コスト削減はよいことのように思うけど、その目的って何だろう?
・価格競争力を高める
商品の価格に含まれるコスト分を減らすことで競争力を高める。
これは顧客にとってよい目的だし、比較的この視点で考えることは多いのかな、と思う。
・従業員の給料を上げる
コスト削減というと従業員の給料も対象となるけど、従業員の給料は維持したり上げたりするのは、従業員のモチベーションアップに寄与するはず。
高い給料が支払える会社は人も集まるでしょうし、いい仕事をするインセンティブにもなるから、いい商品、サービスにつながるはず。
・株主利益を高める
上記の2つも株主利益を高めることになるけど、ここでは直接的な意味で、株主配当を上げることを意味してます。
株式会社は株主のためにある、という考えをしている経営者もまだまだいるので、株主総会で配当を上げて喜んでもらうためにコスト削減というのもある。
上記2つの目的に照らして、株主に喜んでもらうのは、顧客や従業員にとってよいことなのだろうか?
株主配当は一時的だし、株主自体も必ずしも長期的に保有しているわけではないことを考えると、この施策は短期的で、将来の成長に貢献しているのかが疑問。
自分の会社の経営者がどういう視点でコスト削減を語っているのか、聞いてみると面白いかもしれない。
コスト削減するのは当たり前だ、みたいな回答をするのは最悪なので、最低でも目的を話してほしい。