保険会社の経営者になるためには、最低限、保険数理の初歩の知識は必要です。
・保険料がどのように計算されているのか
・責任準備金がどのように計算されているのか
・責任準備金の意味は何か
・解約返戻金の意味は何か
・支払備金の意味は何か
などです。
保険は形のない商品なので、抽象的な概念として数学の知識が使われている。
それが保険数理という名称で呼ばれているもので、これがわからないと保険の本質がわからない。
保険の本質がわからないと、話が理解できない。
話が理解できない人が経営なんかできるわけがない。
もちろん、深い内容をこれから勉強するのは難しいから、それは求めないけど、最低限の知識は必要。
でも、転職を繰り返しているプロ経営者と呼ばれる人たちはこの辺を理解せずに保険会社の経営をしていたりする。
経営の知識はもちろん重要だけど、形のない商品が見えるようになっていないと、経営の知識が生かせない。
こういう人たちは、これがわかっていないで、形式的なことしかせず、場合によっては、社内を混乱させる。
大体こういう人たちは、陰で社員に馬鹿にされている。
そんな状態になりたくなければ、初歩的な保険数理の勉強は必要です。