも悲観的というより冷静に現実を見てました。
大袈裟なようで、何が起こらないとも限らないのでその時に備えた一筆も。
いざ書いてみると、感謝するべき人たちに一言ありがとうっていうのと、なんかあったら後は簡単に済ませていいよくらい。
人生を思い返せば辛いことばかりだったけど、恨み節は何も書く気になりませんでした。
今までも二度、生死を分かつことがあったけど、一度目はほんとに運よく生き延びただけでした。
あの時も悲しみを通り越えて、ああ、これでやっと楽になれるんだ、父に会えるんだって安堵したくらい。
生への執着が少ない自分だから、生きるべき戦いとか乗り越えられるかな?と冷静に思ってました(苦笑)
自分のように、人生を思い返す立場や状況の人は世界に数えきれないほど居ると思います。
自分のように、ひとりでその瞬間を迎える人も。
自分はすべての人類は愛せなくて、誰かを傷つけることを楽しんでるような人たちを同じ人類とは思っていません。怪物の一種として見てきました。
そんな怪物以外の人たちは、どんな気持ちなのかなぁと思いを馳せてました。
ほんとに突然人生を奪われたり、理不尽なくらいの苦しみを与えられた人たちを思うと胸が熱くなりました。
それでも、その人たちも確かに生きていた。
自分も生きてる限りは生き切るだけでした。
窓の外は殺風景な都会だけど、そっと目に焼き付けておきました。
手術の時に流す有線放送を選べるのですよー。
アーティストのチャンネルは数えるほどしかなくて、あとはほとんどジャンル別のチャンネル。
知らない曲が流れるのもツマラナイから、というか個人的な好みでローリングストーンズ一択。
悪魔を憐れむ歌なんか大好きなんですが、邪教の儀式で改造されるっぽくていいなとニヤソ。
しかし流れてたのはマイナーなよく覚えてない曲だた。。
全身麻酔はほんと一瞬でした。
少しずつ効いてくるのかと思ったけど、一瞬でプツリと意識が消えてて、目覚めたら手術終わってた感じ。
ちなみに夢を見ていました。
よく生死の境でお花畑とか見たって話を聞きますが、自分は草原のような自然の中で誰かと遊んでいました。
その相手が誰かわからなくてもどかしくて、そんなところで起こされたから、術後の痛みよりまず思ったのが「いいとこなんだから起こすなよっ」でした(苦笑)
入院前の手術予定はまんまと先生に騙されたけど、そんな予定の変わった手術も無事成功。
痛みは想定の範囲内で、意識的にはそんなに酷くなかったです。
でも体の方は正直で、身動き取れませんでした。
体に色んなもの付けられてて、ある意味改造されたっぽい姿ではあった。。
さすがにそれらの色んな機械が取れるまでは二日くらい寝てるだけに。
昨日ようやくそれらが取られて、解放されました。
先生に「少し動いていってね」みたいに言われ、リハビリが始まりました。
自分の部屋で困ったことがひとつあって、痴呆の方がひとりいました。
自分も介護の仕事してきたからわかってはいたけど、朝から夜中までとにかく騒ぐ騒ぐ・・・。
その騒ぎ方も「おい!こら!誰か来いよ!」と叫び続けるので、申し訳ないけどイライラせずにはいられません。
介護する側の立場だと許せても、自分も介護される側の時に近くでアレはキツかった。。
というわけで、部屋でも常にイヤホンして音楽聴いてたんだけど、さすがに耳が痛くなるのです。
というわけで、部屋から逃れるためと、ひまだったから、一時間に一度ずつ病院を歩き回ることに。
上にも書いた通り、なかなか体が言うこと聞いてくれなくて、手すりに捕まりながら生まれたての小鹿のように。
振動も痛いけど、個人的に地獄だったのがくしゃみ殿。
自分は慢性鼻炎なんで、例えるなら年中花粉症のようなものです。
うちの家系はほぼ全員鼻炎で、昔親族が集まった時とかみんなでくしゃみ連発してる不思議絵図でした(笑)
くしゃみした瞬間は、ストマックに強烈なボディーを受けたような痛み。へくちっ→ぐふぅぅっ
ゆうべは寝る前に枕の上にあるライト消そうとしてやらかしました。
微妙に届かない位置にあって、無理して体伸ばしてたら傷口に鈍痛ががががっ。
ちなみに傷口が痛くなると、傷の裏にある背中の筋肉も痛くなります。
まさにそれがひどくて、ゆうべはあんまり寝れませんでした。
取り敢えず今朝は傷口を消毒してもらったけど、先生いわく自分の回復は早いらしいです。
普通、手術後は起き上がろうとしてもしばらく起き上がれないと。
よくあんなに歩いてるねと驚かれ。
いやいや、先生が歩こうねって言ったから頑張ってたのもあるですよっ。
まぁ結果的に治りがいいならよかったかな。。
なんか、痛みに慣れるのが早いほど、体の回復も早くなるって話です。
今日も今日とて痛くても歩き回ります。
小学校の通信簿には決まって「落ち着きがない」と書かれていた自分でした。
病院食おいしいです。
味が薄い分、素材の味を感じられます。
よく病院食はまずいって言う人がいるけど、ぜいたく病やー。
学校の給食も最近はケチつけるお子さま&親がいるみたいだけど、自分の世代でもひとりだけいました。そのひとり以外はもうみんな給食大好き、おかわりしまくりでした。
美味しい上に栄養のバランス考えてくれてることに感謝を。
手術前は冷静だったのに、術後の方が何か人生の空しさを感じてる今でした。
ひますぎて考えちゃうのね。
スマホはもともと苦手なんだけど、両手使うから点滴とかされてるとほんと使いづらいです。
ガラケーなら片手でぽちれるのに。
小橋さん、お父さんおめでとう!
必然的に熱いお子さんになるだろうなぁ(笑)
また話がズレて長くなりますが、入院してて小橋さんのことも考えました。
膝、肘、首と、レスラーの中でも重症を何度も乗り越えただけじゃなく、膵臓ガンまで乗り越えて復帰した小橋さん。
普通、そこから復帰はなかなか考えられないと思います。ほんと体のことでいっぱいいっぱいで。
周知のことだけど、あそこまでプロレスを愛していたのは、後にも先にも小橋さんが特別なんだろうな。
ほんと、たくさんの奇跡を見せてもらいました。
それだけにいっぱい幸せになって欲しいです。