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皆様、こんにちわ!!
最近は夕方のご見学時は真っ暗なんてこともしばしば。
まさに釣瓶落としの季節となりました。
電灯準備してご案内しております。
さて、
今回は新築のマンションと戸建ての話。
この両者、どちらが良いかは基準がさまざまです。
なので、ここではコストで考えたいと思います。
一般的には、
同じ場所であればマンションの方が価格的に安い。
狭い土地に集合住宅として建てるから、土地の有効利用ができている為です。
ただし、土地が狭いので駐車場の台数は少なく、室内も狭くなります。
今回はコストということなので、まずランニングコストを考えます。
マンションでは、
・管理費--------5,000~10,000円
・修繕積立金----6,000~25,000円
・駐車場使用料--1台当たり5,000~8,000円
・固定資産税
が固定費として必要です。
一般家庭では駐車2台が多く、平均して毎月30,000円の負担が求められます。
ちなみに、新築時は管理費・修繕積立金ともに安いのですが、それは販売業者が売れるように安く設定しているだけです。
後々、必ず不足して高くなりますのでご注意ください。
戸建てでは、
・固定資産税
が必要です。
修繕積立金はありませんが、将来の外壁塗装費用を積立してもよいと思います。
固定資産税はマンションのほうが安いとお考えの方が多いですが、実際は鉄筋コンクリート造は課税上の基準単価が木造より高く、さらに償却年数も長く、木造より高額になる傾向があります。
マンションの方がランニングコストとしては高いとお考えください。
上記をベースに、一例を挙げてみましょう。
新築マンション 2300万円
新築建売戸建 2700万円
金利-変動0.975%(35年払)※ボーナス払い無し
諸費用 各130万円と仮定※登記費用・保険料・仲介料他含む
マンションの場合、
借入額 2430万円
月々支払額 68,312円+30,000円=98,312円
35年後の総支払額 41,291,040円
戸建ての場合、
借入額 2830万円 月々支払額 79,557円
35年間に300万円を修繕に当てると仮定して
35年後の総支払額 36,413,940円
35年後の総支払額は、
戸建てのほうが500万円前後お得となります。
ちなみに、賃貸で同程度を35年間住み続けると・・・
家賃75,000円×420ヶ月=31,500,000円
マンションは35年後の売却価格は想定500万円
戸建てと35年後の土地価格は想定900万円
売却まで含めて考えると、
マンションの場合、
総支払額-売却額=最終支出36,291,040円
戸建ての場合、
総支払額-売却額=最終支出27,413,940円
賃貸の場合、
総支払額=最終支出31,500,000円
コストパフォーマンス的に良いのは、
新築戸建て → 賃貸 → 分譲マンション
の順となります。
定年後、1000万円近くの現金があるかないかでは大きく異なります。
人生100年時代、あなたならどちらを選びますか?
目先の価格に惑わされず、より良い人生をお過ごしください。
※マンションは駅近など利便性で選ぶ場合もあります。本記事は、あくまでマンションと戸建てが混在するエリアでの想定となります。
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