新聞にも出ていましたが、マニュライフ生命に業務改善命令が発出されました。
保険を本来の目的以外で使うことを禁じていたのに、それを無視して節税目的に使ったというもの。
法令で認められている範囲だから問題ないのではないか?という意見をいう人がいますが、保険会社の実務負担を軽減するために簡便な取り扱いになっているのに、それを悪用しているのだから、質が悪い。
金融庁のサイトに行政処分の内容や経緯が書かれていますが、売れればいいと考えている経営陣の悪質性が読み取れます。
これに対してマニュライフ側もニュースリリースをして、再発防止に努めると書いてあるのだけど、そもそもわかっていてやっているのだから、再発防止も何もないでしょう。
怒られたので、やめます、と言っているようにしか見えない。
問題はもう一つあって、こういう会社に追随している会社があるわけで、これらの会社に対しても業務改善命令を発出してもよいのではないかと思う。
というのは、こういう会社があって、売り上げを伸ばしているのだから、うちも同じ商品を開発して同じ方法で売り上げを伸ばそう、という人がいるから。
問題がある点を指摘しても、
「なぜあの会社ができるのに、うちではできないのか?
お前は無能だ」
と言ってきたりする人がいる。
渋々こういう商品を作ったり認めたりする人がいるから、まねている保険会社があるのだけど、ルール違反の行為をまねると同じように処分されるとわかれば、それが牽制になるはず。
報告徴求命令は出されているようだけど、一気に行ってもよいと思う。
行政処分の内容を読むと、社員にアンケートして、
「名義変更募集については、回答者の約16%もの職員が「法令違反ではないので問題ではない」または「顧客ニーズに合致すれば問題ではない」との認識を未だに回答している」
とあったのですが、経営を貶めるために意図的に答えている社員もいるんだろうな。
本気で答えている人が大半だろうけど、意図的にダメな方を回答した人たちは、こんなに回答していたんだって驚いたかも。