長生きしたいと言いながら、体に良くないことをする人がいます。
直接自分の体に悪影響がなくても、たとえば環境破壊のような遠回しに自分に悪影響を及ぼすものもある。
多くの場合、こういう行為で自分の寿命を縮めている。
会社も同じで、特定の誰かの手柄になる行為が、会社の将来にとって不利益につながることがある。
特定の誰かというのは多くの場合、特定の役員を指す。
システム導入に絡んで、リベートをもらうなどという不正もそうだけど、不正でなくても、そういうことはある。
ある施策が、短期的には利益を生むが、長期的には損失を被るということがある。
社員であれば定年まで考えると長い期間会社にいることが多いが、役員は定年が近づいている人も多いので、物事を短期的に見る傾向があり、報酬も短期的な、実現したことに対して支払われることが多いので、短期的な行為を助長する。
将来の損失が大きい場合、会社の存続にすら影響を及ぼす。
問題は、長期的な視点を見る能力が欠けている経営者しかいない組織に起きる。
利益を出せば会社がより成長できる、と信じているけど、実は将来は利益が出せず、損失で資本を毀損する、ということが起きる。
これを指摘する人がいると、経営への不満分子として排除される。
こういう会社を見ると、長生きしようと頑張って、寿命を縮めているなと思う。