保険は相互扶助で成り立っている、と教科書に載っていますが、これは正しいようで正しくない。
多くの契約が集まることで、大数の法則が成り立ち、保険金の支払いの期待値から各契約の保険料を求め、契約者から受領する、という仕組みになっていて、保険金を受け取れる人もいれば、受け取れない人もいる。
この仕組みから、契約者たちが互いに助け合っているように見える。
ただし、実際に契約するときに
「この会社の契約者のために入ろう」
という人はいないと思う。
CMを見ても、
「保険金をもらっていないのだから、保険料を安くして」
みたいなことを言っていたりする。
もし相互扶助の精神を持っていたら、こんなCMを作るはずがない。
ということで、
・仕組みの面では相互扶助になっている
・実態としては、契約者はそんな意識はないし、保険会社すらその意識はない
という結論になる。