会社の運営が適切になされているかの指標としてKPI (Key Performance Indicator)があります。
たとえば、会社の利益率や商品ごとの利益率を見るときに使う指標がある。
KPIの設定が誤っていたら、会社は正しい方向に進めない。
これは想像したらすぐにわかると思う。
例えば、保険会社は初期にコストをかけて契約を獲得して、それを保険期間を通して回収していく構造なので、保険が満了するまでのキャッシュフローを見るなど、長期間の情報で収益性を確認する。
これをもし、1年間の利益率で判断したら、初期コストが回収できないので、商品を販売できない。
KPIが正しければよいか?というとそうでもない。
そこに入れる情報が適切でなければ、正しいKPIが出てこない。
ここが意外と意識されていない気がする。
ある指標が計算されたが、それに入れたデータが適切でないことが判明して、指摘したときに、
「数字が出ているのだから、問題ない」
みたいなことを平気で言う人がいる。
数字さえ出ていれば、その精度なんか、どうでもよい、という考えなのでしょう。
その結果、正しくない結果をもとに判断して、誤った方向に会社が進むことになるかもしれないのに。