生まれたことに意味があり、僕を求めるものがあるなら -9ページ目
ブログ書いてない間にひっそりと退院しておりました。

点滴も取れて、あとは傷の治りを待ちつつリハビリをしていくだけになって。
入院しててもよかったんですが、入院費が痛いのと集団生活は気が休まらないのもあり退院させてもらうことに。
アパートに戻って、そこが居場所とは感じないけど、ホッとしたところはありました。
なにより一服ができるからっ。

とゆわけで戻ってきたものの、まだ歩行や身動き取るのにも不自由で、独り暮らしで病気や怪我をするとほんと悲惨です。
何もしてないのもイヤだから、リハビリは頑張ってました。
地元はごちゃごちゃしてて歩いても楽しくないし、海の方まで原チャで行って散歩しまくってました。
震災で変わり果ててしまったものの、自分の心の故郷なんでちょくちょく来てはいたです。
でもこんな風に毎日歩くのはひさしぶり。
昔から見てきた野草たちが、今も変わりなく咲き誇ってました。

さて、リハビリを頑張ってたのにはひとつ理由があります。
入院前に好きになった白波多カミンさんのライブが仙台であるからっ。
なるべくライブまでには、長時間立っていられる体力くらいは取り戻したかったのです。
退院した後に床屋行ったんですが、床屋で座ってるだけで痛みとか疲れがあったのにはショックでした。。

ライブのチケットを主催者さんに予約申し込みをしました。
ただ、もし当日までに立ち見の体力戻ってないようだったら諦めるつもりでした。
予約しておいて後で断るのも申し訳ないから、その旨伝えたところ、主催者さんがわざわざ椅子を用意してくださると・・・ありがたや。
でも自分だけ椅子に座って場所を奪ったりしたら申し訳ないと思ったんですが、自分以外にも椅子に座る方がいるとのことで、お言葉に甘えさせてもらいました。

やった、ライブ行ける!!
もちろん体調次第で諦める可能性もあったし、いざ会場でどんな具合になるか不安はありました。


ライブはヨドバシ近くのフライングサンにて。
街中の方に出ないで済むのも天の助けでした。
東口側なら原チャで10分くらいなので。

小さなハコにほどよくお客さんが集まってました。
ああいう雰囲気、好きです。
大きいハコでステージが遠すぎたり、小さいハコでぎゅうぎゅうすぎるのは人疲れするから正直苦手。。

自分は端っこで椅子を用意してもらいました。
座ると前が見えないのは当たり前。
できる限り立って見ることにしました。
それでも、しんどくなったら椅子で休めるって安心感があるのは大きかったです。感謝感謝。

まずは仙台のバンド、kokyuさんの演奏から。
ちょっと驚きでした。
プログレ風のスイングというか、そういうのをやってるバンドが仙台にあったとは。
本格的でよかったです。

最後の二曲にはカミンさんも参加して。
タンバリン持ってシャカシャカヘイと踊ってるカミンさんにほっこり。


そしていよいよカミンさんのライブ!

初めてカミンさんの歌を聴いた時は衝撃でした。
いつの時代でも、カミンさんのようにストレートに心をさらけ出す人はなかなかいないです。
早川義夫さん、中島みゆきさん、戸川純さん、尾崎豊さん、タテタカコさん・・・少数ではあるけれど、みなさん共通して言えるのが、むき出しの心を歌っているから普遍的に愛されること。だって、人の心はいつの時代でも変わらないから。
流行に媚びたり、流行に憧れてしまったりしてるアーティストは、残念ながら一過性でしかありません。その時代には必要なのかもしれないけど・・・。

カミンさんはそんな普遍的なアーティストたちと同じものを持ちながらも、違う部分があります。
いい意味で生々しい歌詞でありながらも、歌声がすっと自然に入ってくるんです。
そこは天性の歌声というか、あとは自然体というか。
そういう歌い方、自分は大好きです。
逆に無理して厚化粧したような歌い方は苦手。。そのままのあなたでいいのにって思います。これは音楽だけじゃなく、他の分野、いや人間全体に。

ライブのカミンさんもまさにいい意味でそのままでした。
そして、笑顔で歌っているのが印象的でした。
カミンさんが歌うとみんな聞き入っていて、あの空気はすごくよかったなぁ。

カバーも二曲唄ってくれました。
なんと、タテタカコさんの曲っ。
自分の中ではカミンさんとタテタカコさんが、現代で心をさらけ出す二大アーティストです。
もう違和感なく合いまくってました。
嬉しいサプライズです。
ちなみにカミンさんは早川義夫さんとも共演してるし、タテタカコさんとの共演もあります。
ほんとの歌を唄う人たちは自然と必然的に繋がっていくんだろうな。

最後はアンコールも二回応えてくれて、もう最高の時間でした~。
ここ五年くらいで一番よかったライブです。
陰陽座、人間椅子、竹原ピストルさんも毎回いいけど、今までに感じたことのない新鮮な空気でした。
生きててよかったなぁって思いました。
ライブがよかった以前に、不運続きだったここ二年くらい、一番心が洗われました(笑)


ライブ後は主催者さんがわざわざカミンさんに自分を紹介してくれて、少しお話もできたり。
お二方ともありがとですっ。


さあ明日もカミンさんのライブですよ!
なんたる幸せ。
体調整えて明日に備えるです。


時間も世界も優しくはなくて、いつ何が起こるかわからない人の生。
当たり前だけど、ただ生きるのに精一杯なだけじゃなく、何かに精一杯頑張っていきたいです。


入院前も入院中も励まされたカミンさんの曲の一番好きなフレーズ。


「全部、一時のことさ」


それは辛いことも、幸せなことも。
辛い一時は囚われずに過ぎ去ればいいし、幸せな一時は大切に大切にしながら・・・